くまさんの映画レビュー・感想・評価

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

前半はロードムービー的な明るさだけど、話が進むにつれ、主人公のおじさんの心の動きに共鳴していく。
あの衝突シーンをみて、これは歴史的な惨劇だと気づき、やっと思い出した。これが歴史の教科書じゃ、一行の紹
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.8

ハッピーなクィア映画!
クィアであることに迷いはなくとも苦しんできた大人と、セクシャリティを自覚し将来を不安視するティーンが、両者堂々と描かれ、どちらも過去や将来だけでなく今が苦しいんだと、力を合わせ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

ただただ、全てが美しかった。
映像、音、衣装、会話、目線、展開、総合芸術としての映画と言うに相応しい作品。

登場人物の心の動きに共鳴しながら、クライマックス、いまに向かっていく。自分なら辛い未来が目
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

人間として感情を大切に生きる楽しさを思い出させてくれる。
ナタリーポートマン可愛い。

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

数多くある宇宙映画は、突拍子もなかったり、展開が平凡で好きなジャンルではなかったけど、インターステラーは物理学の理論をもとにユニークな仮説をたて、作品内でリアリティを持たせているから引き込まれる。
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.5

ホリデーシーズンも、そうじゃない日でもハッピーで、ピュアになれる🎄

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

パルムドールに納得の素晴らしい作成だった。でも、興奮気味の素晴らしい!ではなく、じわじわと溜息が漏れるような凄い、といった感覚。
作中で描かれる貧富の差は、主人公たちがどんなに奮闘しても覆らない、と感
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーラン監督に惑わされたくて期待値Maxで鑑賞。映像の迫力、逆再生の新鮮さ、ストーリー性、人間み、キャストの魅力、色んな観点で惹きつけられて、1週間ずっと反芻してた。感謝後、ネタバレ記>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

2.4

ジョゼフ・ゴードン=レビットがマッチョで逞しい身体で驚いた。これまで知能的な役を多く演じているイメージだったから、今回、考えるより行動みたいな肉体派で新鮮すぎて、凄い惹きつけられた。
あとは、わちゃわ
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インセプション(2010年製作の映画)

5.0

これぞ映画の最高峰と言える作品。
世界感の構造を理解するのは簡単ではないけれど、のめり込んでしまうから、理解しようと考えるのが苦でない。
国際色豊かなキャストだったり、世界観、展開、舞台の幅広さだった
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

あらゆるデバイスの画面だけで構成されるのが斬新で、展開を追っていくのが楽しかった。全く狭さを感じず、むしろネットで繋がる広い世界を感じた。

パスワードの設定には気をつけようと思う。

はちどり(2018年製作の映画)

3.6

 家族と気持ちのある会話をしたくても出来なくて、外に関係を求めるも、付かず離れず期待して心を開くと、相手に突き放される。自分が何か気に障ることをしたのか分からない、大人はみな何も考えていないようで、子>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.3

明るいヘレディタリー。
ヒグマの着ぐるみ。
ダンスバトルロワイアル。
女の子が吹っ切れてたなら、いっか。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 悲しかった。悔しかった。行き場のない怒り。精一杯、行動しても、大した意義を持たないマジョリティの社会通念に押し返される絶望、空虚感は、いくら考えても私の頭じゃ適切な言葉にならない。

 あらゆる社会
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.3

名作特有のタイトル聞いただけで、ワクワク気分になるやつ!

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

5.0

ストーリーをちゃんと知らずに、バレエの厳しい世界の中で格闘していく話だろうと勝手な予想のもと観てしまったら、めちゃくちゃ良い意味で裏切ってくれて、驚愕の連続だった。
しかも、弱っている時に観たから、ナ
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ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

間合いとか視線とかがリアルで、共感できた。初めは自然と同性を好きになり、違和感もなく堂々としていたのに、周りからおかしいと言われ、なんだかよくわからない"普通の人生"を期待されると、徐々に自分が同性愛>>続きを読む

20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

4.0

前2作に比べて展開は落ち着いてしまったと思っていたが、シリーズものならではの、後半の集大成雰囲気がとても良い。
グータララ、スーダララの歌が何故かカッコよく切なく聴こえて、ほっこり作品にまとめてくれた
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

3.8

カンナの登場シーンで一目惚れしたことを鮮明に覚えてる。カンナの存在感に目が離せなくなって、さらに作品に引き込まれた。

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.8

中学生の時に、すごく好きだった映画。
音楽きくとワクワクする。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

大学の講義で数回に分けて鑑賞。
初めてのインド映画だったから、インパクトが強かった。インドは多言語国家だから、ダンスで分かりやすくしてたり、複雑な社会背景が反映されたり、ストーリー構成がしっかりされて
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

人間は片割れを探し彷徨い続け、それと出逢ったときには、自然と分かる。という引用からスタート。沢山の出典を用いて、丁寧に関係性を築いていく3人。少なくとも身近にはなかった凝縮され、優しい関係性。あんな青>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.0

わけわからん世界観が良い!
なんとなく美しいし、変なダンスが癖になるし、よくわからないのにワクワクする感じが楽しかった。
人に共有したくなる映画!

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

2.8

前から気になっていたが、評判の良さに押されて期待を大きくして観た。
作風がお洒落で、音楽とマッチしていて、人気なのは納得だった。だけど、洋楽に疎いせいか、音楽にどハマりできず、自分のお気に入りにはなら
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

冴えなかった男の子が、女の子の為に始めた音楽で、自分を見つけ、衣装やメイクを楽しんでいるのが、とても似合っていたし、その心意気がかっこよかった。音楽も青春っぽくて好き。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.8

大雪の日に映画館で観たのが印象的。
最初は上映時間が長いな、という思いがあったけど、時々観たくなる。重厚で、素晴らしい音楽。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

アリーがスターになってからは、レディーガガのLiveを観ているかのようで、無双感が気持ち良かった。サントラを飽きずに良く聴いている。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

 大学生になって初めて観た映画だったと思う。入学前に沢山映画を観て、18でやっと感情が豊かになってきて、初めて映像作品で涙が溢れた映画。忘れられない。
 これまで、うるっとすることはあっても、号泣した
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.2

 2年ほど前に鑑賞。ストーリーとかよく覚えてないけど、思い出そうとすると、不思議と心がほっとして、観ておいて良かったと思える作品。

 キャストが全員素晴らしいし、女の子であることを肯定してくれる感じ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃドンパチしてる笑
スカッとしたいときに観るべき、王道アクションだと思う。続きみたい。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.5

どこかのレビューで、チワワちゃんの事件を経て大人になっていく青春群像劇であり、青春が遠くなった人達には何も響かない映画、ってあったけど、とても共感できる。20代前半のいま、観れてよかった。
私はこんな
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A.I.(2001年製作の映画)

4.0

幼い頃の記憶。
でも、人間って自分勝手で人間っていやだなって思った初めての映画。
そーいう世界をSFの世界観がしっかり描いていて、ストーリーの記憶はかなり曖昧だけど、好きな作品。

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