FrozenFriendsさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・キラー(2023年製作の映画)

5.0

「ザ・キラー」うわー!めちゃくちゃ好きな映画だった!僕は「業を背負った孤独な男」が出てくる作品が大好きなので、この映画はどストライク!こういう映画を一生観ていたい!

この映画はいわば、『暗殺者』とい
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

あまりにも日常化された支配と搾取の構造。
雑すぎる殺人の偽装工作や、堂々と人でなし発言をする権力者ヘイルの邪悪さに背筋が凍る。

その中に無自覚に組み込まれていくアーネストの無神経さと愚かさが、自分の
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.8

「ドミノ」あー好きな映画だこれ。終始楽しくてニヤニヤしてました。
終始、意味深なシーンと有り得ない超催眠術と急に世界の真実を語り始める「信用できない語り手」のオンパレード。
その全てが「なんか粗が多く
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ハント(2022年製作の映画)

4.7

面白かった~!イ・ジョンジェさんすげぇ・・・これが初監督とかマジか。
今まで観たスパイアクション映画でもトップクラスで面白かった。「007」とか「ミッション・インポッシブル」シリーズにも引けを取らない
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

4.2

改めて観ても面白かった~!
波打ち蠢くビデオデッキや幻覚記録装置とか手首に突き刺さる銃とか不気味な幻覚のアイデアとギミックが最高。
不条理な幻覚に支配もされず拒絶もせず、淡々と狂っていくマックスの死ん
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

面白かった~👏👏 シリーズの集大成であり間違いなく最高傑作!2の終盤から広がり過ぎた世界観のせいで前作はジョンの目的がよくわからない時もあったけど、今回は明確に「復讐」で、解りやすい!やっぱりジョンに>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.1

なんとも不可解で退廃的で奇妙な世界観が心地よかった。観やすい作品だったとおもう。

グロテスクで残酷な描写が当たり前のように繰り返されるけど、この世界の人々は価値観も倫理観も、現代の人間と異なるので個
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バービー(2023年製作の映画)

4.4

「バービー」面白かった~。
男社会のマッチョな価値観をこき下ろしながら、何者でもない自己を肯定するストーリー。展開はかなり強引だけど、台詞と演出で引っ張るので飽きない。
徹頭徹尾、アホで女々しくて、だ
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.9

カード・カウンターが良すぎたので監督の前作「魂のゆくえ」を観ました。
本作も痺れるほど凄い傑作。難病を患い、信仰の矛盾に絶望しながら、救済を待ち望む男の魂のゆくえ。

カード・カウンター(2021年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ好きな映画。痺れた。

過去に犯した罪の意識に苛まれ、贖罪と救いの機会を待ちながら、無味乾燥な灰色の日々を送る男。オスカー・アイザックがかっこよすぎるせいで霞んではいるが、このキャラクター
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

AIR面白かった!80年代ヒット曲がかかりまくり、テンポよく話が進む逆境チームお仕事映画。
とはいえ、バスケの試合の躍動感やシューズ開発の過程の試行錯誤など盛り上げるシーンは色々作れそうなのにそれらは
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.8

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」観ました!圧倒的な「抵抗と祝福」映画でした!

ものすごいテンションで面白さとアホらしさと困惑と感動が同時に押し寄せて、感情がぐちゃぐちゃに弄ばれ
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

ベネデッタ観てきました。さすがヴァーホーベン監督な、俗っぽさ全開の聖女の成り上がり物語。ラストの怒涛の展開に最高じゃん!って鳥肌立ちました。女優さん達みんな脱ぎまくってるのに、面構えがみんな歴戦の兵士>>続きを読む

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

4.0

『アラビアンナイト三千年の願い』を観ました。とても深く示唆に富んだ映画で、まだ腑に落ちてない事も多いですが、僕はこれは物語を語ることについての映画であり、お互いの物語を語ることでより深く繋がるコミュニ>>続きを読む

