pierさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

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ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.3

父親の意志を継いで経営難のバラ農園を営むカトリーヌ・フロ。
そこに社会復帰を目指す、まるっきり素人の男女3人が労働者としてやって来る。
ちょっと都合の良過ぎる展開。
まあ映画だから仕方ないか。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.2

家族に愛想を尽かされた平凡な男が、偶然チンピラに出会った事で覚醒する。
単純に面白い。
ロシアンマフィアのおじさん、踊る時も殺られる時ももはやコメディ。
あのタイミングで流れる、ルイ・アームストロング
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.8

親友の命を奪った裏切り者から、金塊を奪取する。
色鮮やかなミニクーパーが、カッコ良くて可愛い。
1969年版よりこちらのリメイク版の方が好み。

パリより愛をこめて(2010年製作の映画)

3.5

ジョン・トラボルタ演じる型破りな大使館員。
ド派手な銃撃戦と爆破が大半の見所。
新米エージェントの婚約者がテロ組織の一員だった、とまあ内容はよくある話。

ガリバー旅行記(2010年製作の映画)

3.0

口先だけの小心者の男が、小人の島で活躍するうちに崇められるようになる。
時間が短いため強引な展開も。
でも、これぐらいの方が観やすくてちょうど良い。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

資源採掘のため、3年契約で月に行った男。
ほぼサム・ロックウェルの一人芝居。
人工知能やクローンとの人間らしいやり取りが良い。
記憶まで移植されたら怖い。

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010年製作の映画)

3.2

ゼウスの稲妻が何者かに盗まれた。
濡れ衣を晴らすため、パーシーの大冒険が始まる。
見る者を石に変えるメドゥーサは、首だけになっても役に立つ。
ギリシャ神話に馴染みがない者からすると、あまり入り込めない
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GAMER ゲーマー(2009年製作の映画)

2.8

死刑囚である生身の人間を、人間が遠隔操作して自由に操る世界。
無実の罪で戦闘を強要されたジェラルド・バトラー。
安定の役柄と、安定の強靭さ。
それ以上のものは何もない。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

ファッションデザイナーを夢見てロンドンにやって来た少女がヴィランになるまで。
クルエラの奇抜なファッションが斬新。
虫が大量発生する衣装も仕返しとしてスカッとする。
エマ・トンプソンは、権力と自信の塊
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

新時代の幕開けに伴い、平穏な日々を送る緋村剣心。
しかし、再び仲間の身に危険が及ぶ。
十字傷の秘密を知る男との戦いを描くファイナル。
勿論アクションの見所もたくさんあるが、それ以上に過去に苦悩する剣心
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サロゲート(2009年製作の映画)

3.3

身代わりロボットで生活する近未来。
サロゲートだけでなく生身の人間までを殺傷する事件が発生し、ブルース・ウィリスがその真相を探る。
悲しみや痛みを伴っても、人間対人間で接したい。

カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

3.7

B級映画プロデューサー、出資者のギャング、老人ホームで暮らす俳優。
多少良からぬ事を考えていても、全員映画を愛しているのは確か。
やっぱり西部劇は良い。
お爺ちゃん3人が体を張って頑張る映画。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.4

考えは言葉となり、言葉は行動となる。
行動は習慣となり、習慣は人格となる。
そして、人格は運命となる。
"鉄の女"が言うと説得力がある。
あくまでも伝記だから、ストーリー性はそこまでない。

LAST7 ラストセブン(2010年製作の映画)

2.8

評価がめちゃくちゃ低いため、かなり期待値を下げて鑑賞。
目覚めたら世界には男女7人のみ。
断片的な記憶をもとに、徐々に彼らの関係性が明らかになる。
あの死後のループは延々続くのだろうか。

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.8

豪華過ぎるキャストによる、言わずと知れた密室ミステリー 。
こんなに哀しい殺人はない。
アンソニー・パーキンスはマザコンイメージが強い。
イングリッド・バーグマンは女優らしい演技。
リチャード・ウィド
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ブローン・アパート(2008年製作の映画)

3.0

自爆テロで夫と息子を失い悲しみに暮れるミシェル・ウィリアムズ。
犯人を追う記者で恋人のユアン・マクレガー。
サスペンスなのかドラマなのか、立ち位置が微妙でまとまりがない。

HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.9

老年期の北斎を演じる、田中泯の存在感とアーティスト性が余韻に残る。
人の真似から独創性を見出だすまでの苦悩も。
あの北斎ブルーの液を、頭からかぶるシーンが印象的。
上手いからや似ているからではなく、唯
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

トーキング・ヘッズの元メンバー、デヴィッド・バーンによる圧巻のステージ。
人間は老いるにつれ愚かになるのかという問いかけから始まる。
無駄を省いた舞台を見ていると、やはり人間観察が一番面白いと実感でき
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アパッチ砦(1948年製作の映画)

3.8

現地に疎い新任の指揮官が就任。
手柄を立てようと躍起になりアパッチを襲撃するが、逆に隊を全滅させる結果に。
先住民に詳しいジョン・ウェインの意見も聞かずやりたい放題。
ヘンリー・フォンダ一人が憎まれ役
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べルベット・アサシン(2009年製作の映画)

