Otedamanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Otedaman

Otedaman

映画(417)
ドラマ(10)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.3

ドライブマイカーを観てからの鑑賞。
う〜ん、なんだか中身が薄っすいなあという印象。
麦は小説なら受け入れられるんだけど、映像になるとダメだわ。演技のせいか?朝子もずーと一本調子の演技なので、心情の変化
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

昨年、近くの映画館で見逃して、配信されたら観るか、ぐらいに思っていたのだが、また賞を取ったのをきっかけにまだ上映してるのを知り鑑賞。

個人的には大満足。それぞれの人物に何か引っ掛かる部分が有りながら
>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

ようやく鑑賞。
さんざん以前から予告編を観てた予想とは、違う感じだったが、キングスマンがより深く楽しめる作品だった。

前半は1917とかダンケルクを彷彿とさせる戦争映画の様相。史事に詳しいとよりクス
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.4

原作は未読。映画のみでの感想。
話は良く出来ていて、結局みんな良い人という物語。
でも演出が残念で、たびたび興醒めするシーンがあり、いまいち没頭できなかった。凡庸なTVドラマのように説明調のシーンが多
>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.4

1回目は、正直途中で寝てしまって何だかよく分からなくてつまらない映画だなあと思ってた。彩度見直してみたが、何だか無駄に長くてつまらない映画だなあという感想に変わった。
マーベルのヒーローものなのに、言
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.0

予告編を見た限りでは、よくある泣ける系の良い話って感じかと思っていたけど、ちょっと違ってた。
泣ける話だけど、やたら歌うミュージカル風だし、とても現代的な内容を扱っているし、いろいろ考えさせられる作品
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

原作はSF好きだった高校生の頃に読んだ、はず。デビットリンチ版も見てるけど全く記憶にない。そんな状態での鑑賞。
結論からすると、いい。観たい、いますぐ続きが観たい、という気持ちにさせられた。きっと、単
>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

ゲームの中のモブキャラが埋め込まれてたAIによって自意識が芽生え、自由に行動していく話なんだけど、色々と現代社会の問題を示唆していて面白かった。
モブキャラ=一般的な社会人だし、人を殺してばかりのゲー
>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

中世の実話を元にした話ということで、妻は夫の所有物扱いだったり、強姦では妊娠しないなどの科学的根拠がまかり通っていたような時代の話なんですが、意外にも現代の姿がそこかしこに見え隠れするのが不思議。>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

なるほど〜、そういう終わり方ね、というのが鑑賞直後の感想。もう終わりの方は結末が見えてるんだけど、何かどんでん返しが有るかも、有ってくれ、と思いながら観てました。アクションよりも人間ドラマって感じで、>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.0

子供の頃からテレビでやってた007は何となく見てたけど、大人になって単なる娯楽映画だとして見なくなっていった。けれど、けれど、ダニエル・クレイグに変わり、何かと話題になっていたカジノ・ロワイヤルを観て>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.7

ジャンルとして何としたら良いのかわからないが、現代(設定は未来だけど)の西部劇って感じ。
途中で「人は善行ではなく悪業で判断される」みたいな台詞が出てたけど、多分それがこの作品のテーマなのかなと。村人
>>続きを読む

007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.6

たぶん公開時した頃は、007なんて単なる娯楽映画だと思っていたはずで、全く興味も無かったんだけど、ボンドカーの確認のために鑑賞。
ロジャー・ムーア時代の荒唐無稽さは抑えられていたけど、今の目で見ちゃう
>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.9

映画館でも観たし、何回か観てるはずの再鑑賞。
前作のスカイフォールが個人的にも良かったので、連続して観直すと何か物足りない感じは有るけれど、それでも十分楽しい。
Qもキャラクターがますます立ってきて、
>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

映画館でも、他でも何回か観たはずの再鑑賞。
ダニエル・クレイグの007の中では一番好きかもしれない。ボンドのルーツに関わる話だし、何かと過去シリーズのオマージュも感じる演出があったりしてニヤニヤしてし
>>続きを読む

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.7

映画館で観てるはずだが改めての鑑賞。前作のカジノロワイヤルよりも印象が薄いのは何でだろう?ストーリーが地味で、やや混み入ってるからか?
やっぱり007にはクールでスタイリッシュなハラハラを求めているの
>>続きを読む

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

映画館を含め何度か観てるはずの再鑑賞。
シーンの部分部分しか覚えてなかったけど、こう言うストーリーだったのね。俯瞰で知ると案外シンプル?

