大阪ガスさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

大阪ガス

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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

踊るのが好きで好きでたまらない気持ちはあるけれど、正式な場で評価を下されることに恐れて挑戦には及び腰な主人公にヤキモキした。

自分の一番好きなもの、得意なもので負け続ける覚悟はなかなか出来ないよな〜
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

2.5

わかりやすい展開、悪くいうと見え透いた展開の中でお洒落な台詞や雰囲気が逆にダサく思えてしまう部分が多く、メインの四人に魅力を感じられなくてあまり入り込めなかった。

スピード感のある展開と、チャラつい
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

フレディの才能と個性、それゆえにはみ出したり苦悩したり孤独に陥ったりする分、認め合える仲間や観客とのステージ上での交流が涙を誘う。
そして言わずもがな音楽が常に最高だった。

フレディと共に時代を生き
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

敵がマジで硬い。
一作目からぼんやりと感じていたけれど、今作は特にアクションゲームをしているような気持ちになる。
多様な武器、乗り物、敵のアサルトウェーブ、、、

ストーリーの重要部分は牛歩に思えて、
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.5

えらいもん観てもうた、というのが第一感。
夢か現か、の煽り通りに何一つ確たるものを掴めた気がしない。

過去と対話し、あるいは未来と対話し、記憶に裏切られては矛盾を紡いでいく。
ひたすらに続く強烈な画
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

4.0

ジム・キャリー全開!

調子のいい嘘ばかりついて約束を守らない悪いパパだけど、息子を愛する気持ちは本当。
パパに期待して、裏切られて、傷付いて、でも大好きだからまた期待して、でコロコロ変わる息子マック
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フットルース(1984年製作の映画)

4.5

親は子を導く役割があるけれど、人と人との関係である以上決まった正解はないし、常に親が正しいとも限らない。

良かれと思って自分の考えを娘だけでなく街中に押し付けていたパパが、子から学ぶことも時には信じ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

短く構えた銃と鋭い反射神経が格好良い。
組み合ってからの詰将棋のような超接近戦には緊張感がある。
銃弾の回避率に比べて車はほぼ回避できずに撥ねられまくりなのが少し面白い。
伝説の鉛筆殺しも炸裂!

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グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

かわいい、、、のか?
本当に?

酒場での乱痴気騒ぎが楽しい。
単為生殖?でウジャウジャいるグレムリンにもそれぞれ個性や好みがあるのが興味深い。
明確に殺意を持っていたのはボスグレムリンだけだったけれ
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

自由は時に制御不能の危ういもので、その危うさも含めて学生の若いパワーが輝いている。

自由とは何か、豊かな人生とは何か?
自分の心の声を聞き取ろうともがく毎日は楽しくて苦しくて、きっと美しい。
自分も
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

戦時下での迫害や洗脳教育を、入り口はポップで可愛く、出口に向かって少しグロテスクに描いていた。
どっち付かずでやや物足りなく感じたけれど、仕掛けが多くて新しい世代の映画だとも感じた。

トーマシン・マ
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.0

思うことも素直に言えず、弱味を見せればつけ込まれる生きづらい世界。

軽妙でコミカルな雰囲気ではあるけれど、エンドロールの塗り潰し演出も含めてホラーな映画でした。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.0

愛が溢れていて、優しい音楽と三人の笑顔が幸せだった分だけ観ていてどんどん苦しくなってくる。
穴を埋めるように他者に愛を注ぐ彼らが個人で立ち向かうには世間の偏見は強過ぎて、愛だけではどうにもならないのが
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.0

前作よりちょっと引いちゃう展開が多かった。

ダグ、チームの中心人物の気持ちやったけどそう言えば前作でも置いてけぼりやったなあとようやく気付いた。

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.5

エンドロールの思い出アルバムが良かった。
大学生活ってこんなやったな〜

血と骨(2004年製作の映画)

2.5

利己的で暴力的で支配欲に塗れた男を中心に、悪意と憎しみに満ちた世界でひたすらに最悪が更新されていった。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.5

