ぐさんの映画レビュー・感想・評価

ぐ

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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

5.0

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亡き母が演じてたスラッシャー映画の世界に迷い込んでしまうB級ホラーコメディ。
主人公たちはホラー映画のお約束の知識を持っていて、殺人鬼に殺されることを回避しようと頑張る。
あらすじが面白そうで観たけど
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.0

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ポスターのデザインが好きなのと、設定の面白さに惹かれて観た。
結果から言うと、かなり好きな部類。
不衛生で倫理観のない不快な描写は多々あるんだけど、その行為には人間のエゴと醜さを表す意味があるので、個
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

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すごい作品を観た。
時間の仕掛けが作品のテーマに繋がっていて、トリックに意味があり鍵である作品。
視聴者の思い込みを利用しているのも巧いし、「動物と話すパパとママ」で回収するのも巧い。
原作が結構違う
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ミッシング ID(2011年製作の映画)

3.4

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パッケージと名前で完全にSFやと思ってみたらそんなことはなかった。
母が実はめっちゃ強かったのが一番テンション上がった。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.5

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前半成り上がり、後半復讐もの。
本名エステラにクルエラという二面性がある設定で、エステラが死ぬまでの物語。
衣装が全部最高で、クルエラの登場シーン全てがかっこよかった。
センスでぶん殴られる感じがたま
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

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この作品の重要な要素である「逆行」が、タイムトラベルものとして新しい切り口。というか本当に文字通り逆に進むのがまず凄い。映像作品ならではの巻き戻し描写が良い。
時間軸は一本で過去→未来と未来→過去が交
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

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主人公とボスが真逆のコンビな、完成度の高いロードムービー。
差別をテーマを扱っているが、めちゃくちゃ観やすかった。

2人の距離の縮まり方と、関係性の変化がすごく丁寧。
最初の主人公は黒人の使用したコ
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嵐の中で(2018年製作の映画)

4.8

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大当たりだ!!面白れーー!!
タイムリープ過去改変もの。

過去とテレビが繋がったあたりからワクワクが止まらなかった。
テレビで過去と接続することで、パラレルワールドに記憶のみが引き継がれてリープする
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.0

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銭湯で死体処理という発想が面白い。
物語はずっと起伏がなく淡々としてた印象。
題材とは正反対のゆるい雰囲気が特徴。

いろんなジャンルが混じってる?
狙ってやってるんだろうけど、個人的にはどれかのジャ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.2

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ただ何もない空間を映してるだけで怖いというコスパ良すぎな映画。
信頼できない語り手のような雰囲気もあったけど、リー・ワネルが視聴者を騙すためだけに空間を映すわけないという絶対的な信頼があった。

人怖
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

5.0

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主人公たちの死亡シーンからはじまって、不老不死の設定を主軸に物語が展開する。
全てがこの設定だからこその話だというのを一貫していて、余さず使っているのがすごく良い。

新人以外の不老不死仲間は200年
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スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年製作の映画)

3.1

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日本では聞かないけど、海外の都市伝説として有名なんだろうな。

赤丸で囲われてたのと唐突な彼氏の動きに笑ってしまった。
ホラーとギャグは紙一重。

バイバイマン(2016年製作の映画)

3.3

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バイバイマン登場が無駄にかっこいい。
ちょいちょい幻覚で出てくる人が謎の誘惑してくるの笑っちゃった。

都市伝説のように広まるほど強くなるタイプ。
拡散しないように知ってる人全員を殺すことでしか解決し
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.6

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前半の謎の出し方がかなり面白かった。
主人公が薬を服用してたり、夢と現実がごっちゃになってたりで全く信頼できないようにしてる。

韓国映画は胸糞が多いイメージなんだけど、これも例に漏れず胸糞度は高い。
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最終絶叫計画5(2013年製作の映画)

3.4

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他シリーズがネトフリになかったので5だけ。
軽快ドタバタホラーコメディ。

視聴者置いてけぼりになるほどテンポが良い。
90分未満とは思えない密度とカロリー。

一般通過する悪霊で毎回笑ってた。
徹底
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ルール(1998年製作の映画)

3.4

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犯人当てが物語の軸だけどその辺はガバガバ。
けどテンポがいいので全体的に面白かった。

思ってたよりポンポン人が死ぬ。
犯人はアクティブだ。

海底47m(2017年製作の映画)

3.2

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サメ映画として観たんだけど、サメの恐怖というよりは深海の恐怖だった。

ビームとかは出ない真面目なサメ。
それ故にサメの出番があまりない。

同じセリフ、同じ行動を繰り返すのはいただけない。
出来るこ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.2

