1秒以下のたった一瞬にも思えるタイミングで正解を求められる主人公の様子には薄氷の上にいるような気持ちになった。ドラムスティック、血、無心、裏切り、復讐。
ウィル・スミスを好ましく思ってる人に勧められて観た。楽しかった。ほんとーに、色々いる。
友達に誘われて一緒に見た。ネタバレ無しで観た。どんでん返しというか引っ掛けというか、それを幾度となく繰り返す。最後には、!!!!!!!という感想が残った。
これ!これだよー。ほんとうに大好き。
階層に分かれている世界。世界の概念を壊す。コマが回り続けるシーンの寂しさたるや。
僕の名前はフォレスト・ガンプ。チョコをくれる。ずーっと喋ってる。吹き替えの声は野暮ったい。
登場するスナイパーのひとりに、会社の先輩にめっちゃ顔が似てる人がいた。青っぽい映画だった。戦争映画はなんで青っぽい映画が多い?
詐欺師と刑事。銃を構えるトムハンクス。黒づくめのトムハンクス。ハット被ってる。
冒頭の音楽に心鷲掴みにされる。たどたどしい言葉遣いのトムハンクスのあのなんとも言えないお顔。自分の言動で周りの多くを、よくありたいと思わせしめるそのパワー。
あのボールに髪の毛をつけたトムハンクスの友達、ボールの、なんだっけな名前、あの子がいたから勇気が保たれた。現実は待ってくれない。それは当たり前のことだけど切なかった。
多分観たけど、あんまりなんか覚えてない。
すごく衝撃的だった。何回観てもまた観たいと思った。人間、機械、人格、感情、記憶、愛、悲しみ、感覚、親しみ…。感じ、問い、問われる。
サイバー国家ってこんな感じ、っていうイメージの元。ついに現実がブレードランナーの年になった。
白。なぜメイン画像が真っ白かと言うとそこが大きな転換点だから。そういえば本棚のシーンで泣いた。娘の気持ちと父の気持ちを考えて。
クビーにメリッたけ。タンクトップから見える乳首。映画を見てる最中じわじわと高揚感を感じていた。
刑務官のトムハンクス。コーフィーに持つ気持ち。ハムスター。廊下を歩いて神に祈る。
初めて泣いた映画だった。映像の、赤と黒のイメージや地下、電車、石畳、そして最後空を仰いで遠吠えするようなシーン。今でも覚えている。