ジャズと起伏の少ないストーリーとヘラヘラしてる主人公のお陰で不安なくゆったりと観られる

主人公の語りと物質主義からの脱却を目指す様子がファイトクラブを思い出すなと思っていたら荷物の中にファイトクラブ
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グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.5

軽薄でひょうきんなお調子者の主人公の、怒りや苦悩を湛えた表情には強く訴えかけてくるものがあった。

ベトナム少女のアオザイ姿がとっても可憐

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

メイン四人の美しく、力強く、それでいて哀しみと切なさを感じさせる瞳に吸い込まれそう。

厳格で古臭い日本の武士道に縛られた男と異国の男、歪ではあるけれど関わりの中で友情や愛があった。
音楽の良さやデヴ
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

三船から迸る生命力を感じる!

ふてぶてしくて強くて、情に流されて痛い目をみて、それでも強くてあばよと立ち去る男の背中にどうしても憧れてしまう。

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

カニバリズムという題材の中で、女性の本能が、思春期の抑圧が、なんかの意味深さを読み解こうと必死だったが、父親の告げる事実がギャグ展開に思えてしまった。

主人公の覚醒シーンに流れるパイプオルガンっぽい
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.5

ウィノナ・ライダーが抜群に可愛い

傷つけたくなくても傷つけてしまう、それなら手に入れた愛ひとつを胸に自分だけを傷つけていく。
エドワードシザーハンズの無垢な表情から一途な想いが嫌というほど伝わる。

DEAD LEAVES デッドリーブス(2003年製作の映画)

3.0

ハイスピード&ハイテンションで進んでいく画面はカラフルで描き込みも詰まっていて、可視化されたオノマトペも相まって視覚の情報量が物凄く多い。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

正義と法のために集まった男たちが目標達成のために命を懸けてもがく様が格好良い。
守護神のメダルを投げ捨て、やっと掴んだ手掛かりを託すショーン・コネリーに身震いした。
強く結ばれた四人の、もう戻れないあ
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.0

子供の純粋さが大人の魅力になったり、大人が大人げなく子供だったり、あべこべな状況がシニカルで楽しい。

遊園地でゾルター探したなあ

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

久石譲の音楽や海の青が綺麗で、常に付き纏う死をより強く感じさせる。
もしかしたら、人の命には何の価値もないのかもしれない。

全ての人生を否定するような暴力的な美と、諦めのような抗いがたい死の魔力をモ
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.5

店の銃から良いパーツを寄せ集めて満足できる銃を作る卑劣漢
見栄張って嘘ついちゃう卑劣漢
泡風呂セクシーシーンを披露する卑劣漢
頭隠して尻隠さずのまま眠る卑劣漢
墓地でウキウキ女の子走りする卑劣漢
卑劣
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.0

思惑渦巻く荒野で生き馬の目を抜く男たち。
めちゃ強ハードボイルドのクリント・イーストウッドの更に上を行く使い手のリー・ヴァン・クリーフが激渋い。

先駆け抜け駆けの悪巧みで一歩先んじようとするボス格三
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

4.0

奥歯で咥える煙草が渋い
クリント・イーストウッドがワーキャー言われている理由が分かる。

中盤、「拳銃よりライフルの方が優れている」と悪役が発した何気ない一言を最後の決闘シーンで主人公がぶり返すところ
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酔いどれ天使(1948年製作の映画)

3.5

乱れた髪に痩けた頬、手負いの獣のように鋭い眼光で睨みつけてくる三船敏郎が、危険な色気をムンムンと放っている。

自身が駄目になった時、利用し切り捨てる人たちと手を差し伸べる人たち、どちらを大切にすべき
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キング・コング(1933年製作の映画)

2.5

フェイ・レイの悲鳴が不愉快

でかいはでかいけどでかすぎないコングのサイズ感や、島の生態系に唯一無二の存在として君臨するわけではなく割と苦戦が続いてコンディション次第では勝手に死にそうな強すぎない戦闘
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

トム・クルーズどの映画でもでっかいバイクでカッ飛ばしてる

殆どの会話や掛け合いの内容がよくわからないけどお洒落な雰囲気だけは伝わって、なっかなかキスしないのに突然進展する恋と横顔のシルエットだけの濡
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