Rectoさんの映画レビュー・感想・評価

Recto

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線上のフェア・プレイ/フェアプレー(2014年製作の映画)

3.1

アンナの本気でオリンピックに出たい気持ちとそう簡単には行かない1980年代だからこその葛藤がある。ドーピングをしてでもオリンピックに出て欲しい人は多くいるのに対してアンナの気持ちは一人孤独になっていく>>続きを読む

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.7

夢と仲間どちらを選べば良いのかを過激ではありながらもその葛藤にぶつかる若者。夢を叶えるために仲間を犠牲に出来ないのが若者らしさで発展途上なのかもしれないがそれでも良い。夢を叶えるのに必要なのは自分の努>>続きを読む

孤児院(2018年製作の映画)

3.3

裁判に向けて検事と弁護士のやり合いがあったがその裁判のシーンは一瞬で終わるのが良くも悪くも斬新。確かにここまでのストーリーで見てる側からしたら真実がなんなのかを理解してるしそれぞれの主張も理解している>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

実話とは思えない恐怖体験。家族を襲う恐怖に打ち勝つためにウォーレン夫妻に助けを求めてるが我々にもその正体は前半は見えなずまさに怪奇現象を目の当たりにしていたが、ウォーレン夫妻が来たことで一気にその怪奇>>続きを読む

真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

3.3

最後の捲し立てるような公聴会での言い合いが凄まじく人生をかけての戦いだと感じさせ、結果として自分の人生がどうなるかも予想がついていたがそれでも友人を売らない志や自分の信念を曲げないかっこよさが詰まって>>続きを読む

リロ&スティッチ(2025年製作の映画)

4.5

補正なしでも感動する物語。スティッチのかわいさとオハナ家族の大切さを再確認した。リロもスティッチも主役じゃない。この話はナニが重要なんだとアニメから20年が経ち大人になった自分が感じた。実写の悪さがで>>続きを読む

トラップ(2014年製作の映画)

3.0

同じ場所に留まり続けるのは実際にも映像的にも難しい。映像的に変化をつけにくい中でこの時間であれば話が持つというような長さに感じた。初めにスコープを覗いた時の映像でデニス視点のようにスコープの中だけでな>>続きを読む

シークレット・ロード(2014年製作の映画)

3.5

自分の気持ちに正直になることの難しさ、隠してたことを周囲に打ち明ける勇気は人それぞれだが簡単なものではない。そのきっかけをくれたのは息子ほど年が離れた人間であって。誰がきっかけをくれるのかわからない人>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.2

恐怖の映画。何が恐怖なのかは分かるがその恐怖を引き起こしてるのは何が理由なのかは2時間かけても一切理由がわからないのがさらに恐怖を感じる。最初の鳥の店の時にメラニーが左で字を書いていたが他は右利きのよ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.8

最後のシンドラーに全て持ってかれるほど最後は感情を動かされた。モノクロの物語で虐殺ユダヤ人迫害の目を背けることのできない事実に向き合うことになり、そこでこの映画の3時間の長さに耐えれるのか悲惨すぎて目>>続きを読む

7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アメリカを愛してるからこその思いがありその愛してる姿が幼少期から出ていた。すぐに祖国を守る為に海兵隊に入隊してベトナム戦争に向かうがそこで戦争の現実を体感した。そこからは人が変わってしまったかのように>>続きを読む

名探偵コナン 11人目のストライカー(2012年製作の映画)

3.3

犯人が誰なのかを最初から見るのがコナンの醍醐味であり楽しみ方だと思う。多くの人がそう思いながら見る中で誰が犯人なのかをクライマックスまでわからない状態で進ませるのはさすがと言えるもので長く続く理由でも>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

同じ夜のタクシーでありながら世界5カ所それぞれに運転手と乗客それぞれが違いそれぞれの境遇がある。世界の広さやいろんな人を感じることができる。どんな年代の人であっても運転手と話すと話が盛り上がるのが共通>>続きを読む

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ムファサが王になるまでの話を孫のキアラに話すラフィキ。映像が綺麗なのは前回のライオンキングで感じてたことでわかっていたがやっぱり映像の綺麗さに目を奪われてしまう。完全に回想でムファサの話をするだけでな>>続きを読む

サンダーボルツ*(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マーベルらしい人間らしさ溢れるヒーロー物語。アベンジャーズがいないなかそれぞれ過去に抱えてるトラウマに向き合いながらも1人で抱え込むのではなく誰かに話すそばに誰かがいることで乗り越えることができること>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画の定番と言えるような音が消えたら出てくるや覗くといるのような状況は何回もあったがそれをワンテンポ遅らせて登場させてたことで視聴者の気が緩んだところで恐怖を与えようとしてた。目的も分からずなぜ>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

