USOさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

USO

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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.3

主演の浜辺美波ちゃんがすごーく可愛いのに、どうしても芳本美代子に見えて仕方ないのは何故なんだ。
いや別にみっちょんをディスっているわけではない。みっちょんも十分かわいい。

相手役の北村匠海くんもまた
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.4

個人的にはワクワクもドキドキも、胸のザワザワも何だかいまひとつ足りず。

魔法の世界まで行っての大冒険なのに、こんなにも「ほんっと大冒険だったね!」を感じられなかったのも不思議だ。

セカオワの主題歌
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

設定は面白いと思ったのに、何故か物語にあまり入り込めず。

ラストであの人がそっちに転ぶんじゃなくてあっちに転んでくれてたら、もっとメッセージ性の強いものになったんじゃないかと思えて仕方ない。

エミ
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.5

10代前半。思春期真っ只中。
この時期、女子も女子でいいものをお持ちだが、男子はかなりオモシロイ生き物になっている。
ほんと何であんなにおバカとゆーか無茶とゆーか加減を知らないとゆーかw

本作は監
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.7

よくよく考えると結構無理があるトコも目立つのだが、設定は面白いし、村に伝わる掟なんかは怖い話の演出にはもってこいだし。

途中、良くも悪くも製作側の「なんか楽しくなっちゃって」が伝わってきて、怖いどこ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.3

今回もやっぱりいろいろ仕掛けられてた。うまいこと泣かせよう感がないので私は毎回泣いてしまう。

バスの中でしんちゃんの口から「ちょっと疲れちゃって」って言葉がもれた瞬間、涙ツー。
この歳で自分の気持ち
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

4.2

これはかなり日本のジャケ写で損してる作品な気が。
完全にサスペンスだと思って観始めたけど、なんのなんのサスペンス要素の前半は、真犯人が分かった途端視聴者に突きつけてくるどデカイテーマのほんの導入にすぎ
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.6

あらすじ読んで「かなり面白そう」とワクワクして手にとった。

最初の方は話の展開がテンポ良く、すぐ物語に引き込まれる。
ただ航空会社の人間であるアーキンが、アンハサ演じるクレアの前に3度目に現れたくら
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クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

3.7

あの人もこの人もあやしい。良い人だと思ってたら実は…。
そんなのが見所のワンシチュエーションスリラー。
しかしこの作品はそんじょそこらのワンシチュエーションスリラーとはちっがーう!!

まず怖いのに笑
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.4

オープニングクレジットから映画っぽくなくてビックリした。
ラストである人が歌うある歌は、今世紀最大にして絶妙なヘタウマさで素晴らしかった!上手いだけじゃ伝わらない歌の摩訶不思議さに改めてグッときた。
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スノー・エンジェル(2007年製作の映画)

3.0

観た時間(夜中)といい、作品の空気感といい、「寝る、寝る〜ぅ!」とうなりつつも結局最後まで観れた作品。

面白かったかと聞かれれば別に面白くない。人に勧められるかと聞かれれば全然勧めらんない。

じゃ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.8

怖さやグロさの演出ではなく、「監禁の目的が分からない」という薄気味悪さで物語は進んでいく。

どうしてもビリーミリガンや私の大好きなある映画のオチにひっぱられ、鑑賞中はつねに「まさかね、まさかねー」の
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.5

いまから26年前の映画…
竹中直人はピチピチだからか?一瞬誰か分かんなかった。青臭くって今より何だかプッツン感をまとってる。
誰よりも熱く真摯に相撲を愛してるのに全然強くなれないキャラが愛おしい。
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.8

これこそ字幕版で観ないといかんやつ。
いくら選抜吹替メンバーとはいえ、やはり「人」を「人」であてるとどうしたってごごショー感出ちゃう、気になっちゃう!

とはいえいろいろ良かったとこも。
まず冒頭から
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インセプション(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

思いつけないようなアイデアに、どの角度からさされても抜け目ないロジックなど、もういろいろ天才なんだろうけど。

ようは主人公のコブに、自分は全然魅力を感じられなかったからでしょうか。

急に集められた
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.7

サイモンはある日、学生時代の同級生ゴードに偶然再会する。
以来、毎日のようにゴードからの奇妙な「ギフト」が家に届くようになり…

2人の関係性を示す手掛かりとなるものは、まあまあ分かりやすい形で提示さ
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.2

「自分は誰にも迷惑かけずに生きてる」
なんてとんだ勘違い。
生きてるだけで、人はいろんなところに迷惑を掛けているし、それを知った上で図々しくも生きていくのだね。

と、巡礼するエリート眼科医のお父さん
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.3

ある日双子の姉弟は、亡くなった母親が自分たちにのこした遺言の存在を知る。その内容は、これまで存在さえ知らされていなかった父と兄を探し出し、彼ら宛ての手紙を渡して欲しいという母親の最期の願いだった。
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.2

