もち食さんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

もち食

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青の稲妻(2002年製作の映画)

3.7

このどうにもならない倦怠感
国政のあらゆる出来事も彼ら若者にはどうでもいいことなのだ 空回りするエンジンのシーンが示唆的でかっこいい
オフィス北野からというのも至極納得

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.3

いろんなステレオタイプの愛がとにかくなんのもどかしさや苦しみもなくストレートに飛び交う
ので否が応でも泣きそうにはなる
娯楽作、デトックスとしてはすごいよいのでは

野いちご(1957年製作の映画)

3.9

1日に起きたバラバラの小さな出来事を、カメラと台詞で描き出すことで繋げ、人の自省と更生を美しく描いていく。映画が映画である意味。

セッション(2014年製作の映画)

3.5

音楽と、勝負ってのは相性悪いな~とは思うも(ラストもそれでなんとも分からない感じに)それでもじっと最後まで見てしまうのはのぞき見したがる人の性かドラムというどこまでもプリミティブな楽器の特性が生む緊張>>続きを読む

夜の人々(1948年製作の映画)

4.0

どこまでもロマンティック かっこいい男とかわいい女ということは多いけれど、二人ともどこまでも愛しく感じられる

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

これはすごい カメラワーク、音楽などテクニーク的な部分での革新性だけでかなり語れる人は語れるのでは(あいにく自分はそういったものに対する語彙は持ち合わせていないのだが…逆に言えばそういった人にでも伝わ>>続きを読む

ヒミズ(2011年製作の映画)

4.0

若干エクストリームすぎるきらいがあるが、安易な同情を誘う昨今の日本映画の中では独特の輝きを放っている
震災以降の何も誇れるものを持たない、報道されない日本のワーキングクラスを描いた映画という点で日本版
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

西海岸のやばい空気とスターウォーズでブレイクする前のジョンウィリアムスの音楽とマーロウの飄々としたキャラクターだけで十分楽しめる 大筋はハードボイルド、サスペンスということなんだろうけど、所々キャラク>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

3.5

やや冗長か ただイタリア人独特の顔の整いと気品がモノクロ映像にかなりマッチしていてそれだけで美しい 人生は祭り

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.8

ジョージルーカスらしい、詰まるところ大衆が思う映画らしい映画
オールディーズのロックンロール、櫛できれいに固めた髪、アメ車…その時代に産まれていなくても否が応でも漂う幻想の美しいノスタルジア
時代は変
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