Masatakaさんの映画レビュー・感想・評価

Masataka

Masataka

パリ、テキサスが好き。

映画(157)
ドラマ(11)

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.6

無邪気で楽しい子供の世界と、大人たちの愛情やそれぞれの事情、突きつけられる現実、それらが一つの映画の中でバランス良くつながり、予想しなかったラストへのカタルシス。「ショーシャンクの空に」や「カッコーの>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.4

うーん、不快、気が滅入る。ところどころはブラックユーモア的に笑えるという見方もできなくはない。が、不快感が勝る。
それでも最後まで見せるのは、三浦友和の怪演だろう。傲岸不遜で抑圧的、絵に描いたようなク
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

北海道警、いや日本の警察全体の闇を、あくまでもエンターテイメントとして見事に映像化した作品。モデルとなった元警官による原作も読みたくなった。

刑事訴訟の基本からいくと、違法捜査で得た証拠には証拠能力
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.5

これまでこの類の青春映画を散々見てきたというのもあって、あまり新規性も感じられず、前評判から期待し過ぎたのか、ハマらなかった(そもそもジョン・カーニー作品があまり合わないのかも…)。でも、アイルランド>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

1983年、イタリア、夏。日々を何となく持て余している少年が、ひと夏を過ごしに来た若く美しい青年と出会う…そのベタと言っても良いほどの舞台設定は、青春映画としての様式美すら感じさせる。イタリアの美しい>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.6

直感に従い、見て良かったと心から思いました。これだけのキャラクター達を全ていちいちカッコよく、有機的に絡み合わせる監督はじめスタッフ、引いてはマーベル、ディズニーの力量には本当に恐れ入りました。あまり>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.3

インフィニティウォー予習③

端的に言って、めっちゃ面白かった。
やっぱりシビルウォーとか雰囲気重かったもんね。娯楽映画は、これくらいのノリが丁度良い。往年のヒット曲、too adorable to
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.4

インフィニティウォー予習②

以前飛行機で中途半端なところまでは見ていた。ただ肝心のあの「インセプション」的な戦いのシーンまで辿り着いていなかったので、今回は最後まで見れた。感想としては、「インセプシ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.7

インフィニティウォー予習①

続々と出るアベンジャーズ映画に置いてかれたまま、今まで何となく見ないでいた。しかし、映画館でインフィニティウォーの予告を見るにつけ、これは見ておかないと絶対に後悔するとい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

これを見てテンションが上がらないわけがない…!
映画・アニメ・ゲームファンなら尚のこと、そうでない人でも、元ネタ知らなくても間違いなく楽しめる。テンションを上げずにはいられない映像、キャラクター、物語
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

叙述トリックのミステリー小説を読んだ時のような面白さ。振り返って考えると伏線の多さに驚く。「何かがおかしい」と感じる違和感の全てが伏線になっているし、そう感じない部分でさえ伏線になっている。

登場す
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

全くタイプの異なる5人の高校生、普段交わることのない彼らが、偶然一緒に受けることになった土曜日の補習で絆を深めていく青春映画。
高校ドラマにおけるスクールカースト的なものの原点的な作品とも言えるのかも
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

「晩春」と続けて見ると面白い。娘の嫁入りというテーマはもちろん、家の玄関口を映す構図や、父が娘に「シャボン(石鹸)がないぞ」と言う細かいところまで、セルフオマージュ?が色々ある。

本作はカラーになっ
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晩春(1949年製作の映画)

4.0

4月、晩春でございます。

娘を思う父の気持ちはいつの時代も変わらない。独特な構図のミニマルな反復、静かなリズムと漂うペーソス。笠智衆の優しい微笑みには、郷愁さえ感じる。
戦後すぐ、昭和24年の映画で
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

前半から少しずつ出てくる森田くんのイヤ〜な雰囲気が良かったな。うわなんか嫌だな〜(稲川淳二風に)っていう。そういう意味で、古谷実作品における、日常の中の不安の種、みたいなものがよく表現されていた。そし>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

4.0

これはなかなか。
ドーピングしたらどれくらい効果が出るの?という実験の筈が、まさかの国家スキャンダルのドキュメンタリーに変容していく様はスリルがある。
渦中の人であるロシアのラボの所長がすごく良いキャ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.3

めっちゃ強くて優しくて男前でユーモアもあるし血筋も良い主人公が悪に立ち向かう古き良き勧善懲悪物語(キングダムで喩えるなら王騎並に強くて李牧並に頭が良くて政並にカリスマ性がある)。
序盤がダルくて中々し
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.3

トランプ大統領が保護主義を強めて株価が暴落したからといって、ホワイトハウスに銃と爆弾を持って乗り込む馬鹿はいない。
そう言えばこの前の2月の株の急落もアルゴリズムによるHFT(高速取引)が原因だと言わ
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.8

