パケほさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

海を感じる時(2014年製作の映画)

2.8

心なのか体なのか、性別による欲求の違いっと誇張まで感じてしまうのは気のせいかな。
時折見せる、感情がないような台詞も気にはなってしまった。母とのバトルなど入り辛い。

依存の強さ、早くから父が居ないこ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.9

ハウリングの完成形
あの短編でも合わせるのが大変そうと感じていたが、この長時間は凄いな。コマ単位。
ひとつの建物内で動きもあり、音声まで伝わってくる細さなど驚きの連続でした。
小道具なども関係なさそう
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水面は遥か遠く(2017年製作の映画)

2.9

距離

何気ない会話、結婚の踏ん切りかと思いきやという感じでした。
懐かしみ、どこか離れていくのは切ない。
近すぎると延滞

篠田さん綺麗

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.6

時代が違えば、電車を1日見させて夜に迎えに来るなど多かったと。

稼ぎなく、選択肢がなければそれしかない。
夢からの暗闇、間がすごく恐ろしかった。
何が悪なのか。

足じゃなくて、頭は納得かな。
その
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.4

夢に向かう自分と先にいる自分の対比はすごく苦しく、狭間だからこそ痛みがある部分がある。
外に出れば自然に叶うのではない、メッセージは伝わる。

夢に偏り苦しむかと思えば、幻影に恋をする。お姉さんへの思
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atmosphere(2017年製作の映画)

3.1

ベタなところはある。
セリフもそこそこ形式に沿ったような。

包まれていたものが離れていく。
白が印象的で、送られた淡い赤色が伝えてくれるような。
「会いたい」じゃなくて、「会いたかったって言われた」
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Calling(2012年製作の映画)

2.8

言葉は最低限。

苦しみ、葛藤、孤立していく中での寄り添う感じをセリフなしでよく伝えられるな。
こちらから求めれば、内容自体はわかるのではないかな。

しんどいね、揺れてるねだけでなく夢を捨ててすぐに
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左様なら(2018年製作の映画)

3.7

左様ならば。
詩的というか、理屈っぽくなる感じかと思いきやそんなことはなく。
ただ、悲しいねの一辺倒というよりは大きな要素としてで色々思い出すことも多く良かったかなと。

完全にはめられたかといえば、
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(2007年製作の映画)

2.8

言葉では説明できないこともある。
どこからの視点で見るのか、いろんな角度から見るという意味でぴったりってことか。

さまざまな当たり前を別角度から見て、それでもなお惹かれるてしまう。
もう戻らないの後
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

緊急ダイヤルの中でしか展開されない。
アホみたいな相談から始まり、緊迫した事件が舞い込む。
アスガーだけで時間が進んでいくが、電話の相手・状況などを想像出来てしまう。
(会話劇のような)

ヒントを少
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

這い上がれそう。
半地下が絶妙なのか。

ケチャップ、桃、結核など上手い具合に騙せてトントン拍子に進んでいく前半はワクワク感を感じる。ハラハラを後半に切り替えてくるから別で楽しめたかなと。

勢いが肝
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世界はときどき美しい(2006年製作の映画)

2.9

詩的
映像が綺麗すぎないところが、また味を出してるのかな。時々の美しさ。

ありふれていて、忘れているくらいがちょうどいい。雑草にも細胞にも名を。
それぞれの日常にはそれぞれの日常の名前を。
どんなも
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いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

2.7

小倉青さんが強すぎる
出会ってしまったからこそというか、あるよねって共感する部分も。

なんかねーって。内容としてはどっちつかずではあるか。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.1

続編と謳うと、確かに納得いかずにこれまでのものは何だったのかとなるけどナンバリングではなく、一つの路線として楽しませてくれる作品だった。

これまでの指導者のジョンを真っ先に消すことで議題を一つ無くす
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ドキ死(2018年製作の映画)

3.5

軽快なリズム、それに合わさるナレーションがとても心地よい。
時間の流れがより一層早く感じつつ、繰り返しも流れは変わらないが人物の細かい変化、語りだけでなく文字でなどの変化を加えながら展開されるのが良き
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映画よ、さようなら(2010年製作の映画)

3.4

この頃世の中だからこそ、共感できるような映画なのかと思いきやそれとは少し思っていた方向性とは違うところも。
映画館行かないとなでも。

終始可哀想で、信じてたものさえ奪い取られるだけで終わらなくてよか
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

暴食、強欲、怠慢、肉欲
ともにどれが出てくるのか考えながら、刑事もの感覚で進める。
欲によっての殺し方が酷く、まさに説教。

生きていること自体が罰に近い、そこに遠い人間が近いと思いつつも終盤にかけて
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.9

