大阪ガスさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

大阪ガス

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

野郎三人の旅路は目が回るほど忙しくて金玉も蒸れ蒸れだけど、トラックが動き始めてからのワクワク感、料理が大好きだ!の気持ちが大爆発していたし、下品で愉快でめちゃくちゃ楽しそうだった。

キューバサンド超
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

妻として、母としての役割を押し付けられて、腹に宿った赤子は自身を蔑ろにする周囲からの苦痛によって最早異物となっている。
異物を宿して産み落とすことが幸せだと感じられるように努力した結果として、異物を摂
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.0

12時の列車でヤツが来る

列車の到着シーンは、迫る正午、皆が固唾を飲んで時計を見つめる張り詰めた空気と、それを裂いて鳴り響く汽笛の絶望感を、それまでに何度も時計や地平に続く線路を映していたことでより
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

本来相容れないハズのスパイ二人が張り合って、自信たっぷりなのにちょくちょく大胆にミスをして、スマート過ぎずになんやかんやお互いに支え合ってチームになっているのが良い。
ボートチェイスを観戦しながらの優
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

有能であっても他人事で責任を押し付けあう政界のままならなさがもどかしく、しようもない手順や格式に拘った滑稽さを執拗に皮肉っているのが面白い。
国という大きな組織を動かす以上、変えようが無いのかも知れな
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

好きだった静けさに狂い、地球を眺めながら自身を見つめ、手放した重力を取り戻す。
矛盾しながらも宇宙空間から母なる大地のもとへ生まれなおす、サンドラ・ブロックのほぼ独演の映画。

胎児のポーズから誕生の
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.0

賢くて懐こいサムがスーパーかわゆい
荒れ果てたNYの街並みと仲良し二人が良かったので、ひたすら探索する様子がもっともっと観たかった。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

CG、演出がネオン感増し増しのボーダーランズ然としていてハイテンションなbadassが大暴れで楽しい
サマラ・ウィーヴィング演じるお転婆なニックスがとってもキュート

ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.5

企みのオムニ社、マッドな科学者、麻薬の蔓延に財政難の市長。
治安がより一層てんやわんやでえらいことになっている。

劇中のCMやニュース番組は相変わらず過激で、解体されて白眼を剥いて蠢くロボコップを筆
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燃えよドラゴン ディレクターズ・カット版(1973年製作の映画)

3.0

少林寺、いっつも悪しき者を輩出してんな!

ブルース・リーの筋繊維ミチミチの肉体と奇声、そしてあの音楽を堪能した。
鏡の間で血みどろの男二人が多重分身するサマは美しいのか面白いのかよくわからないがもの
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

やややケッタイな
どうしよう
ゴーストバスターズを!

なかなか冴えなくて、いまいち格好つかなくて、どこまでもおじさんなゴーストバスターズの面々。
相対するゴースト側が意外と物理で凶暴で、後半は小刻み
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.5

治安の悪さと雰囲気の暗さがマッドマックス世界と同一種で、構えていたものよりも数段グロテスクで胸糞な映画だった。

序盤、ロボコップを映すカメラが柵越しだったり自動車越しだったりと、隔たりを強調している
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

タイの雑踏とジェイソン・ステイサム
8歳女児との会話もスマートなジェイソン・ステイサム
裸の肉体美を二度見されるジェイソン・ステイサム
テクノロジーよりも最後は身一つのジェイソン・ステイサム

監督の
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.5

家族や同級生、先生から求められる姿、在り方と、在りたい自分とのギャップに苦しむ学生たちが、自分たちの力で話し合い、関わり合いながら答えを出していく。
ほぼ図書館のみのロケーションでありながら、大きく異
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

面倒ごとだと嫌がりながらもなんだかんだと世話を焼いて、お金のために利用するつもりがなんだかんだで愛しちゃってのグレゴリー・ペックがスーパー色男だった。
オードリー・ヘプバーンは、束の間の自由にはしゃぐ
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

シュールなギャグと独特の間が相まってはじめは置いてけぼりだったが、学生の頃の自分と再会したような良さがあった。
自分たちの音楽は間違いなく格好良い!と断言できる自信と、無謀な全能感が眩しい。

古美術
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ラッシュアワー2(2001年製作の映画)

3.5

パワーアップしたアクションも仲良しスタートの掛け合いもひたすら楽しい。
サウナでの決めポーズと、踊りながら次のバカンスへ洒落込むラストシーン大好き!

予告編で流れていたJumpAroundが使われな
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

アクションも掛け合いもひたすら楽しい。
お互いの特技、ダンスとカンフーを教え合って意気投合するシーン大好き!

