pierさんの映画レビュー・感想・評価

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ビーストリー(2011年製作の映画)

3.3

現代版『美女と野獣』。
高校に普通に魔女がいるのと、魔女とわかってて挑発する違和感。
外見がそんなに醜い感じではない。
世話係の黒人女性と盲目の家庭教師が、相談相手であり良き理解者。

アップタウン・ガールズ(2003年製作の映画)

3.3

大人になりきれない女性と、大人びた少女。
生活も性格も正反対の2人だが、孤独という共通点から次第にお互いを必要としていく。
ダコタ・ファニングは可愛げがない役でも可愛らしい。

パーフェクト・ゲッタウェイ(2009年製作の映画)

3.3

ハネムーンでハワイにやって来た新婚夫婦が、殺人事件に巻き込まれる。
カップル3組6名以外はほぼ登場せず、お互いに探り合う展開。
わりと早い段階で察しがつくが、壮大な景観と役者たちで間をもたせている。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

将来有望だった女性が、ある事件をきっかけに次々と男たちを裁くようになる復讐劇。
牧師で殺人鬼のロバート・ミッチャムが、テレビにちらっと映る。
『狩人の夜』のように彼女の行動も狂気じみていくが、それでも
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ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

4.0

妻に愛想を尽かされた男が、彼女と出会った1974年に戻り擬似体験をする。
愛情を取り戻すためというよりは、今思えば輝いていた青春の想い出に浸りたいというところか。
ダニエル・オートゥイユの渋さと、お洒
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.6

マイノリティへの差別発言の罰として、ゲイの弱小水球チームを指導することに。
おふざけ多めだが、それが彼らなりの立ち向かい方なのかもしれない。
ゲイゲームズという大規模な大会を初めて知った。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.5

望まない妊娠をした17歳の高校生。
両親に知らせず中絶しようと、いとこと2人でニューヨークへ向かう。
確かな答えがあるわけではない。
淡々と描く一方で、力強く観る者に問題提起する作品。
原題でもある"
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紙の月(2014年製作の映画)

3.6

銀行に勤務する平凡な主婦が、少しずつ顧客の預金を横領し始める。
とはいえ、回想シーンからその片鱗は十分にあったが。
何もやらないよりは、悪事でもやった方がマシな人生とでも錯覚するのだろうか。
池松壮亮
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ターナー&フーチ/すてきな相棒(1989年製作の映画)

3.0

潔癖症の刑事とだらしないブサイク犬コンビが、麻薬密輸と殺人事件の解決に挑む。
犬の涎を靴紐と表現したのは面白い。
今や名優のトム・ハンクスも、若い頃はこんなふわっとした作品ばかり。

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.3

荒廃した近未来、聖書を手に西へ西へと向かう旅人デンゼル・ワシントン。
聖書を奪い、新たに世界を支配しようと目論むゲイリー・オールドマン。
宗教が絡むといまひとつ共感できないが、銃撃戦アクションとしては
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.8

田舎の娘が秘書に憧れ都会へ。
そこで、タイピストの早打ち選手権に出場する事に。
『マイ・フェア・レディ』のような二人三脚の訓練。
オードリー・ヘプバーンを意識した佇まいや衣装もお洒落。
アメリカ人はビ
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少年の君(2019年製作の映画)

4.2

受験戦争のプレッシャーに、自殺にまで追い込んだいじめ問題。
学校に限らず、集団になればいじめる者といじめられる者の構図ができてしまう。
孤独な2人による、感情を押し殺した演技に引き込まれる。

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.3

唐人街探偵シリーズ第3弾。
中国、日本、タイの探偵たちが密室事件の真犯人を捜す。
こういうテイストなのだろうが、終始ふざけた感じと現実離れしたノリ。
染谷将太の出番が一瞬で、雑な扱いだった。

ネバーランド PART2 ピーター・パンとフックの海賊船(2011年製作の映画)

2.8

時が止まるネバーランドという地と、水晶玉を巡ってインディアンや海賊が出てくる。
ピーターパンに馴染みがなく、世界観にあまり入り込めず。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.5

2人の灯台守が衝突しながら狂気に満ちてゆく。
思わせぶりな演出がA24らしい。
ほぼ正方形に近い画面サイズと、不気味さを際立たせるモノクロ。
役者の鬼気迫る演技は凄かった。

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

4.0

死なないクローンの青年と、余命わずかの元エージェントの交流を描いたSFアクション。
人類は永遠の命に執着する。
しかし、それは生きたいという願望ではなく、死の恐怖から逃避したいだけなのかもしれない。
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ズーランダー(2001年製作の映画)

2.5

男性トップモデルを洗脳し、要人暗殺に使う組織。
ベン・スティラーに白羽の矢が立つが…。
暑い日は頭を空っぽにして映画を観たい。
決して、頭が空っぽな主人公の映画を観たいわけではない。

レポゼッション・メン(2010年製作の映画)

