Fuzzさんの映画レビュー・感想・評価

Fuzz

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

原爆の父、
オッペンハイマーの
人間の根底と、科学者としての使命、
揺れ動く心理をノーランらしく
画面や色の切り替わりと音、
見るものの視点などで描写していた。

インターステラーのような
抽象的な描
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.4

現段階における
全ての技術を駆使して
作ったのじゃないかと思える作品。
映像美、音、迫力、
桁違いのスケールに圧巻だった。
ヴィルヌーブだから作り出せる、
世界観に存分に浸れた。

そして、今まで、全
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

シンゴジラに比べて
人間達が綺麗に見える作品だった。
死にきれなかった男たちが、
ゴジラを倒すために、命をかける、
熱い鼓動が感じられる良い映画。
ラストの浜辺美波の異変は
なんだったのだろうか。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

ティモシーシャラメの美声に
酔いしれた作品。
ミュージカルと思わず見たのだが、
なかなか楽しかった。
個人的には、ジョニデのウォンカの方が
好きかな!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

完全無垢な女性が
全てを駆使して、生きていく様が
カッコよかった。
既成概念にとれわれないことへの
ピュアな強さとサイコパスを
演じ切った、エマストーンが
怪演でした。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

平山のなんてことない日常が、
どれだけ、貴重で尊いかを
感じさせてくれる映画だった。
仕事がある事で、社会との接点が
どれだけ良い事か。
自分の父親をみているような気になる
素敵な映画でした。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

幼少期の曖昧な記憶と、
ビデオカメラの不鮮明さが、
断片的にのこる情景を上手く
再現されていた。

ポール・メスカルの
若くして父になった苦悩の演技と、
子役のフランキー・コリオの
自然体の11歳なら
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

15歳のスカヨハが
端正すぎて、ビビった。
周囲が成長するスピードと
自分のペースが噛み合わない
歯痒さをソーラバーチが。
実年齢が近い2人だからこそ、
説得力のある演技だった気がする。
あのバスの行
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

ウェスアンダーソンらしい
世界観と色味。
重ねられたストーリーと、
淡々と進んでいく物語は、
ブレない感じで素敵でした。
豪華キャストをおしげもなく
採用するあたりも、この映画の魅力だな。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

ジョン・ウィック、ラスト作。
掟を破った殺し屋の末路は。
哀愁が本当に半端なくて、
ボロボロになりながらも
立ち上がるその姿は
まさに不屈の精神。

ライバルが盲目の殺し屋っての言うのが
少し無理があ
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.6

石原さとみが破天荒な
母親役を演じながら、
なんとでも、娘を幸せにしようとした話。
田中圭のポジションがとても良かったな。
グッとくる作品でした!

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

全シリーズみている
ミッションインポシブル。
ゴーストプロトコルあたりで、
あれこれダイハードだっけ??
って思うばりの肉弾戦があったような。
あくまでスパイ映画であってほしいので、
それなりに毎回最
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

夢と現実の境目みたいな映画だった。
誰しもが持ちうる幼少期の記憶と
幼少期に妄想する空間を、視覚的かつ
ねっとりした描写で描かれてた。
お札が巻き付くシーンとか正にだ。

少年の成長により越えるのは
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怪物(2023年製作の映画)

3.9

怪物だれーだ
このフレーズからは
ちょっと違った、
愛の物語やったなと感じた。

各々が掛け違えた、
正義と意志と行動が怪物の
側面を持っていた。

中村獅童と高畑充希の役が
1番怪物やんおもったわ。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

壮大な親子喧嘩を
時空をこえて、繰り広げる。
刻みのいい、ストーリー展開は、
A24 らしさを感じさせる
良作でした!

