漫画原作のアダプテーションとして、ひとつの理想形。似せられるところは極限まで近づけつつ、オリキャラもどんどん放り込む大胆さ。あってないようなプロットになりがちなところを、要所のディティールを丹念に描く>>続きを読む
It's "Pretty Woman", but she's Richard Gere and you're Julia Roberts.
セス・ローゲンが「セス・ローゲン笑い」せず、代わりに子役>>続きを読む
No one's ever really gone.
死者が喋った!…って、笑わせようとしてたのかな。ポカンとしてしまったが。
これほど巨大でカルトな歴史あるシリーズがボロボロになって沈んでいく様>>続きを読む
Great party, isn't it?
キューブリックの映画版とS・キングの原作を統合し、融和した続編。恐らくキューブリックは受け入れないだろうけど、監督・脚本のマイク・フラナガンの手腕は見>>続きを読む
REDRUM!
アイコニックな場面、キャラクターと場外乱闘の方が有名になってしまっている感のあるモダン・ホラーの金字塔。
改めて見直すと、画作りの切れ味とかビジュアルイメージの強固さに圧倒される。>>続きを読む
You're the bridge!
前作から5年(アメリカ公開からは6年)経過していることが一番の驚きだ…。アンデルセンの『雪の女王』を下敷きにしていたから当然なのだけど、前作では触れられていな>>続きを読む
It's time to nut up or shut up.
前作が公開から10年目、劇中でも10年の時間が経過した…割に、上手くやっていたように思えるタラハシ(ウディ・ハレルソン)、コロンバス(>>続きを読む
By the car?
アイディアが物語と上手く噛み合ってなかった印象。キャラクターとかディティールは面白そうなんだけど、ホラーとして怖く演出する気もあんまりなさそうだから、結果としてアート界を漂っ>>続きを読む
「なんか聴こえる」
ここまで音楽を中心に据えた映画も珍しい。劇伴がオーケストラだったり、バンドが出てきたり、ジャンルがミュージカルだったり…というようなことはよくあるかもしれないが、ピアニストの所作>>続きを読む
Apex predator all day.
『ピラニア3D』の監督がサム・ライミ制作でワニスプラッタ映画を撮る…最高に決まってる。外しようがない組み合わせ。そして、やはり最高。
洪水が来た、ワニ>>続きを読む
I don't see the point of evil.
元が短編だからなのか、結構さくさく進むし、主人公が何のボーダーに立っているのかもかなりはっきり示される。幾原邦彦の『輪るピングドラム』よ>>続きを読む
It's have to be a straight line.
ジェシー・アイゼンバーグの映画として見始めたけど、本作のアレクサンダー・スカルスガルドが思わぬ収穫。彼の演じるアントンは禿げてて背が>>続きを読む
I love you, Lobster Johnson!
何が悪いわけでもないのに、ヘルボーイはとことん流行らないなぁ。ギレルモ・デル・トロ版の2作にしたって大ヒットしたわけじゃないし、原作にかなり>>続きを読む
I hope my death makes more cents than my life.
※ネタバレしてます。
絵に描いたようなジョーカー誕生譚が絵に描いたようなウケ方をしている。非常によく出>>続きを読む
Si vis pacem, para bellum.
ジョン・ウィック、死ぬほど贔屓されてんなーって感じの2作目だったけど、あ、やっぱあれダメだったんだってところがまず面白い。円卓冷静。結果、ついに>>続きを読む
I've been ionized, but I'm okay now.
作り手たちでさえ、自分たちが何を作っているのかわからないままに突き進んでいる感が画面から溢れ出している。にも関わらず、あたか>>続きを読む
Why go on? Why keep trying?
今年の宇宙映画暗くない?本作にしろ、『ファーストマン』にしろ。まぁ、今の時代、宇宙は最後のフロンティアってよりかは彼方の暗闇なのだろう。
死>>続きを読む
You're Rick fucking Dalton. Don't you forget it.
※ネタバレしてます
甘ったるいとさえ言ってしまっていいほどに甘い、ハリウッド御伽噺。落ちぶれかかっ>>続きを読む
It's pronounced Tolkeen, sir. Not Tol-Kine.
