Otedamanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

3.7

月世界旅行を作ったジョルジュ・メリエスのドキュメンタリー。

前半はメリエスの功績について。
様々な工夫とアイデアで、当時としてはすごい画期的な映像を作り出していることに驚いた。
なんでもCGで作り出
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

ウィレム・デフォーのゴッホがよかった。序盤から作品にのめり込むことができた。
ストーリー云々よりも、映像が印象に残る作品だった。葦の草原を歩き、ペンを作るシーンとかよかったな。

世界で一番ゴッホを描いた男(2016年製作の映画)

3.8

ドキュメントなので、深い期待もせず、中国の闇みたいなものが描かれているのかな?と観る前は思ってきたが、その予想はいい意味で裏切られた。

最初は職人として描かれて、ビジネス目線での複製画の現実がピック
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

当時観た時も、面白いなあと思った覚えがあったけど、改めて見直して、良いなあと思えた作品。
結構たわいもない事を話しているので、詳細までは覚えていなかったけど、この2人覚えてる、って感じで思い出せた。
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

2.8

設定は面白いんだけど、物語に奥深さがなくて残念な感じ。俳優陣も豪華なのにねえ。
劇場で予告編を見た時は面白そうと思ったけど、映画館で観なくて正解だったわ。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.2

たぶん最初に観たのは、公開後にレンタルとかでだと思うんだけど、妙に気に入って印象に残っていた作品。その時には気づいて無かったんだけど、ジム・ジャームッシュの作品だったのね。相性が良いのはそのせいか。>>続きを読む

アスファルト(2015年製作の映画)

3.8

古びたアパートをベースに3組の男女の交流の日常が淡々と進む。この手の淡々とした日常を描く作品が、やっぱり好きなのかも。
最初の男が、シュールな描き方で始まったので、コミカルベースなのかなと思ったら、意
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団地(2015年製作の映画)

3.6

人情ドラマゆるゆるSF。もうクラクラする後半の展開が面白い。団地とSFってよく組み合わせたなあ。
斎藤工が適任(笑)

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.5

なかなか出来る事ではないよね。破天荒で破滅的にも思えるけど、学生への態度とかは物事の本質を伝えているし、社会の中で良い人として生きていくためには、自分を取り繕って生きていく事を自然にしているもの。>>続きを読む

プティ・カンカン2:/クワンクワンと人間でないモノたち(2018年製作の映画)

3.0

前作も観てないが、面白いのかな?と思い鑑賞。
確かにくだらなくて嫌いでは無いんだけど、それにしてもねぇ、という感想。

何を伝えたいの?何を表現したかったの?これが2018年の作品なの?そんなに評判良
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アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

3.7

いやー、ふざけまくった変な映画だったなあ。
全体は3部構成。
1部はプライベートセックスビデオが流出して、保護者への説明会に向かう様子が描かれるが、基本的に街の人々の身勝手でおかしな様子が映し出されて
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

3.6

フィッシュマンズは名前は知ってて、でも当時はピンと来なくてほとんど聴いたことがなかった。でもそんな自分でも、追体験、さらに音楽を生み出す側の裏側まで知ることが出来て、ああとても正直に音楽に向き合ってい>>続きを読む

あなた自身とあなたのこと(2016年製作の映画)

3.4

そこまでのめり込めなかったなあ。
最後にすごい展開があるのかと思ったけど、自由に生きる逞しい女性を描きたかっただけ?本当にいたら嫌でしょ?

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.1

実際にあった事件をもとに作られた映画と言うことだったが、かなり話が膨らまされておりエンターテイメントとしても素晴らしい展開になっていた。また主人公をはじめとし登場した人物達が、次第に変化していく様も良>>続きを読む

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.2

北朝鮮に潜入した男の話と言う事は知っていたが、これほどまでにやばい部分の核心まで撮っていたとは思わなかった。
北朝鮮内部だけではなく、その他国の武器商人たちなども、狡猾かつビジネスとして進めているので
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

素直に良かった。

狭いコミュニティの中では、考えが凝り固まってしまい、他の可能性を考える事をしないってのが根本にあり、そこを各自がどう切り開いて行ったのか、というのが主軸にあったのかなあと思う。
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

最初のシーンの2人を見て、あれ?ブレードランナー?って。

アクション、派手でいいねー。特に手すりに繋がれたところから、路面電車にかけてのシーンは都合良すぎない?ていう事も忘れるほど激しくて楽しい。最
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

重いネタでありながら、中心となる二人が淡々とした演技で魅せてくれるので、苦しくなる事なく観ることが出来た。
社会のシステムの問題にも斬り込んでいて、いろいろ深く考えさせられる良い作品だと思う。