「パリ、テキサス」が生涯ベストムービーである僕にとって、90歳のハリー・ディーン・スタントンが荒野を歩いている姿を見るだけで、心を打たれる。彼の遺作がこのような愛すべき映画になって、この映画に携わった>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.7

単なるSFパニックホラーかと思いきや、冒頭でいきなりこの後に誰が死ぬかバラしてきたので、「これは普通とはちょっと違うかも」と思った。実際、ちょっとっていうか全然違った。
ちゃんとパニックホラー的な展開
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.4

実話を映画にしていたはずがそのままのシークエンスで現実(ニュース映像)になり、こちら(観客)側の現実や人生にさえも迫ってくるという、奇妙な映画体験だった。自分でも何を言っているかわからなくなってきたが>>続きを読む

アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.6

ジャレッド・レトが1950年代の大阪でヤクザになる。

ハリウッド版トンデモヤクザになるかと思いきや、意外にもヤクザ・マフィア映画へのリスペクトが感じられる、なかなか渋い作りになっていた。刑務所での切
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レストレポ前哨基地 PART.1(2010年製作の映画)

3.8

アメリカ史上、最も長く続いている戦争がアフガン戦争らしい。2001年、同時多発テロの報復以降、現在まで続いている。
映画は2007年当時、最も危険な戦闘地域と言われていたコレンガル渓谷で、前線基地で戦
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

わかりやす過ぎるくらいに、マイノリティの人々とアメリカの白人主義的マッチョイズムの対立項だ(ソ連人の研究者が主人公達寄りというのも狙ってるのか知らないが皮肉が効いている)。しかし、この映画の魅力はそれ>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

3.6

敢えて正義に勝たせなかったり、正義が実は見方を変えると正義でなかったり、最近の映画はそういった多面的な視点を与えるものが多い。しかしこのエリン・ブロコビッチは違う。直球で正義を行い、巨悪に勝つ。強い女>>続きを読む

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

2.8

色んな歴史上の人が出て来るわりには、全体的にものすごいフワ〜ッとしてたけど、唐の最盛期を再現した映像、というところにおいては良かった。
昨日やってた世界ふしぎ発見の空海と唐の特集が面白かったです。

ミュート(2018年製作の映画)

3.5

デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズ監督最新作。「月に囚われた男」は味のある良いSF作品だったが、本作もSF。しかし今回はSF的世界そのものが主題ではない。

舞台はかつてボウイがLowやH
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.5

岡崎京子の「リバーズ・エッジ」に多大な影響を受けてしまった僕は、この映画を観るのが怖かった。出来れば、映画化なんてしてほしくなかった。しかし、だからと言って、やっぱり、観ないわけにはいかない。ムズムズ>>続きを読む

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

3.1

イギリス人はナチュラルに外国を馬鹿にする。

イギリス人のおっさん達がスウェーデンの深い森を彷徨っているうち化物に襲われるホラー。Netflixオリジナル作品。

序盤、コンビニでトラウマティックな出
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ヤング・アダルト・ニューヨーク(2015年製作の映画)

3.5

とにかく、ナオミ・ワッツのダサいおばさんダンスが面白い💃
ダサいと言えば、この邦題はちょっとダサいと思う。

年齢差を越えた微笑ましい友情が段々変な方向に進んで行くが、全体を通したこのオフビート感はバ
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COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック(2015年製作の映画)

3.9

ロックキッズを自認する僕にとっては、NIRVANAはあまりにも有名で、今やただのファッションアイコンでさえあるし、敢えてお気に入りのバンドとして挙げるには抵抗がある。けれども、やはり、あの唯一無二の歌>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.9

宇宙での密室パニック&サスペンス。既視感がすごい。この間やってたジェイク・ギレンホール主演の「ライフ」みたいな。見てないけど。
「アルマゲドン」とか「ザ・コア」みたいな大味な作品のはずなに、無駄に難し
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.4

アメリカにおける社会問題とかそんな小難しい話は抜きに、最後まで何が起こるかわからないエンタメとして非常に面白い。脚本も役者も申し分ない。

善とか悪で簡単に割り切れないのが人間であり、生活であり、人々
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スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

4.0

障害を持つカールは、かつて子供のころに殺人を犯した。長い月日を経て精神病院を退院し、自由の身になった彼は、ひとりの心優しい少年と出会い、親友になる。という心温まるストーリー。
しかし、少年の母親の彼氏
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.3

突然今日が期限のTCチケットをもらい、トーホーシネマズの上映作品を調べるもこれが観たい!という作品はなく、消去法で選んだ本作。長澤まさみだし。でも思っていたよりは楽しめたと思う。

5年も付き合って結
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.8

兄が、知的障害のある弟を警察から取り戻そうと画策してドツボにはまっていく、どうしようもない一夜を描いている。
計画性などまるでないくせに咄嗟の機転にはやたら頭が回るクズ兄貴だが、行きずりに行動を共にす
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