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.2

学生時代に見てるはずだけど、あんまり覚えて無かったなあ。当時はエポックメイクな作品だったのでしょうが、いま見返してみるとストーリーとか主人公の行動がね。
まあ、ジャンプカットは面白いし上手くテンポが出
>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.7

短編SF小説みたいな映画だなあと思いつつ、蜘蛛ってどういうこと?この監督だから何か意味があるのだろう、と解説サイトを見て納得。
でも分かっても、やっぱりややこしいね。

黒いジャガー/アフリカ作戦(1973年製作の映画)

3.2

今となってはストーリーの展開やアクションなどは物足りない。
個人的には、古いフランス車がいろいろ出てきてたので、そこは楽しめた。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.2

思ってたよりも、音楽とラリってる様子だけだった。だけど、ヤバくなった様子や人間の変わりっぷりの怖さは十分に伝わった。
ダンサーの動きは素晴らしいので見る価値は十分だと思う。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

この手の映画は苦手で観てなかったのだけど、意外と良かった。食わず嫌いはダメだね。
主人公の周りの人物たちが、なかなか味わい深くて好みだったかも。

EXIT(2019年製作の映画)

3.0

後半の脱出はまだ良いけど、前半の韓国社会の不条理な部分が緩慢すぎて、全然入り込めなかった。後半もそんなにスリリングでも無かったし。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

いやー面白かった。馬鹿馬鹿しくてギャグ漫画みたいで、でもそれなりにちゃんと出来てて。案外、こんな感じで気軽に純粋に楽しめる映画って少ないかも。

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.1

タイトルに惹かれて見たのだけど、他の方も指摘しているように、「ヒトラーが奪った絵画のその後」についてのドキュメンタリーです。
正直な話、そこまでセンセーショナルな内容でもないし、一般的なドキュメンタリ
>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.8

同監督の一連の作品同様、ファショナブルでスタリッシュな映像が堪能でき、それでいでコミカルな面も楽しめる。
ストーリーも良くも悪くも、無駄な部分も楽しめて良いのでは?犬ヶ島ほどのシュールさは無いので普通
>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

3.4

男女の関係って部分は、よーく分かる。実際に行動に移すか、思い出に留めるかは別として、欲望なんでこんな感じじゃん。
文学とかでは、このぐらいセックスが出て来ても、読み流してると思うけど、映像だとちょっと
>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.7

トロル神話を用いて、現代社会の問題点を描いた作品、となるのかな?ある意味ファンタジーがベースとなってるので、その区分けにもなるのか?区分けが難しい作品。
劇場公開時に気にはなってたけど見逃し、配信が始
>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

半世紀以上も前の作品なのに、現代の実験的な作品としても通じそう。昭和の格安深夜CMのように静止画で作られた映像は、小説を読んでいるようでもあり、主人公の記憶を辿るようでもあり、心地よい体験だった。
>>続きを読む

太陽の塔(2018年製作の映画)

3.1

岡本太郎の考えや意志というものは面白いし、凄いとも思うんだけど、太郎のことを語る人達が多過ぎて、かえって散漫な印象が拭えない。何を言いたいのか分からない人も多いし。
岡本太郎がなぜ縄文文化に惹かれ、ア
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

小説を読了後に映画を鑑賞。ぜひとも小説を読んでから、映画を観ることをおすすめしたい。
小説は当て書きされた大泉洋を思い浮かべながら、編集長速水を中心に出版業界での生き残りをかけた癖ある人物たちの駆け引
>>続きを読む

ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.5

正直、ちょっとモヤモヤしたまま終わった感じ。
ディズニーの映画をきっかけに、自立への道にたどり着いたオーウェンだけど、その先の大人として苦労や挫折を乗り越えていく部分は、エミリーとの関係が描かれている
>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.7

Amazon primeでは怪物團という邦題での登録作品。
想像してたよりストーリーもしっかりしてて、表情や演技も凄く伝わってくる物があった。特にハンスとフリーダの演技は素晴らしいと感じた。

今時の
>>続きを読む

黒いジャガー(1971年製作の映画)

3.8

やっぱり音楽かな。
ファッションなどもスタイリッシュで、セリフなどもカッコいい。現代の映画と比較すると、展開とかに物足りなさはあるものの、エンターテイメントはこれぐらいでいいのかも。