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.6

2017年版より、ラストの列車で関係者の心情を表した表現は好き。
全体の演出に関しては、時代の差もあるのだろうが、少しかったるくて、分かりにくい感じもするかも。
ポアロは原作とも近いのかも知れないが、
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.7

始まりからしばらくは、ちょっと鈍重な展開で、イギリスとアイルランドの関係とか、カトリックとプロテスタントの関係とか理解してないと辛いのかな?と不安だったが、精神病院に入れられた後からは展開も早めで飽き>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.5

うーん、悪くは無いんだけど、で何?って感じになってしまった。SFの設定もさほど描かれているわけでもなく、主人公達の逃避行や戦闘シーンに結構尺を取られてて、最後にもうひと展開あるのかなと思っていたらエン>>続きを読む

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.6

邦題は「続・激突」ってなってるけど、関係ないと解って観ればいい映画。
実話ベースということだけど、タナーやスライドもいいし、世間の盛り上がり方もいいね。昔はこんな雰囲気の映画っていろいろあったような気
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激突!(1971年製作の映画)

3.7

シンプルに怖い。
得体の知れない恐怖を淡々と見せつけてくる。実験的な感じもする。音響も実験的だったなあ。

オールド(2021年製作の映画)

3.6

設定が面白い。
最後の種明かしもしっかりしてる。けど、最後の最後の脱出以降が端折りすぎて、後味がイマイチだったかも。
なんだか、老いるのが怖くなる映画だったな。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

いいミステリーだった。
今どきの最後に畳み込むようにどんでん返しを重ねるのではなくて、途中からちょっとずつ種明かししてく流れも良かった。
最後にはカチッと収まって気持ち良く終わった。
よくよく考えると
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アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

3.6

フランスのジブリ的なアニメーションだけど、社会風刺も効いていて、それなりに楽しめた。
線の太さと女の人の不細工さには馴染めなかったけど。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

「ちょっと思い出しただけ」を観て、懐かしくなって見直し。ちょうどCSで放映してたのを録画しておいて良かった。

当時も好きで何回か見直したけど、やっぱり今見直してもいいねえ。日常の一コマにこそドラマは
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

若い頃を思い出して、こんな感じのやり取りや距離感の取り方とかあったなあ、なんか懐かしくなってしまった。恋愛ってなんか特別なことが起きるわけではなくて日常の延長上にあるんだよな、ってことを自然に見せてく>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

観る前は異物を飲み込むってことが、ちょっとホラータッチで描かれてるのかな?と思ってたのですが、実は孤独感や人間関係、深層の闇を描いていて、観ている側としては辛い映画だった。
最後に本当の姿が見れたのが
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.2

この感じ、やっぱり好きだなあ。
独特の間なのか、カットの繋ぎ方なのか、セリフ回しなのか、ストーリー展開なのか分からないけど、なんか良いよね、って観ていられる。
自殺出来ずに、殺し屋に、自分の殺害を依頼
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

いろいろと考えさせられる、というか考える映画だった。

一見、夜な夜なクズな男達に制裁を加えていく女なんて、狂人のようにも思えるが、彼女はいたって冷静で、分別もある。

それに引き換え、男達や親、同級
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

直前に前作を見直していたので、そっくりトレースしたかのようなオープニングにまず胸熱。レトロなフォントもそのままだし。

ストーリーは分かりやすく、変に伏線を増やしたり、思わせぶりな余計なシーンも無く、
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.4

もうどうでもいいや、いろんな部分の演出が稚拙で、今の時代に東京の描き方がこれじゃあ興醒め。個人的に007のR.ムーアの時代のトンデモ感に近い。
家族を軸にした話とか、ハンの復活とかをもっと主軸に置けば
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

劇場公開時にいろいろ情報入れてたから、ある程度はわかってたけど、それにしてもすごい根気と熱量だなあ、と。
キャラはとてもいいです。かわいかったり、お間抜けだったり、グロかったり、なんとも言えない世界観
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さがす(2022年製作の映画)

3.8

映画館で予告見て面白そうと思ってたけど、見逃してもうアマプラで配信されててびっくり。

さがす、とはいろいろな人が、それぞれのさがすを意味してたんだね、と。それぞれの目線で同じ時間軸を切り直して観せら
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大菩薩峠(1966年製作の映画)

3.4

録画してずっと観てなかった作品。
時代劇なんて観ないんだけど、改めて見ると、太刀さばき凄いなぁと。
ただ、終わりはこれなの?これで終わり?色々残ってるんだけど?