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

デイン・デハーンの妖しい目元がクールで、尖った耳と広目のオデコが高貴だった。
笑顔がとってもキュート。

アンクルベンの存在感が意外と無くて、代わりにメイおばが都度ええこと言おうと頑張っていた。

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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

アンドリュー・ガーフィールドはイケメンなのにめっちゃ華奢でギーク感に説得力がある。
ウェブシューターを手作りしちゃう開発力と、それ以上にスーツを手作りしちゃう裁縫スキルに驚く。

いつも足出してる美人
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

4.0

色彩や造形、演出からティム・バートン感がビンビンで、個性豊かなクソガキッズ、何処かで聴いたことがあるようなウンパルンパの歌とダンス、ねじ込まれる2001年宇宙の旅、時たま西川貴教に見えてくるジョニー・>>続きを読む

浅田家!(2020年製作の映画)

2.5

家族や恋人に支えられて、振り回して、のサマは良くも悪くもストレスなく淡々と進み、自分のやりたいことを追い求める主人公が家族や震災を通して描かれていたが、特に響くものはない可もなく不可もなくの、良い人た>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

2.0

「ダンスのない革命など革命に値しない」

なんかそれっぽーいことをずっとやっていたし、時事的にもフィットしていたはずだけれど、全く面白さを感じられなかった。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

5.0

「夕暮れを完全に把握しました」

問題児、宮川一朗太の台詞がいちいちツボで、松田優作との掛け合いが静かに笑いを誘う。
やたらと強調される咀嚼音と、船やトラックやバス、ジェットコースターにヘリコプターな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

粗暴でガサツな男と神経質で孤独な男、二人が仲良くなる様は嬉しく微笑ましい。


トニーが奥さんにメロメロなのが良かった。
ドクが孤独なのは神経質で融通の効かない気取り屋な性格の所為でもあるでしょうよ、
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

2.5

みんな自分のことでいっぱいいっぱい

空中の高速戦闘がめまぐるしくて見応えがある。

シリーズを通してトビー・マグワイアが苦手だと気付いた。
MJはどうしても可愛くない。

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.5

本体はそのまま生身なのにそれなりに強いオクトパス。

アンクルベンの呪い、大いなる責任のために何でもかんでも自己犠牲で飲み込みきれず、もう何もうまくいかへんピーター。

MJはやっぱり可愛くないし、街
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.5

アンクルベンの短くてわかりやすい戒めの言葉にまだティーンエイジャーなピーターがフラフラしていた。
MJはイマイチ可愛くなくて、ウィレム・デフォーは仮面を着けても外しても同じ顔。

街のみんなが味方して
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.5

車の販売促進ビデオ
ミニクーパー、買ってね!

軽やかなテンポでつつがない進行のまま不安も感じさせずに終始スマートだった。

一芸を極めたメンバーが集まってジョークを飛ばしながら仕事をこなす、期待通り
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

2.5

ストレスでヒステリックになった母親が勝手に狂っていったようにも見える。

ミツコのじっとりとした視線の様な、あるいはミツコの後姿が突然入り込んできそうな、黒木瞳を遠巻きに映す不安を煽るカメラが多用され
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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

4.0

「二つで充分ですよ」

乱立する高層建造物、入り混じる人種、降りしきる雨と人工的な光によって閉塞した街並みの雰囲気がひたすらに息苦しい。

レイチェル役のショーン・ヤングの横顔がとびきり綺麗で、キスシ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

酢豚!酢豚食べたい!

サイコパス、北欧神話、銃、厨二要素がアニメ的に盛り込まれていて惹かれてしまった。
夢の中での回想はビビッドな色彩や急な場面の転換が不安を誘う良いシーンで、序盤のオペラ和訳の演出
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.5

みーーーんな猫大好き

守っているつもりが守ってもらっていたり、支えているつもりが支えてもらっていたり、持ちつ持たれつが好転していくのは前向きな気持ちになる。
おっきなお目々でキョロキョロと街を観察す
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

マフィア、賞金稼ぎ、FBI、渦巻く思惑の先頭で、意地とプライドと哀愁を背負ったロバート・デ・ニーロがひたすら移動していた。

物騒な言葉が多いにも関わらずどこか緩く呑気な空気で、おじさん二人が飛行機、
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

ジム・ジャームッシュ同窓会

はやく撮影終わらせて飲みに行こか!ってなってそう
その場ノリでケタケタ笑いながら展開決めてそう
メタ発言、豪華なキャスト、無駄でくどいカット、なんとも言えないギャグ、深そ
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