watarikruさんの映画レビュー・感想・評価

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ブロンド(2022年製作の映画)

2.0

よっぽど優れた作家でもないかぎり、シス男性が女性の痛みやトラウマをテーマにするべきではないと思う。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

「母ちゃん、おれ、こっち(ゴッサムシティ)でやっていけそうやけん」

2年目でバリバリ尖りちらしたバットマンも「オレは"復讐"だ……」とかいう家で考えてきた激エモゼリフをあんなイジられたらさすがに「え
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.5

様々な立場からの「保護」をめぐる話。

すげー良い。

まだまだテレビドラマ的ノリが抜けきれてなかった容疑者xの献身から同じスタッフでここまで映画らしい映画が撮れるのってすごい変化。

それこそ真夏に
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

石神先生の四色問題が失敗する話。

自分に第何次かの福山ブームが来てるので久々に通しで観た。
やっぱりつくづく惜しい映画だと思う。 テレビドラマ的要素が所々にこびりついて残ってる。
しっかりと演技を「
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E.T.(1982年製作の映画)

4.5

金曜ロードショーで再見
いつ観てもBMX大爆走シーンで大大大号泣。 この映画内における世界の中心は防護服着た科学者やライフル持った警官でもなくて、チャリンコに乗った少年たちなんですねえ。
そしてOne
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

説明台詞が多くて複雑でチュートリアル部分も短く主人公もやたらとすんなり受け入れるもんだから観てる側と主人公の間に世界観理解の齟齬があるまま突っ走っていくので、時間逆行アクション自体は楽しいが考えながら>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっとずっとずーっと自分のなかの「ありえたかもしれないもう一つの未来」や「行ってたら行けた恋」「可能性」などなどに取り憑かれていた男が、それら全ての業をたった一人の女性に背負わせ、ひたすらに妄想を繰り>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

帰属意識の危うさと満たされる瞬間、片頭痛の視覚障害のようなトリップ表現、ほとんどLiveLeakなゴア描写、フローレンス・ピューの今にも泣き出しそうな顔など見所満載。 この暗示と予兆にまみれた2時間半>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.5

主人公のジャックよりも信頼できない語り手としてそびえ立つトリアー!!!!!
きちがいがきちがい描いているからなのかジャックのキャラクター造形に類型的なサイコパスとして突き放さない謎の距離感の近さみたい
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

サノスよ、これがMCUだ。

こんな「11年かけて作った」超やばいmarvel(驚異)の映画を前にしてなに言っても陳腐になっちゃいそうなのでなにも書けないけれど、時間をおいて書きたくなったらゆっくり書
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

フィル&クリスがまたやってくれた!

マルチバース設定により、それぞれ違う次元のキャラクターたちが、ありとあらゆるアニメーションで表現される楽しさ。 コミックの単純な3DCG化ではなく、コミック表現"
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

5.0

「ムーを真顔で読む男」ことM・ナイト・シャマランの最新作。 これが本当に最高すぎて公開初日に観終えてから度々フラッシュバックして涙ぐんじゃうという危うい精神状態になってしまった。

彼の物語に対する信
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

物語を紡ぐことは希望の灯りをくべること。

サンドラ・ブロックが狼に育てられたもののけ姫を、ジョン・マルコヴィチは序盤で漂流教室の関谷を熱演。
最近のスリラーにありがちな、なにかしたら即死系の潮流に、
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

全体的にどの要素も半端で薄口で、やたらポップだったのが拍子抜けだがどこか憎めない、そんな作品でした。
あとMCU世界線のスパイダーマンと一切関係なく独立させたいのか、クロスオーバーさせたいのか作品内で
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

エクソシストをリアルタイムで観れた人ってこんな気持ちやったんやろなと思う。
どんな人も映画を観終えたあとは日常に帰ってこれる訳だけれど、その日常ですら必ずしも安全とは言いがたくなる"イヤ"な感覚や予感
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ジム&アンディ(2017年製作の映画)

4.5

なんかものすごいものを観てしまった感じがある。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

世間で言われているほど大傑作だと大手を振って言えるものではなくて、平凡な脚本と、なのにやたら散らかった演出とで主に主演俳優の演技力で推進されていたように思う。

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

続編が公開されたため予習も兼ねて久々に観たけれど、やっぱりエミリーブラント置き去りベニチオデルトロ無双の三幕目が楽しいね。
映像表現的にもフレッシュで後半の強襲シーンは2001のスターゲートであり彼岸
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

是枝集大成
贖罪での彼女もそうだけれど、母性的な役柄の安藤サクラはよいよね。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

スーパーヒーロー超大作にしては未だかつてないほど衝撃的なカタストロフが待っている。 ヴィランが主人公ポジションというのも新鮮だった。
GOTG勢のノリが正確すぎて驚いたので調べてみたら、どうやらセリフ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

ブルーマンデー流れてる電脳クラブなにあれ最高‼︎‼︎‼︎
シャイニングの世界に行くシーン楽しすぎて死ぬかと思った‼︎‼︎‼︎‼

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

ブレードランナーに期待するのは問いであって答えではない。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

全員老人

初期たけし映画っぽさはあるっちゃあるけど説明を丁寧に重ねるアウトレイジシリーズには合わなかったな。 まあソナチネ大好きな自分としてはあの乾いた空気感が今一度感じられて嬉しかった。

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

このころのたけしって本当に極限状態だったんだなと思う。
まるであの世とこの世の境目にいるかのよう。
しかもこの作品とバイク事故の間にみんなやってるか撮ってるから尚更やばいしこわい。

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

マイケルキートンの泣く子も黙る顔面力!!!!! 四六時中説教されたい!!!!!

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

映像と音響はやっぱり凄かったですねとしか言いようがないけれど、魅力のない人物描写のせいで物語に没入できず仕舞いだった。 本作はあくまでもノンフィクションにインスパイアされたフィクションであり、そのフィ>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

3回連続で階段から転げ落ちるところと駅でコソコソ撃ち合うところで爆笑。 あと車に吹っ飛ばされすぎ。
1のが楽しめたけれど、2も2でアリ。

ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

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原点にして頂点! 与えた影響は計り知れぬ、これ以降世界にあまねくゾンビ作品すべての祖!そしてそれらフォロワー共を蹴散らすが如く常に新しいゾンビ映画を作り続けてくれたロメロ!!! ありがとう!!!! 安>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.0

マッドマックスFRの役作りで切り落とした左腕を見事に再生させたシャーリーズ・セロンに拍手!!!!!!!!!!!!!

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

人間どんな困難苦難な状況でも衣食住さえ続けていれば再生できる。

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