ジジーノさんの映画レビュー・感想・評価

ジジーノ

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銀河英雄伝説外伝/新たなる戦いの序曲(オーヴァチュア)(1993年製作の映画)

3.8

うわー、めっちゃ作画きれい!(前作と違ってw)

ラップ三角関係からあの悲劇くらいまで。
ショパンを語り弾くメックリンガーがシュール。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.0

こういうグロさは全然OKだった。結構つまらなかったはずなのに、最後まで観ちゃった。結果どこかが好きという個人的に意外なのでした。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.3

近頃の邦画よりは良かったけど、他の黒澤作品程首ったけにはならなかった。

キサラギ(2007年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

古沢良太の本なので、期待していたが。。内容的にはそこら辺の小劇場のお芝居三千円レベル。

香川以外は何か喜劇を勘違いしているのか、もしくは演出されきれてないのか、笑えなくて残念だった。

部屋に撒かれ
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12人の怒れる男(2007年製作の映画)

2.2

野心的なリメイク部分は良かったんだけど、とにかく編集が観ている間中しんどかった。。歳なのかな・・。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

経験による裏付けのない不確実な推理が、果たしてヒトの本質へ辿り着くのか?は想像よりもずっと身近な弁証でありながら、面白い。

雨の使い方が上手で、共感できた。

七年目の浮気(1955年製作の映画)

1.0

うーん、この監督だけに意外。

あの独白の量は異常で、結果的に主役が全く立っていない。ヒロインも「お熱いの・・」と比較にもならない程、引き出せていない。

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.8

通して上質で、品や残酷さの均衡が絶妙な割に、筋は凡庸。松たか子が阿部サダヲを完全に食っていた。松の最初の説得する長ゼリがグッと来た。

賛否の別れるラストシーンは、製作時期が震災直後だったことが、何か
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

4.0

深津絵里の可愛らしさ、ここに極まれり。六兵衛さんイイなあ・・。

愛の渦(2013年製作の映画)

1.7

ひとつの作品としては雑。赤堀雅秋のみたいにオカワリ感が無い系。

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.0

十分面白かったけど、運命じゃない人には及んでない。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

5.0

ヘアカラーでバランスされた立体的な脚本と、詩的な隠れ場所。

謝罪の王様(2013年製作の映画)

2.0

笑いの部分に関しては、序盤の◯◯◯ジストや「ぱしかに」辺りで掴まれるか否かで、評価はより二極化しそう。自分はニヤニヤしながら観ていた。

もしかしたら「恋は余計なお世話」ぐらいに、寄せられたかもしれな
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幕が上がる(2015年製作の映画)

-

学生向け。もともと小説だったせいかオリザらしさは皆無で、方向性は解りやすかった。

映画という形で出すのなら、ちょっといろいろ詰め込み過ぎている。流石に敢えてなんだろうけど、カメラや演出は悪いというよ
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ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

3.1

女性ならではの視点から、事の成り行きを眺める映画だった。人は誰しも、恋する自分に恋したいのかもしれない。

男を見る目が無い女でないとドラマにならない、というジレンマ。これをそつなく料理してあるところ
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.6

緻密な脚本と、キャラのオフビート加減が絶妙で、十分気を惹かれた。特に山下規介のはスピンオフして欲しいくらい好み。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.5

記憶喪失もの。こんなに本が素晴らしいとは予想を遥かに超えていた。舞台化されたのも頷ける。

香川照之の演じ分け、堺雅人の下手芝居、夢中になれた。でもひょっとしたらこのふたりに食われなかった広末涼子が、
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

3.8

叙情に溢れたホームズの異色パスティーシュ。イアン・マッケランの演じ分けと静かな映像美に、思わず見入ってしまった。

清須会議(2013年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ボロ負けしたとはいえ対上杉の最前線まで担った柴田を、あそこまで短絡的に描いたのは大胆で愉快だった。それに引き換え羽柴がステレオ過ぎて残念。もっと冷淡な二面性でかき回して欲しかった。でもほんと役者多すぎ>>続きを読む

曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

2.4

筋が良いのに内容が着いてきてない。役者も多過ぎた。飼い殺し。

こうしたショボさを引っくり返す程、長澤まさみが輝いてた。

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.0

大胆さとスタイリッシュな演出。スパイもの。

美男美女然り、観せたいの一点張りではなく観たいであろうを品良く観せてくれる。コンセプトも、あの退屈な時代背景に彼らしい無茶の投げ込みで、娯楽純度を上げてい
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.3

ひと夏の喜劇。制作意図も、上田誠のウェルメイドをもし映像化したら?というちょっと夢のある作品で、数少ない映像化成功例のひとつなんじゃないかなと。個人的に戯曲から脚本に変えるのなら、舞台らしさは無い方が>>続きを読む

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

2.9

「幕をおろすな」をリッチにした感じ。良く言えば安定。悪く言えば期待の通りでしかなかった。役者出過ぎだよねえ。。


松たか子は良い台詞もらってた。

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

2.8

いつもは雰囲気要員な佐藤浩市が、珍しく記憶に残る演技してて、ちょっと嬉しかった。


でも誰も引っ張る役が居なかったので、グダグダなのが残念。

大空港2013(2013年製作の映画)

4.3

三谷幸喜の挑戦は毎回楽しみで堪らない。特に凄いなあと感じたのは、完全長回しという最大の特徴ですら、いつの間にか忘れさせてしまう会話劇だったところ。

竹内結子は言わずもがな、神野三鈴もまた難役を演じき
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

1.6

主人公が生理的にダメで、観ている間それが自分にとって悪い影響を与え続けられた。舞台のシーン。あんなよくある事故を誰もフォローできない座組が、新聞に載る訳無いだろ。。都合で継ぎ接ぎした様な雑な本も、とて>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.1

叙情的なOSTとロトの物珍しさに浸りきってたら、あっという間に終わってしまって、何だか寂しい。裏道をゆく時のワクワク感にも似たくだらなさと愛おしさ。それにしてもアニメってカメラが自由で素晴らしいなあ。>>続きを読む

アーロと少年(2015年製作の映画)

5.0

犬と暮らすことでコミュニケーション能力が高められると聞くことがあるが、なるほど。こういうことなのかもしれないと膝を打った。

過去を省みるテーマもロマンチックだが、今であったりこれからへ波及する今作の
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.8

逆抜きと殺/秒に痺れた。笑い要素は前作くらいの方が好み。でないと三十郎のぶっきらぼうキャラがブレて感じる。彼は「不機嫌」だからこそ、憎めない。

REDLINE(2010年製作の映画)

3.0

レトロレーシーを駆り散らす男の顛末。WRCグループBを未来で再現した様な国際レースが主な舞台。予告観て絵柄さえOKなら。内容は比較的ナンセンスなので、雰囲気をとことん楽しめる様作られている。

賛否の
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