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

ボンボン感のある
抜けたソーが、
ゴッドスレイヤーから、
神々を守る。
ナタリーポートマン演じる
マイティソーとのコンビは秀逸でした!
クリスチャンベイルがまたまた
存在感のある役してたな〜。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

伊坂幸太郎の原作らしい、
複数の物語が錯綜するストーリーと、
むちゃくちゃな設定の殺し屋たちが
ブリーフケースを求め、殺し合う!
テンポの良さと、
こぎみのいいアクションが、よかった。
ブラピが大人の
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

リセットしたかった人生と、
続けたかった人生。
1人の男の死により、
知られたくない過去が少しづつ、顕れる。
演技力のありすぎる役者たちに
重厚感ある映画でした。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.2

大阪コミコンの興奮
冷めやらぬまま視聴。
出だしのcreep から、
もう好きでしかない選曲。

ロケットの過去をベースに
ガーディアンズの結束の硬さと
さらなる進化を見た気がする。

クソガーディア
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

数少ない登場人物と、
いっさいロケーションが変わらない
状況でここまでのインパクトを
与える映画はなかなかない気がする。

死期のせまった男が
人生でひとつでもまともな事をしたんだと
信じたかった と
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.9

Nike 社における
Jordan ブランドの契約が
成立するまでの秘話。
ford vs Ferrari をなぜか思い出しつつ、
ベンアフレックのパーマも気になりながら鑑賞。

役柄とは言え、うだつ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

ドルビーサウンドで視聴。
見たかいがあった。

JAZZ の熱量が
むしろ、JASSの熱量が
本当に伝わる映画だった。

天才ピアニストの雪祈と
圧倒的なテナーサックスの大の間に
挟まれる素人の玉田の
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

ラララ・ランドの監督作品。
前作のイメージよりも、
テンションは、
華麗なるギャツビーを彷彿させる。

マーゴット・ロビーの圧巻の演技と、
ブラッド・ピットの哀愁、
ディエゴカルバの見せる苦悩、
トビ
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RRR(2022年製作の映画)

4.2

どえらい映画みたなっていうのが
見終わったあとの印象。
スケールが大きすぎて、
大きすぎて、終始驚きと笑いが
絶えない映画だった。
映画がエンタメという意味合いを
心底感じれる作品でした。
情熱と友情
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.7

良い意味でも悪い意味でも
Ado 演じる UTA 一色!
サウンドなどを考えると、
映画館で見るのがいいかと。
シャンクスの出征を
さらっとぶち込んでくるあたりが
小田さんさすがと思わずにはいられない
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

年下の15歳で怖いもの知らずの少年と
現実を感じ始める、25歳の主人公。
ウォーターベッドを売る、
アメリカンドリームもあれば、
わかりやすい青春群像劇もあり、
ショーンペンのバイクアクションや、
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

初日に視聴。
線画とbirthday の曲のはじまりに
身震いがおきた。
千葉さんの声が渋すぎて。

動画と静止画の融合が、
改めて、この漫画の凄みと存在感
増し増し。
アニメに違和感を感じてた、
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

ワガンダフォーエバーのパンフを
買いに行くついでに視聴。
みる予定はなかったのだけれども、
上映回数の多さから、気になり。

思いの外、オカルトなストーリーと
急スピードな展開で、時間の経過は
あっと
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

公開初日に鑑賞。
新海さんの映画の方が、
正直、人おった気がした。

ティ・チャラ役の
チャドウィックの亡き後、
ブラック・パンサーを誰が継ぐのか。
追悼の映画であるとともに、
新たな歴史の始まりだっ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

第1作目からのニューカマー
清野菜名の羌瘣と、
渋川清彦の縛虎申の存在感が
凄かったな。

羌瘣の叫びと。
ミスチルの曲とのリンクが泣けた。

李牧や龐煖がだれなのか。
配役も気になりすぎる。
ディー
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.7

土方歳三がいかに
新撰組のなかで組織統制に
秀でていたかがよくわかった作品でした。
岡田くんが出ていたので、
すごい殺陣がメインかと思いきや
ストーリーメインで違うかった。
伊藤英明の鴨と山田くんの沖
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

是枝さんらしい、
血縁の家族と、事件から起きる
偽の家族とのコントラストが
浮かび上がる作品だった。

ソン・ガンホはとても好きな俳優なんだけど、
どうしても既視感のある役柄に思えた。
一見、どうしよ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

ちょっと思い出しただけ。
自然に過ごした時間ほど
ふと思い出せる瞬間みたいなのが
うまく表現されてた気がする。
2人の会話と部屋の荒れ具合、
心の変化と経年を逆回転される
カット割と光の描写は好きな感
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

IMAX 視聴。
正直見ないでおこうと思ってたんだけど、
あまりに評価が高かったので、行く事に。
映画館で見るべき映画です。
過去作よりもダイナミックでリアリティの
ある空中線の攻防や、臨場感などは
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