原作ゲームに忠実であるべきところは忠実に、改変すべきところは改変し、省略すべきところは省略し、補完すべきところは補完した、完璧な実写化ドラマだった。ベラ・ラムジーとペドロ・パスカルの演技/映像の質感/>>続きを読む
5シーズンかけて並行して描かれてきた弁護士サイドとカルテルサイドの物語が遂に合流したS6、エピソード単位で緩急を効かせた強気な脚本がとても攻撃的。そしてさらにその中で細やかな機微も丁寧に描き切ってしま>>続きを読む
メインキャラクター陣が揃いも揃って魅力的なので正直彼等を観ているだけでかなり楽しい+物語も破茶滅茶に面白い、という向かう所敵なしのS4。少しポップな仕上がりだった前シーズンと比べて全体的に重々しい雰囲>>続きを読む
ジミーもキムもマイクもナチョも、皆んな愛する者の為に闘っているからこそ、ここまで心を突き動かされるのだろうか。ジミーがキムへの愛を再確認し、チャックとの決別を果たしたEP8「運び屋」が白眉。兎に角キム>>続きを読む
前シーズンのラストに待ち受けていた悲劇の所為か停滞感は否めない。本シーズンのハイライトはやはり遂に訪れたジミー→ソウルの転身であると思うが、丁寧な心情描写のお陰かその過程に全く違和感を感じさせないのが>>続きを読む
1エピソード丸々緊迫した法廷劇が繰り広げられるEP5『まやかし』が本シーズンの白眉。2シーズン半かけて丁寧に描かれてきた兄弟の確執が世間に露呈した途端にガラガラと崩れていく様があまりに虚しい。嫉妬に塗>>続きを読む
ジミーやマイク、キム、チャックなど主要人物の歴史や人生が少しずつ明らかになっていくが、彼等の人格形成に影響を与えた要素としての説得力が有りすぎて凄い。ヴィンス・ギリガンの人間観察力には脱帽。
あまりに純粋で心根が優しすぎてしまうからこそなのか、やる事なす事悉く裏目に出てしまいなかなか順調な人生というものに辿り着けないジミー。ヴィンス・ギリガンのどこか乾いた/冷めた語り口がその哀愁をより深い>>続きを読む
『サマーフィルムにのって』の松本壮史×伊藤万理華のコンビによる、温もりに溢れた良作ドラマ。
伊藤万理華、井桁弘恵、鈴木仁の仲睦まじい掛け合いもとても魅力的だったが、何と言っても1話24分という短い尺>>続きを読む
遂に完結。
テレビシリーズらしからぬど迫力で洗練された美しい映像と、数多の物語が入り乱れつつも過不足なく綺麗に纏められた脚本は、テレビシリーズの常識を覆したと思うし製作陣には感謝しかない。
S8は>>続きを読む
S7にもなるとあれだけいた登場人物もかなり少なくなり、それと同時に政治ドラマ要素よりもアクション要素が強くなってきた。
数え切れないほど多くのキャラクターの策略や思惑が飛び交い生まれる、汚くも厚みのあ>>続きを読む
いや…もう本当にとんでもないドラマだな…。
E9『落とし子の戦い』、E10『冬の狂風』が評判に違わず素晴らしすぎて、溜息しか出ない。これまでの58話はこの2話の為の布石だったのではと思ってしまうほど>>続きを読む
これまで遠く離れた地で展開されていた様々な物語が少しずつ交差し始め、大きな大きな脅威がより現実味を増して物語に接近してきたS5。
全く今後の展開が読めない。
雀に光の王。
宗教が政治に入り込み、国/>>続きを読む
相変わらず人が沢山死ぬし、相変わらず面白いし、相変わらず疲れる。
S3E9『キャスタミアの雨』ほどの衝撃エピソードは無いにしても、シーズン通して予想外の展開のオンパレードだし物語が畝り畝っていく。>>続きを読む
一話一話がヘビー過ぎて、観るのかなり体力使うし時間かかる…。かと言ってめっちゃ面白いから他の映画とかドラマを観る気にもならない…。面白い……。
E9『キャスタミアの雨』。
噂に違わずエグい。よくこん>>続きを読む
2年前にS1観て断念してたんだけど、久し振りに観直してみたらめっちゃ面白くてビビってる。登場人物が多すぎるから相関図片手に必死の形相だったけど、顔と名前が一致してきたらもうこっちのもんだわ。
E9『>>続きを読む
馴染みのスペックホルダーが沢山出てきて楽しい。連ドラの時は敵対してたスペックホルダーたちが皆んな友好的なネタキャラになってたのジワる。
北村一輝最高か。
久し振りに観返したら、中学生の頃に再放送を観て衝撃を受け、大興奮していた頃の感情が甦った。
戸田恵梨香、加瀬亮がキャラにバチコンハマってるし、コミカル且つ不気味な雰囲気が演出が冴える不思議な世界観も素>>続きを読む