3.3

人工臓器が普及した近未来。
ローンを滞納した人々の臓器を回収するジュード・ロウ。
相棒フォレスト・ウィテカーの、執拗な追跡に隠された計画が恐ろしい。
グロくて直視できないシーンもあり。

バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.4

実際に1970年代に起こった強盗事件を基に作られた作品。
王室のスキャンダルとなる写真を巡るクライムサスペンス。
他人に見られたくない物を、貸金庫に隠すべきではない。

バケモン(2021年製作の映画)

3.4

生前に公開となった笑福亭鶴瓶のドキュメンタリー。
『らくだ』は本当に一流の噺家にしかできない演目だと改めて思う。
三代目と四代目の桂文吾を間違えてお参りしていたのが何ともおかしい。
映画としての出来は
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相続人(1973年製作の映画)

4.0

『ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2』より。
飛行機事故で死亡した父の遺産を相続したベルモンド。
色んな陰謀に巻き込まれながら、事故の謎を追う。
アクション控えめでも佇まいが既にカッコいい。
そして、
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

やっと劇場公開してくれた本作。
身寄りのない少女らを強制的に暗殺者にしている、巨大な悪の組織に立ち向かう。
偽の家族でも思い出は本物。
フローレンス・ピューのちょっと小生意気な感じの妹も良かった。

Arc アーク(2021年製作の映画)

3.5

肉体の永久保存から、不老不死の実現まで。
死に抵抗する人類永遠のテーマ。
始まりと終わりの"点"を持たなくなった肉体が得られるのは虚無感だけ。
外見は仕方ないにしても、語り口調などで先人の雰囲気を出し
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

前作から3年、クロエ・グレース・モレッツが美少女から大人に。
アス・キッカーか何か知らないが、彼があんな事しなければ…と消化不良。
因みに仲間となる元マフィア役は、ジム・キャリーである必要はなかったよ
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

ヒーローに憧れるダサい高校生が、真のヒーローに目覚めるまで。
ニコラス・ケイジとクロエ・グレース・モレッツの、ヤバい親子による鮮やかなアクションシーンもあり。
痛々しいけど爽快。

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.1

『サウンド・オブ・ミュージック』も本作も、ジュリー・アンドリュースにしかできない役。
そして、陽気なバートも魅力的。
絵に描いた世界でのアニメパートが少し長めなのが気になったが、『チム・チム・チェリー
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.7

名優によるほぼ二人芝居。
徐々に記憶や能力を失っていく作家のスタンリー・トゥッチと、彼を支える決意をしたピアニストのコリン・ファース。
両者の想いが静かにぶつかり合う夕食のシーンが印象的。
自分が自分
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狼たちの報酬(2007年製作の映画)

3.2

ギャングとその手下、実直な銀行員、人気歌手、そして医師。
何となく結び付いている4つの物語から成るオムニバス。
繋がっている分、終わった感じがしない。

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.8

ロバート・A・ハインライン原作、SFの金字塔の映画化。
恋愛要素が強くなるのではと心配だったが、比較的バランス良く描かれていたと思う。
何もかも見透かしているようなピートの表情が良い。

ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.9

雪辱の銀メダルから4年、自国開催となった長野オリンピックで金メダルを獲得するまでの実話。
メダリストから一転、テストジャンパーとなった西方仁也の葛藤と苦悩が描かれる。
息子からの手作り金メダルに一番感
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

ゴジラとコングの戦い。
といっても、やっぱりゴジラがメインかな。
強欲な人間があっけなくやられていく展開。
小栗旬が渡辺謙の息子という設定に、必要性を全く感じなかった。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.6

灯台守を父に、海底国の女王を母に持つアクアマン。
人々の平和を願い、陸と海の架け橋となって戦う。
海底の映像美が一番の見どころ。
ヒーロー映画の1作目はだいたい同じような内容。

洋菓子店コアンドル(2010年製作の映画)

3.3

鹿児島から上京してきた方言丸出しの蒼井優が、男に捨てられ洋菓子店で修行する。
江口洋介は前半あまり出番がない。
個々のエピソードが中途半端で終わってて、少しもったいなかった。

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

3.4

意図せず革命に巻き込まれ、英雄扱いされる山賊のロッド・スタイガー。
ダイナマイト爆破魔のジェームズ・コバーン。
長過ぎて敬遠していたのをやっと観た。
意味不明な音楽も、最後にはもう他に考えられないと思
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.7

前作のような人間とのガチバトルはない。
今回はマクレガーから小言を言われる毎日にウンザリし、悪党のバーナバスに荷担してしまう。
連れて行かれた動物たちを救出して回るところが面白い。
スタイリッシュなノ
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.2

片脚を失った元兵士が、強盗団のボスを護送する役を買って出る。
冷酷な中に人間味が垣間見えるラッセル・クロウが良過ぎる。
絵心のある悪人像も魅力的。
夫として、父親として、生き様を見せつけたクリスチャン
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