初めて訪れた旧梅田劇場の跡地らしいTOHOシネマズ梅田(スクリーン3)のゴージャスな内装と、クリスマスシーズンの賑やかで華やいだ劇場の雰囲気などがこの作品と超マッチしていて必要以上に楽しく観れた。
新作公開のタイミングで初めて観てみた。当たり前といえば当たり前なんだけど、バートン版から[陰鬱さ]と[毒々しさ]だけが綺麗に差し引かれてる。今回の新作がバートン版でなく、この絵本のようなハッピーでファ>>続きを読む
シリーズ正統続編なのに、いやだからこそ余計に際立つ要所要所のツボ外し感。これは『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にも同じことを感じた。
ここ数年、自分の中では割と切実に「こういうのでいいんだよ」が「こういうの”が”いいんだよ」になりつつある。
作品全体が体現する「超・大・作!!!」感はやっぱり劇場で味わってなんぼ。それでいて作劇のリズムは大味どころかむしろやけに小気味良いのがまた好き。
モリコーネの流麗なテーマ曲が何ともクセになる。ただ虫嫌いの自分にはかなりしんどい。
ブリー・ランソンが演じるキャプテン・マーベルは今も昔も大好きなんだけど、作品としての「キャプテン・マーベル」シリーズが個人的には2本ともイマイチガツンと来ない(好きなシーンは山程ある)。この感じは「ブ>>続きを読む
[監督 : 北野武/主演 : ビートたけし]というクレジット表記が初めてしっくり来た。
初カサヴェテス。色彩、照明、艶めかしい夜街、ザラついたフィルムの質感などなど、映画全体のルックが超絶ドストライク。
デビュー作も最新作も同年公開の「ジョン・ウィック」シリーズとはある意味対照的な主人公の強さ表現。
『THX-1138』的な乾いたハードSF調で繰り広げられる『第9地区』的な立場が反転しての逃避行もので、甘いのか辛いのかよく分からないけど面白かった。キッズ超万能。