どめすさんの映画レビュー・感想・評価

どめす

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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8




まずロビンウィリアムズの匂い。

マットデイモンの上品なヤンチャ風も

ベンアフレックの大人との狭間のヤンキー感も


役者達が形を完成させているからすぐに話に入り込めるし


天才という逸脱し
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神様メール(2015年製作の映画)

3.3


尾崎の様に家を飛び出しだした
神の娘によって自身の余命を知った人々のクスッとほっこりするオムニバス形式のファンタジー。


監督の独特の絵面、センスで感情を表現するのは素晴らしかったし、音楽も良き。
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サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


夫が出所したせいで、若い妻の鬱病は制御不能になる、、、医師に新薬を処方されるが女の人生は変わり果ててしまう、、、(あらすじ引用)


鬱病患者(ルーニーマーラ)の重い悩み、苦しみ、寄り添う医師(ジュ
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.1



実際にあった警官発砲事件。

話も聞かず、見た目で判断し、発砲。

結果、刑は軽いもの。

若き愛する者が青年の死を製作人がしっかり見つめて作った良作です。

一つの1人の命の尊さをしっかり描き切
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5


原作に忠実でキャスティングには文句ないが、

どこか哀愁が足らなかった印象。

キャストの演技はみんないいのだが物語をつつむオーラが後半に連れてもう少し悲しみを持って緩急をつけて欲しかった。

最初
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.5


兄妹の悲しく静かな愛と痛みのものがたり。

物語の核心を写さず、説明的なセリフもなく進行する

音楽と表情のみの長回しで感情の変化を表現する痛みに寄り添った仕上がり、

本作の魅力はそこである。
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マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

4.2



差別、友情、愛。

人種は違えど家族、友を愛する気持ちは同じ。

久々にずっしりとした良作を見た。

一つ一つに胸をえぐられる。

ネタバレはしたくないので、
この作品が多くの人に届く事を願い、出
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

2.8


アレックスガーランド✖️ナタリーポートマン でかなり期待してみたがイマイチな印象。


映像美、音楽は◎だが、

エクスマキナの様な心理描写が今回は欠けていた。

次回作に期待したい。

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.2


言いたい事はわかるし、
受賞もわかる。


こだわったカットと問題啓示。

がしかし私の趣味ではなかった。

blank13(2017年製作の映画)

4.0


先に言っとくが齋藤工のファンではない。

が、


とにかく久々にこんなカッコいい邦画をみた。
海外に胸を張ってだせる

齋藤工監督。素晴らしい。
彼の映画への勉強熱心な姿が頭に浮かんだ。

ラスト
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犬猿(2017年製作の映画)

3.8



人間思ったように行かない。

自分のいいところより人のいいところを見てしまい。

自分のいいところを見失う。

嫌いで嫌いで結局嫌いだ。
だけど大切。

吉田監督の映画は表と裏、愛と憎、人間それぞ
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チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

3.5



童貞三人のよくある喜劇。


しかし最近の三浦春馬のよりよっぽど童貞感が出ていて好感。

助けに行かないの好感

結局ダメだけど生きる。以前童貞を経験してる皆さんならこのバカバカしさに共感するはず
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.0


長澤まさみの泣きの芝居は飽きた感あるが

まあ悪くはない作品。

このジャンルの日本映画はまだこの程度。

特に印象には残らない。

愛の病(2017年製作の映画)

3.4



実際にあった殺人事件の実話。

恐ろしい実話を時にコミカルに時にAVを見てるようなSEXをリアルに描き、時にホラーの様に描く。

瀬戸さおりさん。最初は可愛くないなー。あれあれ好きになって来た。狂
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.8


夏におこった期限付きの奇跡の実話。

感動か否かは見る人によって違うだろうが、どちらに受け取ったとしても深くこの映画を考えるはず

デニーロの障害から解き放たれた強弱の芝居の演技もさることながら
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

