原作は結局読まずに鑑賞。
何か重苦しく、どうにも希望が見えない世界が好みでないのだが、湿地の穏やかな自然や、後半から差し込まれる自然物のスケッチに癒される。
最後の展開も、ちゃんとスケッチで表してたの>>続きを読む
ロバート・A・ハインラインの「輪廻の蛇」という短編をもとにした作品、ということで、中高生時代にこの手のSFよく読んでたなあと、懐かしくなった。
確かに話の筋がわかるとか、展開が物足りないなど、一級のハ>>続きを読む
最後の展開で、それまでのピースがピタピタっとはまっていくのが気持ちいい。
前作よりスピード感があり、あまりにも素早くネットを駆使するので、逆にのめり込めなかったぐらい。
老いることに対してリアルな年齢になり、PLAN75もアリかな、と思ってしまった。生きづらい世界で生き続けるのか、自らの人生の幕引きを自分で決めるのか、どちらにせよ理想のカタチとは言い難い。何が正解なの>>続きを読む
実話に基づく作品ということで、不要な演出も少なく淡々とした展開。いまいち作品に入り込めなかったんだが、登場人物が多くて、フォーカスが散漫になってる感があるせいなのか、各個人の心情をあまり深く描き過ぎな>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの映画って、世界観とか好きだしカラフルな映像が魅力と思っているんだけど、このぐらいの尺が良いのかもと思えた作品だった。映像、演出はいつものように面白くて独特な世界観を醸し出している>>続きを読む
やっぱり面白い。アクションシーンばかりで、長くてちょっと間伸びした感じを受けるところも無きにしも非ずだが。
やっぱりイヌはキーになってたし、仲間の絆感じるし、これだよ、って感じで満足。
エンドロール後>>続きを読む
アルコールを入れて、色々と良くなったり、摂り過ぎて色々とおかしくなったり、まあ気を付けろ、ってことなんだけど、人生の様々な問題に(酒の力で)正視することになる姿は、人に気付きを与えてると思った。
ラス>>続きを読む
これまでの3作品のネタが、いい塩梅に散りばめられており巷の評判よりは楽しめたと思う。
細かいことを考え出すと、整合性や場面が意味するものなど、初見では特に悩む部分も多いが、これまでの作品の雰囲気を楽し>>続きを読む
最後のネタバレを知ってからの鑑賞だったが、十分楽しめた。
多分、初見では何にも思わないような部分でも、結構伏線のような演技が見られじわじわと本性が見えてくる感じが楽しめた。
二度三度と楽しめる作品かと>>続きを読む
エンタメとして期待して観たけど、正直にいうとなんだかなあって感じ。
アクションや色々な人や事柄が絡み合って伏線回収する感じは良いんだけど、日本の描き方や新幹線の様子などが、ハリウッド的解釈でステレオタ>>続きを読む
ノマド生活の表裏を、日常のさまざまな出来事で描き出したロードムービー。
側からは理解できない苦労もあり、ノマドであることの良さもあり、現代の一般には目立たないが確実に存在する問題を描き出している。重く>>続きを読む
田舎に嫁ぎ、農場を管理している女性のドキュメンタリー。積極的に外へ出るなど、いわゆる田舎の女性というのでは無いのが、この映像を作らせた時代というものか。
この女性のファッションが農場に不釣り合いな程お>>続きを読む
淡々としたドキュメンタリー。時代を考えると、女性の進出という観点で女子学生を映像化したことの意義はあったのだろう。
ラボのネコちゃんがちょっと痛々しい。
日常と語りで構成されるシンプルなショートフィルム。短くてもヌーベル・ヴァーグの雰囲気は醸し出されている。
でも、何だか美術展でアーティストがつくった映像作品を見てる気持ちになった。
いや〜ぶっ飛んでたわ〜。おバカで、クンフーすごいし、流行りのマルチバースで、家族というものに真面目に向かい合ってて、説明も評価もどう言って良いのかが難しい。
立ち上がりのキリキリするような重苦しさか>>続きを読む
全く関係の無い人間同士が、ある点で絡み、そのちょっとした日常を描く、ロードムービーのような映画。淡々と物語が進み、個人的に好きな雰囲気。
原作からすると、ちひろさんが醸す「謎めいた雰囲気」がもっと欲し>>続きを読む
偏屈な頑固爺さんの話で、出だしどうだかなあ、という感じだったけど、オーヴェンの過去の話や隣人たちとの交流を通じて、ただ偏屈なだけで無く、そこに理由とか基準があることが明らかにされる。すると観る側も不思>>続きを読む
何だ?この映画。社会の不安と、個人のうちなる不安、結局何が言いたい?