これまでヒーローの活躍の裏で蔑ろにされていたような人々に焦点を当て、自己批判的な視点で描かれた、これまでのシリーズ作品とは一線を画す作品。
これまで自分はある種ファンタジーの世界の出来事としてアベンジ>>続きを読む
E1、E2鑑賞。
かなり本格的なシットコム。と思いきや時折挟まれる不穏な演出が怖すぎて最早ホラー。
この不穏な演出っていうのが、突然シットコムのフォーマットから外れて一部分だけカラーになったり現代的な>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
遂に終わってしまった『ブレイキング・バッド』。
最後の最後まで勢いを衰えることなくして迎えた大団円。
正直、推しキャラであったマイクがシーズン5の前半で死んでしまって続きを観るモチベーションが下がりか>>続きを読む
早く続きを観たい気持ちと観終わってしまいたくない気持ちを闘わせつつ、ついにS5前半まで観終えてしまった。
ウォルターがS1の頃とは完全に別人だけど、その過程を見てきたから理解はできてしまう、共感はで>>続きを読む
凄い。
ウォルターのぶっ壊れ具合が凄い。どんどん堕ちてイカれていってる。
ウォルターが麻薬製造に手を出したのは初めは家族を救うためだったが、気づいたら誰一人として幸せになっていないのも凄い。ジェシーも>>続きを読む
凄い、どんどん面白さが加速していく。
S3はS1、S2と較べて魅力的な登場人物が増えてきて、人間ドラマとしての重みも増してきて見応えがある。
そしてウォルターとジェシーの「生き残る為なら何でもやる」の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウォルターブチ切れすぎで肺癌とかいう以前に頭の血管切れないか心配になるし、ジェシーはポンコツな部分もあるけどなんか子犬みたいで可愛いし、ソウル・グッドマンはあんな感じだけど実際は結構切れ者でそのギャッ>>続きを読む
めっちゃ予算がかかってるらしく怪物のデザインやクオリティはかなりしっかりしてたと思う。初回に出てきたバイオハザードみたいな怪物が一番好き。
アパートの住民たちも、最終的には全員覚えちゃうぐらいには皆>>続きを読む
遂に手を出してしまった『ブレイキング・バッド』。
剃毛したウォルターがめちゃめちゃ渋くてかっちょいい。
お気に入りは浴槽大落下&融けた肉塊大散乱シーン。
幽霊屋敷に人生を狂わされた一家の分断と和解を描いた、家族愛に満ちた切ないホラー。
他の方々も言っているようにE5、E6の完成度が突出していて素晴らしい。
E5で明らかになる、シリーズの象徴ともいえる>>続きを読む
パリの美しい街並みとエミリーの可愛いファッション見てるだけで10話観終わっちゃった。
フランス人が本当にあんなに性格が悪いのかは知らないけど、まああれだけ諸々に開放的に生きられたら楽しいだろうな。
結構話題になってるし観てみるか、と軽い気持ちで観始めたら思った以上に面白かった。正直舐めてたごめん。
流石Netflix、よくある漫画実写化作品のチープさはあまり感じられず、予算の潤沢さがひしひしと>>続きを読む
いやー痺れた。最終話泣いちゃったよ…。
彼女がどれだけ孤独感とプレッシャーに苛まれても、薬と酒に溺れても、常に支えてくれる”家族”は沢山居たんだよな、彼女がそのことに気がつけて本当に良かった。
映>>続きを読む
自らの命を犠牲にしてでも見えない脅威との終わりの見えない闘いに尽力した勇敢な人々、現場は下の者に任せて安全なところで保身と出世に囚われ暴走する愚かな人々。それぞれの思惑が交錯する中暴走を続けるチェルノ>>続きを読む
めちゃめちゃ面白いしめちゃめちゃ怖い。
異常な犯罪者たちとの面会シーン、どれも緊迫感が漂っていて観ているこっちまで緊張してくる。研究を巡って徐々に不和が生じ始める行動科学課の人間ドラマも見どころ。
シーズン2までとは比べ物にならないぐらい複雑だし次から次へと疑問が浮かび上がってくるけど、観ていくうちにそれは自然と解決されるし、その瞬間の気持ち良さが半端ない。
トリロジー完結編に相応しい内容だっ>>続きを読む
脚本の完成度が凄すぎる。どうしたらこんな脚本書けるんだ。
タイムスリップに因るパラドックスが至る所に隠されていて、衝撃の事実が次々と判明するし、謎が判明してもまた新たな謎が生まれるの繰り返しなので、>>続きを読む