今年のラストはこの作品。
邦画のラブコメで面白いと思ったのはいつぶりだ。
久々に希望をもらった。

孤独の人は妄想語りの所は皆さん共感するはずだ。

松岡茉優の顔芸、喜怒哀楽に感心するばかり。

今だ
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.7


見るたびに面白くなる作品。

浅井リョウの作品は必ず誰かに移入してしまう。

トップクラスの女子の話中に耳を傾けていたら
あいつに聞かれてんじゃない?
とっさに本に集中のフリ
とか。

そして胸がき
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.8


面白い。
最初から訳が分からず主人公同様映画に放り込まれ、すぐに引き込まれ、90分にした事で飽きる事ない。

ジェイクギレンホールは今回も緻密な演技で楽しませてくれる。

一見の価値あり

ラストが
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イルマーレ(2001年製作の映画)

2.5


90年代のオシャレ映画がみたいで懐かしさ感じる音楽、映像。

他の韓国ラブストーリーの様にわかりやすさを抜いた分

時間の行き来という不自然さを自然な流れで見れる

が、僕の見方が悪いのか、あまり時
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優雅な世界(2007年製作の映画)

3.0


闇の世界から抜け出せなくなった男が家族の為にカタギになろうとするが、、、

名優ソンガンホ主演のノワール。

ノワールとは思えない音楽とソンガンホの哀愁ある背中のギャップがいい。

が特別記憶に残る
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白夜行-白い闇の中を歩く-(2009年製作の映画)

3.5



原作者の東野氏もいうとうり原作の雰囲気、匂いが閉じ込められているのは

日本のドラマ、映画よりは韓国版だ。

ただ分かりにくい内容、少ない時間で繊細で深い愛情を説明しなければいけないので、エンタメ
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7


好みの分かれる不思議なラブストーリーだか

僕は凄く好きだった。

パンクだか悲しさや寂しさを含んだ慌ただしい画。
エルファニングの未知の生物の変態味が魅力的ですぐに映画に吸い込まれた。

変態、変
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ディアーディアー(2015年製作の映画)

2.9



地味だが静かに胸をうつ良作

自然に見せたいあまり不自然な箇所など色々ありますが、

邦画らしい邦画を観してもらいました。
菊池監督。これから売れますよ。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.0



吹越満、染谷将太に拍手
2人が伊藤英明の事件を追うサスペンスゾーンのヒリヒリ感までの1時間なら凄くよかった。


がパーティ(殺し)が始まりもうめちゃくちゃ。

二階堂ふみのラストの表情はよかった
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.2



麻生久美子健在。
数シーンながら破壊力抜群。

少しダレる時間もあるし
見終わったあと対して気に留め用とはしないが

時間が経つと段々この作品が好きになる。
そう亀岡さんのように。

一見の価値あ
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.5


1990年代最後の革命マトリックス。

今映画を俯瞰で見るとその凄さがまたわかる。

当時劇場で見た衝撃を今でも。
もちろんツッコミ所もあるのだか、この時代にこの作品を作った事。

それが映画に対す
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

2.8



なにも考えないで見るならまあいいが

時間のない人のたまの一本ならオススメはしない。

面白いのは染谷君ゾーンのまだ謎多きで想像が膨らむ
なにが起きるなにが起きる

が失速。演技力は若手なので染谷
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.2



沖田監督ならでわのしぜんな会話劇と

俯瞰で見ると凄くほっこりするカット。大変楽しめます。

沖田監督は邦画ファンなら見なければいけない監督の1人。

こちらも安定のクオリティです。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0


言わずもがなな名作。

ジャンレノのはまり役。
ナタリーポートマンの若き色気。

音楽と街並みがおしゃれで必死生きる2人とのバランスが素敵、

ラスト倒れる時の無音のカットはやはり素敵。

最近少な
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インセプション(2010年製作の映画)

3.6



クリストファーノーラン。
まさに新感覚の映像表現。

色々な見たかった世界を見してくれる。

ただ意地悪な見方をすると精度が甘いというか作りは甘い。

あえて甘くして夢のフワフワ感を出そうとしたの
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0


今見ても新鮮なカット、こだわった画。そして他の監督が行えば確実にダサいより方等おしゃれ見せる。

その絵力に負けない、始まってすぐに盛り上がり、そのままのテンポでラストまで突き抜ける圧倒的な脚本に韓
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