KOKIさんの映画レビュー・感想・評価

KOKI

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.5

原作未読。とにかく情報量が多かった。『第九地区』と『メッセージ』に似た円盤の演出、SFを見ている感じがしてワクワクした。社会問題を扱い、正義の根幹に迫る展開が好きだった。既得権益者 (一部そうではない>>続きを読む

名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

3.0

『ラスト•サムライ』を彷彿とさせるバトル、アクションが最高にかっこよかった。
音楽の挿入タイミングも好きだった。なんだかんだコナンの映画を観るのは久しぶりだなぁ。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

気がついたら涙が出ていた。感動とかではなく、恐怖の気持ちから出る涙だ。
トリニティ作戦における点火シーンは、間違いなく広島と長崎への原爆投下のカウントダウンに繋がっていた。戦争によって科学技術が飛躍的
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

家族愛、アメリカらしい。始終、展開が気になる構成で見やすかった。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

やはりすごい名作だ。脚本の緻密さ、映画はロケーションではなく物語の筋が重要であるということを再確認させてくれる。ワンシチュエーション作品の金字塔だろう。後世のサスペンスものに、影響を与えているのは間違>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

感情という可視化することのできない概念を映像化するのに特化した作品だと思った。奇抜なカメラワークと音楽は、見事に人物の内的心情を表現していた。どこかノスタルジーさえ感じる情緒ある演出。日本映画らしさを>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

人生の中で、間違いなく大切な作品になった。社会を”殺伐とした空間”ではなく、”自分のサンクチュアリー”として再構築している主人公の生き方が、とにかく素敵だった。自分の習慣を繰り返し、自然をこよなく愛す>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

1.5

コメディ要素が理解できなかった。最後の終わり方も微妙。個人的にブラピの殺され方があっけなくて驚いた。人間関係の複雑化を狙いすぎて、回収されていない伏線が多かったで。演出があまいというか、構成がゆるゆる>>続きを読む

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.5

今のアメリカ社会、いや世界を表しているようでした。分断という名の、世界。

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

殺しをすることの概念が軽薄になっていた気がする。プレデターのように殺しを楽しんでいる姿が、今までのシリーズの意味合いをずらしていた。R15指定なので、殺し方もかなりえぐかった。

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

5.0

白黒の世界は1954年版のゴジラを彷彿とさせ、時代背景にマッチしていると思いました。

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

淡い色表現が好きでした。登場人物の内面生を表しているような気がしました。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

両親の大切さに気付かされた。韓国版『万引き家族』だと思った。

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

素敵なストーリーで、心が温かくなりました。心で観る作品でした。

正欲(2023年製作の映画)

5.0

性的嗜好を認め合える人に出会うって奇跡に近いと改めて思った。それは第三者が絶対的に理解できる領域ではない。情報を絶対理解ではなく共有することこそこの複雑な現代社会を生きる術なのだろう…
映画は共感でき
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

山崎監督は、昭和と戦争をテーマにする作品が本当に得意なんだなと改めて確信する映画だった。マイナスゴジラは今まで見たことないほど、残虐で凶暴。人を容赦なく踏み潰し、噛み殺す。これが観たかったんだというゴ>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

受け入れることって勇気がいるんだね。生きることもとても勇気がいること。明日から頑張って生きようと思える作品だった。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.0

アクション映画の頂点のような作品。日米中のスターが一つのフランチャイズに出演しているのは奇跡かもしれない。物語はほぼないに等しい。最後は現代版西部劇で、笑ってしまう。劇中のスタントマンの皆様のスキルが>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.0

社会でよしとされている固定観念を打ち砕くような台詞が、随所であり好きでした。ミステリーものでありながら、ちゃんと社会の間違った価値観や体制を真っ向から訴えている素晴らしい作品。

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