Masatakaさんの映画レビュー・感想・評価

Masataka

Masataka

パリ、テキサスが好き。

映画(169)
ドラマ(12)

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.8

古き良きバディもののアクションコメディって感じで、結構好き。おっぱいと下ネタさえあんなに出てこなければ金曜ロードショーでやっててもおかしくはないくらい、安定感があった。逆にそれ以上のものはないとも言え>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

幼少期のトラウマ映画だったIT。このピエロとチャイルドプレイのチャッキーはほんとに嫌いだった。まじで嫌いだった。しかしITの方は、最後まで見ると最終的にはアレだし、なんだか拍子抜けしてトラウマを脱した>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

やっと見れた…!
話題になってから見たというのもあって、きっと何かあるんだろうという気持ちで臨んでしまったため、話題になる前に、前情報なしで見たらもっと楽しめたと思うなあ。そういう意味では公開初期に見
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

4.2

世界的な社会現象にまでなった「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」から18年。それまでのことや、それからのことが映画になっている。
彼らの歌には、その長い旅路を経てきた人生がそのまま詰まっている。楽しい
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

音楽が最高にかっこいい。流石は俺たちのケンドリック・ラマーである。
映画の内容も申し分ないクオリティ。エンタメとして非常にバランスがとれているのもそうだが、ワカンダという架空の国で、超絶テクノロジーと
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.3

「シドニアの騎士」で衛人がガウナと戦う感じがするし、最後はまさに星白。しまいにはメカゴジラ(女の子)でも出てきかねない。増殖する都市機構はまさに「BLAME!」だし、弐瓶勉原作かよ!と思わずにはいられ>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.9

石井岳龍(聰亙)監督×町田康(町蔵)と言えば、「爆裂都市 BURST CITY」だが、あのカルト映画に勝るとも劣らない熱量とカオス。早々にぶった斬られ血飛沫が噴射するのは笑った。

カオスなラストのカ
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.1

古屋兎丸の漫画って、クソくだらない内容をあの絵柄で描くからなんか良い感じのバランスなのであって、実写映画にするとただの長めのコントにしかならないんだなということがわかった。別に面白くないわけじゃないけ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

心理学者のアドラーは、全ての人の悩みは対人関係の悩みであると言ったそうだ。つまり、人の苦しみは全て人間関係によって生じると。その逆もまた然りで、人は人間関係によって生かされると思う。

彼らはなぜあの
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.3

流石は「ジョン・ウィックの犬を殺した男」、アクションの切れ味はお見事です。この手のスタイリッシュに殺しまくるアクションは「キック・アス」や「キングスマン」、それこそ「ジョン・ウィック」でも見慣れた感も>>続きを読む

カーゴ(2017年製作の映画)

3.5

オーストラリアが舞台のゾンビ映画。
ショッピングモールなどは全然出てこず、ひたすらにオーストラリアの広大な荒野。登場人物が少なく派手さもない、静かなゾンビ映画だけど、その分、死への恐怖や悲しみが際立っ
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

日本てなんか可愛い。
と思わせてくれる。もちろんすごく象徴化・デフォルメされたものだけど。
「七人の侍」のテーマ曲ががっつり使われてたり、きっとウェス・アンダーソン監督の中の日本は、昭和の名画のイメー
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.6

無邪気で楽しい子供の世界と、大人たちの愛情やそれぞれの事情、突きつけられる現実、それらが一つの映画の中でバランス良くつながり、予想しなかったラストへのカタルシス。「ショーシャンクの空に」や「カッコーの>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.4

うーん、不快、気が滅入る。ところどころはブラックユーモア的に笑えるという見方もできなくはない。が、不快感が勝る。
それでも最後まで見せるのは、三浦友和の怪演だろう。傲岸不遜で抑圧的、絵に描いたようなク
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

北海道警、いや日本の警察全体の闇を、あくまでもエンターテイメントとして見事に映像化した作品。モデルとなった元警官による原作も読みたくなった。

刑事訴訟の基本からいくと、違法捜査で得た証拠には証拠能力
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

これまでこの類の青春映画を散々見てきたというのもあって、あまり新規性も感じられず、前評判から期待し過ぎたのか、ハマらなかった(そもそもジョン・カーニー作品があまり合わないのかも…)。でも、アイルランド>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

1983年、イタリア、夏。日々を何となく持て余している少年が、ひと夏を過ごしに来た若く美しい青年と出会う…そのベタと言っても良いほどの舞台設定は、青春映画としての様式美すら感じさせる。イタリアの美しい>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.6

直感に従い、見て良かったと心から思いました。これだけのキャラクター達を全ていちいちカッコよく、有機的に絡み合わせる監督はじめスタッフ、引いてはマーベル、ディズニーの力量には本当に恐れ入りました。あまり>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.3