部分部分のコメディ要素は悪くはないけど、良くもないって感じ。
メキシコシティーで闇営業の民間救急隊を営む家族の日常を追ったドキュメンタリー。公営の救急車が45台しかないとか、民間救急隊を意図的に取り締まって賄賂を要求する腐った警官とか、様々な社会の闇が描かれた秀>>続きを読む
面白かった。前作より、コミカル要素と派手さを加えよりエンターテイメントとしての魅力が増している。その分と言ってはなんだが、物語のストーリーの意外性というところでは、前作には及ばない感じかも。まあこれは>>続きを読む
ファーストしか知らない世代だが、ベースの回は好きでククルス・ドアンに好意的ではある。
今回、細かい描写が描かれる事でストーリーに深みが加わったが、映画館で観るとなるともうひとつ膨らみが欲しいなぁという>>続きを読む
メモ
過去の話をベースにしてるし、結構いいじゃんという印象
漫画も詳しく無いので、全く存在も知りませんでした。新しい世界と知識を知る事ができて、確かに鑑賞後はドキュメンタリーだなあと。
実際の構成は、作品のアニメーションの合間に、辰巳さんの実際の活動の歴史のア>>続きを読む
よくある法廷モノの一つかな、ぐらいに考えていたら想定外の方向に展開して、なかなかハードな作品でした。
こういう作品を観てると、戦後処理が終わってないんだなあとも思うし、ドイツの法律の穴についても勉強>>続きを読む
人生の最後に、昔の約束を叶えに行くロードムービーではあるんだけど、戦争のトラウマを、老人の頑固さの中に深い傷として表現している。
口に出して言いたく無いとか、絶対ドイツを通りたく無いとか、本当にそうい>>続きを読む
各階層は社会の貧富の差というのは分かるんだが、登場人物達にもそれぞれ意味が与えられている(と思われる)が、難しすぎてよく分からなかった。考察サイトも参考に自分なりに考えてはみたものの、監督は何を伝えた>>続きを読む
男と女の艶な駆け引きをメインに、殺人事件の真相を追い詰めて行く、なんだかよくわからない映画だったなあ。
何も考えず気晴らしとしてみる感じなら良い映画。とにかく掛け合いの妙とアクションが楽しめる。
ただ、個人的にはそれだけだったかな。
うーん、重い映画だったなあ。
子供の頃の事件で、3人がそれぞれの人生を送り、それが今回微妙な再会となって、運命の選択となっていく。
ショーン、ジミー、デイブ、それぞれの俳優の演技がすばらい。特にデイ>>続きを読む
月世界旅行を作ったジョルジュ・メリエスのドキュメンタリー。
前半はメリエスの功績について。
様々な工夫とアイデアで、当時としてはすごい画期的な映像を作り出していることに驚いた。
なんでもCGで作り出>>続きを読む
ウィレム・デフォーのゴッホがよかった。序盤から作品にのめり込むことができた。
ストーリー云々よりも、映像が印象に残る作品だった。葦の草原を歩き、ペンを作るシーンとかよかったな。
ドキュメントなので、深い期待もせず、中国の闇みたいなものが描かれているのかな?と観る前は思ってきたが、その予想はいい意味で裏切られた。
最初は職人として描かれて、ビジネス目線での複製画の現実がピック>>続きを読む