あんまり気に入りすぎて観終わったはなからまた観直してた長女。

奇跡を運んでくれるクリスマスと、家族とよべる人がいる場所に帰りたくなる大晦日。

ホームレスのおじーちゃんに始末してくれと託された買い物
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

精神を病んだ凶悪犯が島流しにされる隔離病棟シャッターアイランド。そこで1人の女が忽然と姿を消す。その調査のため、ディカプリオ演じる連邦保安官テディが島に乗り込むことに…

設定や閉ざされた島の雰囲気、
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.2

マウイの表情と動きのクセ?みたいなのがリアルで、会ったことないのに会ったことある誰かを思わせる。

要所要所で登場するモアナのおばあちゃんもキーパーソン。小4の娘はおばあちゃん登場の度に号泣しててパブ
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ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.7

ゆるい!ゆるゆる!
蛭子×太川のローカル路線バス乗り継ぎの旅ばりにゆるいっす!
この感じは「なんか疲れてる、でもなんか映画観たい、でもなんかちゃんと観なくていいやつ」な気分の時にオススメできるかも。
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

吹替で鑑賞。
そんなに期待を寄せていたつもりもないけど、観た後に「もうちょっと面白いと思った」と感じたのはなんでだろー。

動物たちがそれぞれ抱えてるものがあることは理解したけど、それでも歌いたい!っ
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.7

子役のジョセフが見たくてDVD借りたわけだが、ブラピの美しさが桁違いだった。

彼の透き通るような青い瞳にモンタナの空とキラキラ輝く川の水面が溶け込んで、ブロンドの髪と青々とした森のコントラストが本当
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.6

封印していたドランの扉を開けようと、たかが世界の終わりを観る前にまずは過去作から。

これは人によって好き嫌いが別れる、というか感じる感じないがすごくありそう。

相手を変えることは神様じゃあるまいし
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.6

水野晴郎先生の最上級評価でますよ、これは。
文句なしに面白い!
誰にでもオススメできる。

タイトルのミッドナイトランとは「ちょろい仕事」というスラングらしい。
ちょろいどころかとんだトラブルの連続と
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モンスター・ホテル(2012年製作の映画)

3.5

絵が可愛い!
キャラも可愛い!
吹き替えかなり攻めてる。そのおかげで余計にキャラがたってるのか?

人間の男の子のタイプも想像してたのと全然違ったし、いろいろ意外だわー。

お父さんの必死な空回り具合
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リンジー・ローハンの妊娠宣言!? ハリウッド式OLウォーズ(2009年製作の映画)

2.5

この邦題にデジャブを感じて思わず観ちゃいましたよ。
そうだ、ちょっと前に地上波でやってたサイモンペッグのセレブウォーズだ。
日本人、○○ウォーズ好きなのかなぁ。
邦題迷った時のウォーズつけがち説とか。
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.6

わわわー これ大好きー!

ひねりなんかないし、どストレートな青春映画って感じだけど、心持ってかれるわー。

お兄ちゃんのロック講義は神。
お兄ちゃんは悔しさであり、寂しさであり、救いであり、悲しみで
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.8

脚本の高畑勲大先生の中身は、実は小5女子なんじゃないかと疑うくらい、この時期の女子あるあるがいっぱい。
時代や場所にもよるのかもしれないけど。
それでも何でもない日々のやりとりの中で「これあるわー」っ
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.8

やられる戦うの応酬中に、少し中だるみしてしまい。DVDの途中で家族分のお茶を入れなおしに立つくらいの余裕があったのだが、なんといっても最後が良かったよー。

ネバーエンディングストーリーみたいに奇想天
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セレブ・ウォーズ〜ニューヨークの恋に勝つルール〜(2008年製作の映画)

3.4

えーと、えーと、これは…あれだ、男性版プラダを着た悪魔?

それよかだいぶかる〜く感じるのは、この邦題のせいだけじゃないような気もするけど。

主人公を取り巻く魅力的なキャラクターって大事だなー。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

水に沈みゆく家に一人住むおじいさん。

おじいさんは毎晩赤ワインを飲む。
晩酌のつまみは人生のささやかな思い出。

思い出は、おじいさんの年の数だけまだまだたくさんある。

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.4

過去がなけりゃ今はないし、今がなけりゃ明日もない。
人生はつねに続きの続きの続きな〜のだ〜とバカボンのパパが言いそうな、当たり前だけど忘れがちなことを思い出させてくれる。

人生のしんどい1ページをチ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

こわいっ こわいよー!!
買ったコーヒー飲みかけだったのに、おじーちゃん家に入ってから飲んでる場合じゃなくなって、そのまま最後まで飲めなかった!

やばい、来たっ!息止めろ!って無音になる時に、スクリ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「信仰心」は人を救うし破壊もする。
「信仰心」で人は人を殺したりもするし許したりもする。

この信仰心のなせる技が自分にはなかなか腑に落とせず。
でもだからこそ、物語の中でヒュージャックマン演じる主人
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