インフィニティウォー予習③

端的に言って、めっちゃ面白かった。
やっぱりシビルウォーとか雰囲気重かったもんね。娯楽映画は、これくらいのノリが丁度良い。往年のヒット曲、too adorable to
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.4

インフィニティウォー予習②

以前飛行機で中途半端なところまでは見ていた。ただ肝心のあの「インセプション」的な戦いのシーンまで辿り着いていなかったので、今回は最後まで見れた。感想としては、「インセプシ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.7

インフィニティウォー予習①

続々と出るアベンジャーズ映画に置いてかれたまま、今まで何となく見ないでいた。しかし、映画館でインフィニティウォーの予告を見るにつけ、これは見ておかないと絶対に後悔するとい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

これを見てテンションが上がらないわけがない…!
映画・アニメ・ゲームファンなら尚のこと、そうでない人でも、元ネタ知らなくても間違いなく楽しめる。テンションを上げずにはいられない映像、キャラクター、物語
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

叙述トリックのミステリー小説を読んだ時のような面白さ。振り返って考えると伏線の多さに驚く。「何かがおかしい」と感じる違和感の全てが伏線になっているし、そう感じない部分でさえ伏線になっている。

登場す
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

全くタイプの異なる5人の高校生、普段交わることのない彼らが、偶然一緒に受けることになった土曜日の補習で絆を深めていく青春映画。
高校ドラマにおけるスクールカースト的なものの原点的な作品とも言えるのかも
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

「晩春」と続けて見ると面白い。娘の嫁入りというテーマはもちろん、家の玄関口を映す構図や、父が娘に「シャボン(石鹸)がないぞ」と言う細かいところまで、セルフオマージュ?が色々ある。

本作はカラーになっ
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晩春(1949年製作の映画)

4.0

4月、晩春でございます。

娘を思う父の気持ちはいつの時代も変わらない。独特な構図のミニマルな反復、静かなリズムと漂うペーソス。笠智衆の優しい微笑みには、郷愁さえ感じる。
戦後すぐ、昭和24年の映画で
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

前半から少しずつ出てくる森田くんのイヤ〜な雰囲気が良かったな。うわなんか嫌だな〜(稲川淳二風に)っていう。そういう意味で、古谷実作品における、日常の中の不安の種、みたいなものがよく表現されていた。そし>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

4.0

これはなかなか。
ドーピングしたらどれくらい効果が出るの?という実験の筈が、まさかの国家スキャンダルのドキュメンタリーに変容していく様はスリルがある。
渦中の人であるロシアのラボの所長がすごく良いキャ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.3

めっちゃ強くて優しくて男前でユーモアもあるし血筋も良い主人公が悪に立ち向かう古き良き勧善懲悪物語(キングダムで喩えるなら王騎並に強くて李牧並に頭が良くて政並にカリスマ性がある)。
序盤がダルくて中々し
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.3

トランプ大統領が保護主義を強めて株価が暴落したからといって、ホワイトハウスに銃と爆弾を持って乗り込む馬鹿はいない。
そう言えばこの前の2月の株の急落もアルゴリズムによるHFT(高速取引)が原因だと言わ
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.8

「パリ、テキサス」が生涯ベストムービーである僕にとって、90歳のハリー・ディーン・スタントンが荒野を歩いている姿を見るだけで、心を打たれる。彼の遺作がこのような愛すべき映画になって、この映画に携わった>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.7

単なるSFパニックホラーかと思いきや、冒頭でいきなりこの後に誰が死ぬかバラしてきたので、「これは普通とはちょっと違うかも」と思った。実際、ちょっとっていうか全然違った。
ちゃんとパニックホラー的な展開
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.4

実話を映画にしていたはずがそのままのシークエンスで現実(ニュース映像)になり、こちら(観客)側の現実や人生にさえも迫ってくるという、奇妙な映画体験だった。自分でも何を言っているかわからなくなってきたが>>続きを読む

アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.6

ジャレッド・レトが1950年代の大阪でヤクザになる。

ハリウッド版トンデモヤクザになるかと思いきや、意外にもヤクザ・マフィア映画へのリスペクトが感じられる、なかなか渋い作りになっていた。刑務所での切
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レストレポ前哨基地 PART.1(2010年製作の映画)

3.8

アメリカ史上、最も長く続いている戦争がアフガン戦争らしい。2001年、同時多発テロの報復以降、現在まで続いている。
映画は2007年当時、最も危険な戦闘地域と言われていたコレンガル渓谷で、前線基地で戦
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

わかりやす過ぎるくらいに、マイノリティの人々とアメリカの白人主義的マッチョイズムの対立項だ(ソ連人の研究者が主人公達寄りというのも狙ってるのか知らないが皮肉が効いている)。しかし、この映画の魅力はそれ>>続きを読む