不思議な世界の中で本当の幸せに気づく。この一文だけだと他にもありそうな設定だが、この映画はその不思議な世界がビートルズや世界中で知られてるいろんなものの存在が消えるという現実世界から消すという設定で想>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一言で表現できないようにいろんな要素が詰まっている映画だったがそれが物語を難しくしたり見にくくしたりと複雑にすることがなかった。自殺が多い社会問題だったりインドがどんな国なのかを理解することもでき、そ>>続きを読む

イゴールの約束(1996年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最後の一言でした約束を守ために奔走するイゴールの様子に移民だからとかがなく純粋な人間として真実を話さなくてはいけない気持ちと約束を守ろうとする気持ちが見えた。その中でもロジェに歯向かうことの怖さを理解>>続きを読む

彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

初めから持っていた違和感というかこうじゃないかという考えに途中まで確信を持つようなところがなく進んでいったが、その考えであっていたと分かってから見る映像にはクラリスの中でまだ信じてる気持ちと妄想してし>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

妻を亡くし感情をなくす話ではなく亡くしたことで自分の気持ちに気づき感情に正直になっていく新たな気づきを与えられた物語。デイヴィスには寂しさをあまり感じることがなかった、それでもどこかで誰かに話を聞いて>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最後の無音のシーンにこの映画の魅力が詰まってる。王女として過ごすことに対して嫌気が差して外の世界に逃げたのに帰ってきたのは王女としての義務を理解してたからこそこれ以上はダメだと感じていたから。しかし、>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

スーサイドスクワッドの印象といえばハーレイクインだったのが正直なところ。それがひっくり返されるようにそれぞれのキャラクターの個性と良さが出ていた。個人的にラットがネズミを大量発生させた時に屈んだブラッ>>続きを読む

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ただのモノクロではなくそのモノクロを利用した映像美でアトラクションのような盛り上がりだったりを見せていた。特にカーチェイスのシーンは夜の街を駆け抜けるアトラクションのようでこういうのだと車内のシーンと>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

王族の人間であっても抱えてる悩みはありそれに対して目を逸らしたくなる時もある。それだけ人間は一人で抱えてる悩みを治すのは難しいことを感じ、それを治すためには身分も関係ない心を開ける友がいるかどうかであ>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2時間もない映画なのに内容の濃さが多く満足感がすごいある。映画に魅了された子供の短い期間の話であるからこそ1日1日がこれほど濃いものであって年月が経つ映画でないのに濃い内容になる。映画に魅了されたサマ>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

妹を食われたことに対する復讐心が動かす強さ。医学を学んでいるのもいろんな方法での殺し方を学んでるのではないかと思たり、医学生であれば国の移動がしやすいのではないかと思えるようないろんな理由がありそうだ>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

これぞ有名なターミネーターと言えるもの。2の方が有名なのはこの作品以外ないのではと思う。それだけ誰もが知ってるシーンがあるがそこに至るまでの物語が素晴らしかった。ジョンとの約束を最後まで守り続ける10>>続きを読む

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジム・キャリーのコメディ要素が詰め込まれているのに最後には良い家族の物語だと感想が出てくる。嘘をつく人間が1日嘘をつかないだけでここまで面白くなったのが脚本とジム・キャリーの実力。1日の話とは思えない>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

思っていたよりも構図的にもホラー的な構図を感じた。ターミネーターを倒したと思っておまだ追いかけてきていろんなものを使って隠れ惑わしながら最終的に倒すのがホラー的な進み方だった。どのサラ・コナーかわから>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

陽の当たらないところ陰で躍動する人たちの力もあって第二次世界大戦が終結したことそこには想像を絶するような過酷な仕事、そして隠し続けなければならない己との戦いと表に見えないからこその過酷さがあった。誰が>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な町並みのマンチェスターの中に人の葛藤が見える。普段と変わらない町並みであってもそこには消せないほどの辛い思い出が残っているジョーにとっては、パトリックのことを考えても残ることの辛さに耐えれないと>>続きを読む

ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ドウェインたちの慣れてなさから出てくるドタバタ感とニックのどうせ死ぬならどうなってもいいという覚悟があって、そこに殺し屋のチャンゴがいるのに本職であるチャンゴの強さが全く見えないのが面白さを増やしてる>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

レオンにはルーティンがあってそれを崩すことを嫌がるような性格に見えたが、豚のシーンなどどこかに人間らしさが常にあり見て見ぬ振りができない人。マチルダは荒れた家庭の中で育ち自分を思っているのではなく誰か>>続きを読む

丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

古本屋という世の中減っていってる文化であるがそんな小さな店の中で広がる人とのつながりがあった。そこには人種も年齢も性別も関係なく、どんな理由であれ本を大切にしてる人たち。リベロの人の良さもあるがそれで>>続きを読む