Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.9

なんだこの"愛すべき"がもれなくおまけについてきそうなキャラクターは!ユーモアたっぷりの小洒落た皮肉に思わず頬が緩みます。

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.5

時に独善的に、時に排他的なまでに、築き上げた城壁の中で、不器用に護り愛したことで、二人もの女王を生み出したこの物語には、原題King Richardの方が秀逸かもしれない。

父の言動の自己破綻は凄か
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

2.2

ラストの仕組みは好き。エンディングソングはもっと好き💦自分には全てこの二つのためにあったと言ってもいい。

王道の豪華食材色々入れてみたけど、食べたらどれも引き立ってなかったなって感じの裏庭の大冒険。
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.3

叙情的な叙事詩の映像化。

途中までは、戦禍の裏で空想されるロマンスも、前線の激しさと対比され、歴史的な虚構が生んだ大胆な勝利への火種として面白い切り口だけど、だからこそ彼らの現実のいざこざは余計な気
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.3

プレイする映画だったのが、観賞するゲームになった感じ。それ楽しいのかって感じだけど結論楽しい。敢えてゲームっぽい演出残して、生い立ち改変しつつも4の雰囲気やら設定ベースに作り込んで、制作チーム、アンチ>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.3

極限に突き詰めた構図。文字通り色分けされた躍りの双方の迫力。歌のもたらす作品の広がり。間違いなく見応えを感じる作品。映画にしか出来ない表現力。


ストーリーはどうしても舞台向き。深く感情移入する時間
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

2.9

ABBAがいて、そこから作ったジュークボックス・ミュージカルだからある程度仕方ないのだろうけれど、ストーリーに感情が追いつかなかった。

妥協された20年は不憫だし、世界を見るのは二人で見ては、とか突
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

これだから映画はやめられないと思えるほどに傑作だった。歌声も作品も瑞々しいのに力強くて、世界の美しさにでも触れたかのように満たされた。

主人公以外が聾唖者であることは、家族の葛藤や衝突や不安の思いの
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.1

音楽の構成がすごく良かった。詰まるところ、ラストシーンが現状実現し得る最善の在り方であり、目指すところなんだろうなと思う。美しくも考えさせられる画面。それほどまでに描いた問題は根深く、講じられた策は表>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソンの頭の中を覗いてるようだった。休日の昼下がり、カフェテラスで雑誌を眺めるような体験。

手回しの映写機でおもちゃのサーカス団を投影しているような、活字に出来ない楽しさ、仕掛け、動き
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

Dolby Atmosで見たら、立体音響と相性の良いことこの上なかった。過去作未観のまま突撃してしまったけど、ここに想い出があるんだってことまでわかるように構成されてて、繋がりまで楽しめてしまった。き>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.5

ショーティが主役なんじゃないかって思うくらい良い存在感出してる。
息もつかせぬスピード感でラストのトロッコチェイスに駆け込むのが良い。これ見せたかったんだろうなぁってシーンが塊で襲ってきて楽しい。

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.5

適当にパロっただけかと思ったらそんなことなかった。作りたくて作ったって感じとユーモアのある空気感好き。メカの異質な質感とアクション本気で派手。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.9

生命の神話。一は全、全は一を体験し、真理の扉を開いた少女のひと夏の転生。

流転する存在を特等席で感じた彼女の変化は、エンドロール前の個人的な変化にとどまってほしくないって思ったら、一応エンドロール後
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

4.9

「サカサマはお互い様だろ。」に全てこもってる。色んな意味で世界がひっくり返る。

ゴーストバスターズ エクステンデッド・エディション(2016年製作の映画)

3.7

オリジナル未観で軽い気持ちで見始めたけど、不覚にも最高に気分にハマった。たぶんいつ見ても、こぎみよいテンポとアガる曲調にまんまと乗せられる。

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

3.3

人気キャラ総出のお祭り騒ぎでファンサービスの記念制作感全開だった。それだけに見所がいっぱいあったとも言えるし、各コマで違うキャラが真ん中にいるみたいな細切れ感が否めないとも取れるし一長一短だけど、ON>>続きを読む

トムとジェリー(2021年製作の映画)

2.9

クロエのPR動画。トムとジェリーが共演のマスコットキャラみたくなってた。総じて可愛くてPOPで、カーテゥーンのドタバタな感じ出てたのは楽しめた。

ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

3.9

お互いを探りながら見極めていく感じが凄く良い。全員立場が違う中で、関わるほどに無視出来ない相手として惹かれていく過程がコンパクトながらスッキリまとまっているし、それぞれの魅力が見てるこちらにも伝わるよ>>続きを読む

ルパン三世 お宝返却大作戦!!(2003年製作の映画)

3.0

次元の義理堅さと小物に見える敵の美しい最期への昇華。ラストは素敵な宝だった。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

レビュー漏れ。
楽しいって感情が自然に漏れ出てしまうようなシリーズ。ノリが好き。
メイン女優さん達のプリンセス編の題名にも恥じず劣らぬ美しさがエグい。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.9

長澤まさみの操るジェットコースターに乗せられて、さぁ楽しんじゃいなよって縦横無尽に駆け巡る気分。シリーズの雰囲気に惚れてしまったからもう冒頭から好き。
出てくる景色を知っていようが、レールの形を予測出
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.5

微笑ましさ満点なのも相まって、軽く見始めたけど最後まで楽しめた。

Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.0

掛け合いも動作も、ずっと二人のダンスを見ているようだった。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.9

こんなんされたら何も言えねぇ。。
SONYとマーベルの本気を見た。感無量。全部掬っていった。
是非早く見てほしいのに復習も強く勧めたいもどかしさ。

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.8

復習。
ただシンプルにカッコ良い。1のラストが個人的に好きなだけにステイシー警部がやや出すぎると安売り感があって気になるけど、相変わらず明快な作りでアクションとスパイディのジョークを楽しめる。
フェリ
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.6

復習。
クレーンのシーンが展開的にも見映え的にも最高に美しい。主観視点も特徴的。
ストレートなHERO像で爽快感があるから凄く見易くて、飛び抜けた印象も残りにくいけど、何度見ても好印象で観られる作品。
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.7

復習。先にちょっと思ってしまったことは、、
・2で揉めに揉めた劇場行く行かない問題そんな冒頭でさらりと解決するもんなのかい!?成績も落ちてたのにそこも改善、、?2と3の間で進研ゼミでも入ったんか彼は。
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.4

復習。
大いなる責任と自分の望みの間で葛藤する若きHEROの内面を写した良作。
Dr.オクトパスの持つ善と悪もどちらも魅力的に描かれていて敵ながら好き。

夢を見ながらも自分ではなく他人の現実を救うピ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.7

復習。
一番"スパイダーマンとは"に丁寧に向き合った作品だった気がする。ガジェットもなしに何でもするから超人的能力/肉体に頼るんだけど、それでいて"スパイダーマンという存在"をよく表すよう描写されてい
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ルパン三世 ワルサーP38(1997年製作の映画)

3.8

シンプルにいい。奇抜さも派手さも少ない方だけれど、切なさの残る余韻のようなものを与えてくれる好きな作品。
とっつぁんの気概と梅干しも良い味出てた。