Frommさんの映画レビュー・感想・評価

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呪詛(2022年製作の映画)

3.3

Playstationのホラーゲームのプレイング画面を観ているような没入感と、視聴者を巻き込むギミックが面白い。
物語も、論理的なところと不可解なところが良い塩梅で混ざっている。
虫や"蓮"、欠損など
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

35年越しの2作目として、これ程に素晴らしい答えも他に無いだろう。ストーリーは1作目を見事に活かし、GooseとRoosterの"2O親子"との関係も感動的。フライトシュミレーションゲームばりの高難度>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

王道のアメリカ映画。
ストーリーはシンプルで、敵の設定も作戦内容なども練られていない。
ドッグファイトのシーンも、映像では機銃の射程圏なのにミサイルを使っていたり、カットで強引に繋いだり、演出の限界を
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

コミュニケーションと、人間の在り方について理解を深めてくれるような映画だった。

言葉だけではない、様々な物事を媒介した対話の形が描かれている。
その使い方、受け止め方が登場人物毎に異なり、それぞれの
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種子(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

息子を失った両親が、その心臓を移植したレシピエントの子と母親に会いに行く話。
ドナーの遺族との面会は極めて異例なので、稀なケースを描いている。
お互いに言いようのない気不味さや申し訳なさを感じていたド
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途切れない電話/Call Waiting(2020年製作の映画)

3.5

フランス、コロナ禍で緊急コールセンターの仕事をリモートで行う二児の母の日常。
時間を持て余した子どもの退屈と、次から次へと電話越しに迫る状況との同居が心を掻き乱す。
たった15分の間に詰め込まれた大量
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

前2作に比べればクラシックな仕上がりで、戦闘描写もプロットも落ち着いて安定していた。
Fワードも心なしか少なめ。
直接1作目に繋がる「0」的な作品ではないので、この作品から観ても楽しめるだろう。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

ビートルズに明るくないのですが、成功と幸せ、人生の大切なものを描いた素敵な映画だと思いました。
構成は少し間延びしたシーンが多いようにも思います。

Edが本人役で出ていますが、主人公の在り方にもEd
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

戦闘系のアニメ映画としては非常に良く、アニメーションの美しさとIMAXの音とで、素晴らしいエンタメになっていた。主題歌の炎も、LiSAさんの背景も乗って更に深みが感じられ、リアルとメタの両面から感動で>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

背景など全く知らずに観ましたが、俳優がただただ格好良いのと、物語の切り取り方が良いのか、没頭して観れました。

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.9

物語の背景の深掘りなどはあまり無いが、その分アクションの格好良さとテーマの部分に集中していて良かったなと。
そういう意味でラストの展開も合点がいきます。
2人目も含め、悪役に感情移入させないように物語
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

漫画原作である以上詰め込み部分は仕方ないですが、それでもストーリーはよくまとまって面白くなってました。
岡田准一のアクション目当で観たので、そこは大変満足です。

天気の子(2019年製作の映画)

2.0

映像と音楽、題材は非常に良いと思いました。

「君の名は」は脚本に相当手を入れられてできたと聞きましたが、今回はそのテイストを独りで出そうとして失敗したような印象でした。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

4.0

優しい真実を造る徹底した嘘。
歴史に疎かった自分に反省。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.3

絵も音楽も声もプロットも美しく完成された物語。

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.7

命を捨てて悪徳に貢献するより、人として生きていく。
バヌアツ共和国含め、途上国や貧国を訪れてみたい。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

人を救うために膨大な種類の言語を話すというのは良い。
見倣いたい。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

他人の中で生き続けるとはこういうことなんでしょう。

何者(2016年製作の映画)

4.2

自分とは何者なのか。
自分を見失っていた主人公が、その実周りの人間と同じように既に何者かであったということに気付くまでの物語。
就活という文脈に落とし込んで語られているが、就活が根幹ではない。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

努力の質と量と方向性、持つべき信念について考えられる。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

新海誠監督らしい美しい映像表現と、RadwimpsのMVのようなまとまりがあって気持ち良く視聴できる。構成もシンプルでありながら個性があって面白い。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.8

物語として完成度が高い。
メッセージをしっかり理解する為に何度も観直したい。