2.7

娼婦から殺し屋にさせられた女と、夫の暴力に悩む隣人の女。
オルガ・キュリレンコが国と家族を捨てた背景が不透明。
これではビデオスルーになっても仕方ない。
美人コンビが協力して戦うというアクションで見映
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.4

大渋滞の高速道路。
遅刻しそうな女は青信号でも動かない車にクラクションを鳴らした事で、悪夢のあおり運転が始まる。
超巨体化したラッセル・クロウが暴れまくる映画。
狙われた方もなかなか面倒な女で同情の余
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ロシアン・ルーレット(2010年製作の映画)

3.3

仕事の内容も知らず、他人になりすまして大金を稼ごうとするが…。
審判のマイケル・シャノンが一番楽しそうでヤバい奴。
ロシアン・ルーレットもハラハラするが、大金を手にした後の方が恐ろしい。

処刑教室(2008年製作の映画)

2.9

タイトルと中身のギャップ。
答案用紙を盗んだ犯人を探す、新聞部の幽霊部員の話。
生徒会の下品で馬鹿っぽい感じがよく出ている。
当人にとっては大事件なのだろうが端から見ると取るに足りない、というのが大体
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ファイヤーウォール(2006年製作の映画)

3.2

家族を人質に取られ、自身が構築した銀行のシステムを破って金を奪うはめに。
ハリソン・フォードを監視しているわりには、犯人側の抜け穴が多い。
内容は特に印象に残らなそう。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.6

幕末から明治へ、武士の世が終わりを告げた時代。
時代劇は好きだし、歴史上の人物も当然出てくるから楽しめた。
自分の方に刃が向いている逆刃刀は、考えたら恐ろしい武器。
素早い殺陣のアクションもなかなか。

ザ・ワン(2001年製作の映画)

2.6

ジェット・リーたちの戦い。
パラレルワールドの色んな次元で自分自身を殺害、エネルギーを得る事で全能になろうとする話。
彼のファンなら問題ないが、そうでなければ彼だらけの画面を見続けるのは疲れるかも。
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.1

"今日"という日を延々繰り返す無限ループに、理由も分からずハマった男女。
目覚めると同じバカンスの1日が始まる。
果たして抜け出す方法はあるのか。
脱出する理論を勉強するも良し、無意味な今日をただただ
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水を抱く女(2020年製作の映画)

3.4

『未来を乗り換えた男』と同じメンバーのよるファンタジー。
水を司る精霊ウンディーネ。
恋人が自分を裏切ると、相手を殺し水に還らなければならないという。
あまり馴染みがないため、レビューを書くのが難しい
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.5

東京オリンピックに合わせた題材になっているが、丸一年公開延期となった本作。
式典に合わせて電導リニアが開通するが、関係者が拉致されてしまう。
赤井ファミリーが大活躍する回。
リニア脱線の破壊力も凄いが
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

日に日に記憶が曖昧になっていくアンソニー・ホプキンス。
身の回りの人間が、財産目当てなのではないかと疑心暗鬼に陥る。
葉がすべて失われてゆくという表現が印象的。
悲惨なあまり涙するというよりは、無常観
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レスキュー(2020年製作の映画)

3.6

10分に1回クライマックスはさすがに言い過ぎにしても、大迫力は間違いなし。
海上火災や地震、飛行機墜落など、様々な場面での救出シーンは見応えあり。
もじゃもじゃ頭の息子と、その友達の女の子のやり取りも
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.4

古参兵の祖父と、秘密の戦士の孫による部屋争奪戦。
他人を巻き込まない協定に反して、なかなか周囲に被害が及んでいる。
オファーを断る選択肢はないのかという程、ロバート・デ・ニーロは何にでも出る。
ジェー
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エネミー・ライン(2001年製作の映画)

3.5

ボスニア停戦協定の背後で、秘密裏に武装し虐殺を行っていた人民軍。
撃墜された偵察飛行の兵士の生き残りを懸けた脱出劇。
司令官のジーン・ハックマンに、黙って上に従うだけの人間ではない男気を感じた。

王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.2

自動車メーカーを解雇され、未経験のIT業界へ。
サウジアラビアの異文化交流なのか。
ITの仕事に振り回される男の話なのか。
主題がイマイチはっきりしないのが残念。
悪くはないが特筆すべき事もなく、スコ
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瀬戸内少年野球団 青春篇 最後の楽園(1987年製作の映画)

2.9

前作から10年後、偶然再会した男女。
ケ・セラ・セラの歌にのせて2人の楽園は終わる。
田原俊彦に鷲尾いさ子。
棒読みの彼らを見続けるのは、なかなかしんどいものがある。
佐藤浩市の出番が少なくて残念。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.6

カードゲームで一攫千金を狙うものの多額の借金を背負い、ヤバい隣人のアパートを襲撃する事に。
そこにギャングの抗争も絡んできて、いつも通り伏線は回収される。
全員間抜けな一面を持っていたり、既にやらかし
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