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強盗に入ったらそこのおじいちゃんがやばかった系スリラー。
テンポが良く緊張感がある。
胸糞度は高め。

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.4

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呪いのポラロイドカメラ。
撮るだけで人を殺す武器。
主人公は死神。

幽霊はクリーチャー寄りなので、霊的な怖さというよりスリラーっぽい怖さが近い。
真相は主人公に直接関係のあることではなく、完全に巻き
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.7

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ちゃんとサメが怖いサメ映画。
海の映像がめちゃくちゃ美しいんだけど、水中視点になる度に怖かった。
あんなことがあってもサーフィンしに海に来れる主人公は強い。

負傷や治療の描写がリアルで痛々しい。
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.2

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シリアルキラーの恐怖というか、ストーカーの恐怖。気持ち悪い怖さ。
登場人物に嫌なやつが多い印象。

ベッドの下に隙間は作らないようにしようね。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.2

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ちゃんとしっかりミステリーしてる。
無駄な描写なくて良い。告白する犯人がわざわざ目立つことをする目的と、主人公が目撃者の女の人から犯人を守るとこに重要な意味があるのが好き。
テレビ中継する中盤あたりの
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リトルデビル(2017年製作の映画)

4.0

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コメディ>ホラー。

シーンの繋ぎや切り替えを、リズミカルに音ハメしながら数コマのカットで終わらせるのでめちゃくちゃテンポがいい。
一瞬で情報を分からせる映像作品ならではの描写ですごくいいなって思った
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除霊師(2015年製作の映画)

3.0

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圧倒的物理除霊。
憑いた霊を徹底的にぶん殴って追い出す。
取り憑いてない幽霊には物理無効ということで、最終的に主人公が仮死状態になり、相手のフィールドまで行って殴るという徹底ぶり。

後半のラブストー
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.8

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美人なベビーシッターが、仲間たちと主人公の家で悪魔崇拝の儀式してて殺す現場を目撃。
主人公がその殺人鬼から逃げる軽快コメディスリラー。

殺人シーンから一気に急カーブ、急加速してそのまま爆速で駆け抜け
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

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お金に困ってる天才とアホなボンボンの利害が一致した壮大なカンニング物語。
題材の切り口が面白い上に、生まれた環境の格差なんかも混ざってる。
ドラマ性が高い。

序盤と終盤のリンとバンクの対比が好き。
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

5.0

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素晴らしいエンタメだった!
災害でバディでロマン溢れるいい映画。
見た目のSFさもめっちゃ良かった。
ロボ系はあんまり観ないんだけど、それでも製作者のロボや怪獣系への愛とリスペクトをすこぶる感じた。
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.8

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インターネットや検索など世界の表現が当然のようにいい。
ラルフにとってヴァネロペは初の友達で、今作ではほぼ依存に近い状態になっている。めっちゃ重い。

ラルフってレトロゲームなのもあって考え方が基本的
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.6

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三つゲームが主体となって展開する。
タコ足配線の電源がゲーム機たちのターミナルになってるのがもう天才。
ラルフの壊す能力、フェリックスの直す能力、ヴァネロペの不具合がうまいこと使われててすごく好き。
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ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

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ディズニープラス入った記念。一回目はズートピア。
何回も観てるけど毎回純粋に面白すぎるなって思うすごすぎる作品。
観れば観るほど物語の構成力と無駄なシーンのなさが際立って、初回で観た時よりも感動する。
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.6

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サスペンス>スリラー>ホラー。
前半で幻覚に逃避して、後半で現実に向き合う。

家族愛的なのがテーマかな?
キャンディー屋もおそらく母子のメタファー。

かなり中盤で転がきたので、もう一回返すかなと思
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.0

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スリラーだと思って観たら、そんなことはなかった。
イタズラが悪質で不愉快。

LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.2

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泡も煙も全部レゴ。すごい。
無駄なシーンは入れないのを徹底してて、「1分後に集合」的なことを言うとすぐに1分後に時間が飛ぶという恐ろしいほどのテンポの良さ。
パロディとか多くて楽しいし、最後はグッとく
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.2

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犯人がいい感じに狂っててインパクトがすごい。
彼女の秘密はネットだと簡単に人生を乗っ取れる的な比喩かな?

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

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バディ要素>ミステリー要素だった。
組むことになった相棒と、お客様への対応を経て成長するみたいな感じ。
伏線を映像で回収するのいいな。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.8

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美しすぎてストップモーションだと気がつかなかった。
折り紙の動きがかわいくて好き。

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