構成が無駄なし。
丁寧に現状から展開に必要な伏線を引いて、しっかりと使いこなしていく。
無駄なセリフは必要なしをしっかりと意識させてもらえる映画。
タイムマシーンの説明など、何気なく置く難しさをさらっ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.7

子供時代は2度と来ない。
記憶が掘り返されるような映画
どこか思い当たる節があるような、それでいて葛藤が描かれるような。
ただ一つの目的であるが、それぞれの個性と抱えているものが浮き彫りになるからこそ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.3

飾り付けだけ、技術だけでは表現出来ないような華やかさ。(2人が再開する際のセットが組み立てられていく感じもたまらん。)
どの場面も画になる。

笑い、恋愛、しっかりとした悪役
要素を活かしつつ、飽きな
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カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

4.3

無理じゃなくて、笑顔だけを届けてくれる。現状でのベストを観せられた感じ。

思い入れるのある人やどこか本音を感じてしまうところ、うるっときた。

進むのみ。
今最大限の作品。

放課後ソーダ日和-特別版-(2018年製作の映画)

2.9

クリームソーダ推進映像
飲んでる間のセリフは特にむず痒さを感じるところもあったが、緑が映える映像が良き。(ピンクがかった淡さ。)

高校二年生の夏、感じるところは入っているがよくある感は否めない。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.5

作品だと思える映画

分かりやすく作られて、広告など何度も情報を入れてくれるから楽しみやすいと思う。
日本語といい、なるほどね。
カメラの使い分け

理想郷
ある意味で時代が進むにつれて求められるので
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

3.2

前作が観たいと思いながら、軽い気持ちで観るなら面白いかな。
個性が少し薄れて、焦点が絞られてるからそこをどう受け止めるか。
前半に探す作業があるから、苦痛に感じるようなことは無いかなと。
スピンオフ作
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.6

頑張ろうと思える映画

周りから見ると変人と思われるかもしれないが、どこか安心感があるような。応援したくなるし、支えてもらえる。
出てくる人達が良い。
サインの素敵さ。
5.0がクスッときて、なお良か
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.6

対極な2人

共通点もありつつ、追い求めている側が求めてたのかと。
存在理由に気づいたからこその握手でなるほどと唸るところも。
全体的に暗く、現実的な救い。ただ、救えるだけでない。
テイストはすごく好
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

メディアが戻りきれない状況、権力の番犬とは。定期的な宴会も確認されてるということはそういうこともあるよねって感じ。
スキャンダルの使い方。

ターグウェイ?の話は映画のタネ
でも、現実問題として何も解
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内回りの二人(2018年製作の映画)

3.0

綺麗に見える

今までの中ではまだスムーズに曲入りしてたかな?
安っぽくない
内回りで完結

信号待ちと絶妙な距離感は好き

cat fire(2018年製作の映画)

2.2

ラップ心地よい。

ドキュメンタリー風(フィクション)
に見せかけた?と混同させることも?
挨拶の渾身なラップは良かった。

感動、笑い焦点が難しいか。
終わらせ方がミソ?

中身なしのラッパーね。

日本製造 メイド・イン・ジャパン(2018年製作の映画)

3.0

日本ですよって、ところ。中心産業的な意味合いか。
SNSでの一幕、どこにでもありそうな事で進んでいくから入り込む余地はありそう。
デモの中での情報についてを伝えたかったか。
だんだんと途切れながら歯止
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一陽来復 Life Goes On(2017年製作の映画)

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焦点をある程度絞ったドキュメンタリー。
そこでなんとか生きていくことを前向きに捉えて進もうとしている人たちが居る。
当時の悲惨さからどう経過したのか、どうとらえている人がいるのかを知れる。
外からの人
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

クラウン→ピエロに?
対象がどちらか。

狂っているのはどちらか。主観的にしか決められない。
喧騒の中登る階段上る。→苦
階段を下っていく→楽
何とか繋ぎ止めていたものの、全てを仇で返される。バスの時
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てぶくろ(2014年製作の映画)

3.0

思わずツッコミたくなる。
子供とかは短いし、楽しめそう。

精神(2008年製作の映画)

3.8

初めにカウンセリングを受ける人は、薬の大量服用や話の順序が分かりにくいなどイメージされてきたであろう人。
そこから思い浮かべるような激しいことになるのかと思いきや淡々と進んでいく。

穏やかそうに見え
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

目がチカチカしそうで、どこかオシャレで。始まりからイカれた映画と思わせるところが満載で、進むにつれて考えるような内容。

善悪が分からんくなる感じ。
所詮、戦争と同じでどこからの目線で正しいのか。世間
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暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

2.7

職業については得残かなにかで知っていたものの、忘れてた。忘れてしまう問題というのか。
在宅者が348万人以上。数にしたら多く聞こえるけど、知ろうとしないと考えることさえない。

気持ち悪いと感じるのか
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