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

4.5

ベネディクト・カンバーバッチとネコちゃんたちが仲良く暮らすのを観てほっこりする映画だと思っていたら・・・完全にナメてました。
めちゃくちゃ刺さって泣いてしまった。

この映画では「耐え難い哀しみや不幸
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

デビッド・エアー版の同作品に予告編の段階から期待を膨らませて観に行ったら、ズコーって出来でかなりショックを受けたので、今作もしばらく観れなかったのですが、こちらはすごく好きですね。さすがジェームズ・ガ>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

予想以上に面白かった!
多重人格的なサイコホラーと思いきや、なんと視覚的にも身体の支配を奪うアクションスリラーに脱帽。すごかった。

結末を知ってから見直した時に、かなり序盤から丁寧に結末への演出を積
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

陰惨なホラーと思いきや、とても上質な少年の成長ストーリーで最高に面白かったです!

主人公の男の子が、親友の声を受話器から聞いて、一旦は折れかけた心を奮い立たせて、友の霊と一緒にトレーニングするシーン
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

4.8

不穏な世界観、画面の鮮やかな色彩、音楽の使い方、すべてが堪らなく好きです・・・。ずっとこの世界を見ていたいと思わせてくれるような映画です。

どこか黒沢清監督の作品にも通じるような、静かに世界の歪みが
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

ミッドサマー観ました。奇妙で穏やかなすごくいい映画だった。見終わった時は不条理に混乱したけど、じわじわと美しい映像とカタルシスに癒されたのを感じた。ヘレディタリーは逃れられない恐怖と罪悪感に押し潰され>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.8

年老いた一人のヒットマンが語る自伝的な映画。
北野武監督のヤクザ映画にも通じる、ドライで淡々として少しコミカルなアメリカ裏社会の実情が3時間以上を通して丁寧に語られていく。

ロバート・デニーロ、アル
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前半のダンスシーンが一生観ていたくなるほどカッコいいので、このシーンを映画館で観るだけでもこの映画は忘れられなくなりますが、後半の地獄絵図と化す寸前の不穏な空気が高まっていくクレジットの出方も相当好き>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.8

掛け値なしにすばらしい傑作だった。
個人的には、歴代の中でも、もっとも完璧なジョーカーだったと思える。


本作では、ジョーカーことアーサー・フレックは、感情が高ぶると笑いが止まらなくなってしまう疾患
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.9

アメリカン・アニマルズ観ました。犯行の拙さよりも生々しかったのは、「これが人生で只一つのチャンスだ」っていう考えの呪縛のような拘束力だ。「僕達は退屈で平凡だからこそ、桁外れた行動が輝きを増して見えるん>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

素晴らしいサスペンス映画だった。音の遠近感の演出にグイグイ引き込まれる。電話越しに聞こえる環境ノイズや緊急コールセンターのコール音。電話越しに伝わる声の震えや感情の揺らめき。
一方でラジオドラマのよう
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

『グリーンブック』素敵な映画だった。助演男優賞取ったマハーシャラアリは安定の演技力でビビるほどピアノが上手かったが、個人的にはヴィゴモーテンセンの無骨なイタリア男がすごく良かった。観る前は「なんでこの>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

いい意味で予想を裏切る映画で、観る前は「不器用にしか生きられない男の生き様や矜持」についての映画と思いきや、終わってみれば「人はいくつになっても、過ちを認めて正しく在ろうとやり直せる」っていう、まさに>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

オープニングのまがまがしさから強烈に映画に引き込まれた。
カメラワークと音の演出が見事!特に重低音と微細な日常の音の対比がとても怖かった。鮮烈なジャンプカットで時間の歪みを表現するのもすごい。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃに心に刺ささって、ボロボロ泣いた。エンドロールから数分ずっと泣いてた。

昔からずっと思い描いていた「幽霊ってきっとこういう存在」という想像がそのまま映像になっていて、

その想像にどこか
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.2

俗にまみれた狂気が目をそらせないほど素晴らしい

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