J・R・R・トールキンの伝記映画。『ホビットの冒険』や『指輪物語』を執筆した過程ではなく、その土台となった青年>>続きを読む
Look at me. I'm Black Superman!
伝統芸能を見ているような感覚。全てが予定調和でありつつ、ある部分(今回の場合は特にサモア、ポリネシア文化のブッコミとか)については新機>>続きを読む
Give me a few hours.
アレックス・ウィンターの悪ふざけ。ランディ・クエイドの所謂「怪演」を怪演したような感じが面白い。映画ってこのくらいでいい気がする。
Nobody's gonna put me in a balloon again!
ゆるふわクラウン・カルト・ムービー。人間を綿菓子に変えて美味しくいただく宇宙人襲来!久しぶりに観た。影絵で人食べた>>続きを読む
Coffee machine is online.
まじめにふまじめ、悪ふざけの極み。前作は月面ナチ、今回はレプティリアン(トカゲ人間)ナチ。次回は火星ソビエト連邦。やりたい放題だ。
午後ロー常連>>続きを読む
I'm trash.
子供という、この世で最も残酷で気まぐれな生き物に愛されることを願ってやまない、(あの世界の)おもちゃ達の宿命の無慈悲さをひたすら明らかにしていく脚本。グランギニョールとしてのト>>続きを読む
Tree, what is going on?
『リック&モーティ』的な世界の拡張。乗り越えた筈のツリーを襲う、過去の断片。主人公がスラッシャーに追われつつ、過去を乗り越えていくという軸は保持しつ>>続きを読む
Because you've killed me before.
スラッシャー&ホラーコメディ版『恋はデジャブ』。ある出来事がきっかけで傷ついた心を引きずって生きていた主人公が、トンデモナイ出来事に>>続きを読む
I love Led Zeppelin!
※ネタバレしてます。
またしても、そして揺るぎなくジョン・ワッツの映画であるMCUスパイダーマン単独2作目。
1作目の敵役:ヴァルチャー(マイケル・キー>>続きを読む
Who are we?
ファーストクラスという傑作、フューチャー&パスとという秀作、ローガンという美しいディストピアまで現出させてみせた20世紀フォックス版X-MENも、これにて終幕。あとはネズミの>>続きを読む
ジャングルの密度、レイヤーの多層さに何よりも感動した。レンダリングでPC死にそう。物語はまぁ、意外性という名の既定路線ではある。
「世界のミフネ」ができるまで。
三船敏郎のワールドワイドなキャリア=黒澤明との関係性を中心に描写し、晩年の醜聞は控え目、コンパクトな仕上がり。映画的なキャリアの裏側は、70分ほどの町山智浩・春日太一>>続きを読む
I read it in a crime novel.
フザけた日本版ポスターとは裏腹に、疲れた顔の主人公が疑わしきを殺して回る、静かな雰囲気のホワイトノワール。トム・ベイトマンのサイコパス演技が>>続きを読む
Justin Bieber is a zombie!
ゾンビ、学園、ミュージカル、恋愛、親子関係…等々の盛りすぎな要素を入れ込んで、果たして1本の映画としてまとまるのか?と心配したら、まとまりません>>続きを読む
Exactly. "Like what?"
何もかもに飽きていた。この”物語”の主人公:スペンサー・ラインハード(バリー・コーガン)は、大学で藝術を専攻していても、表現したい衝動とは無縁で、自分の中>>続きを読む
トリガーのセルフパロディ映画。中島かずき的にも…。
脚本も製作も紆余曲折あったようだけど、結果的にはグレンラガンとキルラキルとルル子を足し合わせたような塩梅に。ある意味ファンムービー的。ガロがカミナ>>続きを読む
How's it feel to have blood of eternity inside you?
意外な良作、掘り出し物感。ジャンルが変転していくジャンル映画ということで、『ゲット・アウト』を>>続きを読む
Pika pika?
監督のロブ・レターマンは『グースバンプス モンスターと秘密の書』以来のファン(遅い)なので今回も信用していたけど、やはり彼らしい、いい仕事をしていて感動。というか、こんな無茶>>続きを読む