Kaoruさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Kaoru

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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

あちゃ…やってしまった…

SWシリーズをひとつも観ずに臨んでしまった。。。
そして、ちんぷんかんぷん笑

パンフとあらすじ記事とほかの方のレヴューで察するに、この作品は、ハンが相棒のチューバッカとミ
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.5

今回2回目の鑑賞。

イタリア映画の真骨頂。
とーーーっても大好きなシリーズです。

3作品あるこのシリーズのうち、公開は2つ目からという異例のスタイル。1番キャッチーだったからなのでしょうか?いえい
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

4.3

なななななんて良い映画なの!?!?
ティーンから子を持つ親の世代まで、これからの時代に生きる人ならばぜーーったい観るべき映画のひとつ。

LGBTについての理解はとても幼い我が国日本。これから認知が広
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

パレスティナ?内戦??そんなのどっかの遠い国のお話し…
それが、チガウンダナー

美容室という狭い中で密集するオンナたち。
その中には妊婦もいて、離婚調停中に次の獲物を狙うオンナの姿あり、悪いオトコと
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

個人的にはルームメイトの盲人アルおばあちゃんにファンクネスを感じてとても好き。

毎度marvel作品はスタンリーおじぃちゃんがどこに出てくるか楽しみにしているのだけれど、今回はお分かりになったかしら
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

こんりゃたまげた。
映画だもの。あり得ない話なんていくらでも自由に描けるけれど、なにがヤバいって、あのおじぃ、実在の人物っていうじゃない。
世界一お金があるのに、心はエンプティ。たまげる話の数々でホン
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

どんな作品でも、監督が新しいことを試みようとしていることには手放してリスペクトしなくちゃぁならないと思っているわ。

今から20年後の日本、ウニ県メガ崎市では…って、初めからグッと心を掴まれるしかない
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ダリダ~あまい囁き~(2016年製作の映画)

4.1

オンナは弱し、されど母は強しってゆうけれど、ありゃ嘘だな。

人による。そして見方による。

そう思わざるをえないし、そもそも弱い強いってなんなんだね?笑。そう感じさせる作品。ダリダは強かった。常にブ
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

4.0

クリヘム最高♡
ハンマーがなくたって、クリヘムはカッコえぇんだぞ。

9.11同時多発テロの後、最初にアフガンで戦った12人の兵士のお話。極秘任務だったそうで、それをこんな素晴らしい作品にしたためた監
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.0

大前提に実話ということ。
これだけでとんでもなくすごい人なのです、モリーさん。

彼女の身に起こった出来事が、自分に降りかかってきたとしたら、たった1つの出来事でも人生再起はむつかしいような気がしてし
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

3.8

陰っていうのは人に色気をもたらせる。これ間違いない。

お涙頂戴は苦手なアタシですが、分かってても泣かされる。歳のせいか涙腺崩壊しまくってた。登場人物全ての人々に。

アタシ難病、だから何?

みたい
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.7

クレイジー!!
とてつもなくクレイジー!

ボーンシリーズのマット君はどこにもいない笑。丸々と素晴らしく美味しそうに肥えてて、まず笑える笑。でも、役柄なのだそうで、きっとアクションの役が来たらまたキレ
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ラブレス(2017年製作の映画)

3.5

愛のない人なんてどこを探しても絶対に絶対にいないと思う。

アタシのロシア映画のイメージは暗く寂しい作品が多いといったところ。とかくズビャギンツェフ監督の作品においてはその極みだと思ってるわ。

言っ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

ダンケルクとセットで観るのがオススメ。

でもね、ダンケルクを観た時にちょっと感じたのが英国賛美っていうのかな。どこかで英国万歳みたいな偏りをすこーしだけ感じた。(でも好きな作品よ)
だから、この作品
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

ヒーローの幕の内弁当召し上がれ♡

関東人のアタシにとって、吉本新喜劇の古典的な笑いがいまいち分からなかった。大阪名物のパチパチパンチやでぇ〜と言われてもやることもオチも何もかもわかって、でも観に行く
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.6

イタリア映画祭にて鑑賞。

本国イタリアでは事件的なレベルで大ヒットした映画なの。
今回の映画祭で1番たのしみにしていた作品。観る前は楽しみで楽しみで仕方がなかったけれど、観終わった今はただただ寂しい
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

ちょっとぉ何これ!?
こんなにすごい映画は久々!

若者の青春映画と思ってナメてかかったらとんでもない目にあう。
特に特に特に!最後の3分半の長回し!!あのエリオくんの感情に共感ができない人なんていな
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ラジオフレッチャ(1998年製作の映画)

4.0

イタリア映画祭にて鑑賞。

70年代を描く作品。その時代に生きていなくも、キュンキュンきてしまう。"青春"ってやつは形が違えども質量自体は今も昔もひとつも変わらないからなんだと思う。

アタシの大好き
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メイド・イン・イタリー(2018年製作の映画)

4.0

イタリア映画祭にて鑑賞。

オトコにとっての仕事とは、たんに生活の手段なのではなく、時に存在意義だったり価値や居場所になったりするのだとつくづく感じたわ。

イタリアでは知らない人はいない偉大なるスー
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エマの瞳(2017年製作の映画)

3.2

イタリア映画祭にて鑑賞。

恋は盲目よねぇ〜とは言うけれど、盲人のほうがよっぽどいい恋愛ができるんじゃないかしら、という作品。

原題は「物事に隠された色」という意味。
同監督のやはり同じ視覚障害者た
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多様な目(2013年製作の映画)

3.6

イタリア映画祭にて鑑賞。

実体験の中から自分と深く向き合い何度も何度も考え抜いてひねり出された言葉はどうしてこんなにも聞き手の胸を打つのでしょうかしら。

10人の視覚障害者がただただひたすら自分の
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アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

3.1

オーーーランド!いつからこんなにワイルドになったのだ!?

元軍人の役というのもあって、身体を作りこんできたのでしょう。貴公子すら似合うオーランドでしたが、今回のはアクションも話し方も粗野な感じでそれ
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愛のために戦地へ(2016年製作の映画)

4.4

イタリア映画祭にて鑑賞

イタリアでは大人気のピフ(ピエルフランチェスコだからピフ)は、バラエティ番組出身の優れたコメディアン。彼が監督、そして主演を務める第2作目が、これ。

余談だけれど、ピフはホ
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.2

イタリア映画祭にて鑑賞

イタリアでは事件レベルで大大大ヒットした前作からの続編。できれば前作から観るのをオススメするわ。

警察の介入できない合法ドラッグを非合法化するために、警察が極秘裏に学者たち
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はじまりの街(2016年製作の映画)

3.8

イタリア映画祭にて鑑賞

ガン泣きしてしまった。
一貫して暴力、それも家庭内暴力がテーマなのだけれど、なにがすごいって、暴力の描写なんて一瞬でしかないのに、その行為がいかに残忍でたくさんの人の人生をダ
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

結論。
ベネさんはどんな役でもカッコいい♡

ベネさん目当てでしか思いはなかったけれども、やっぱりそこはマーベルなのよね。飽きもせず楽しめたわ。特にマーベル展の後だったから、あ〜この衣装展示されてたぁ
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.1

ハリポタシリーズを途中で挫折したアタシでもファンタビは楽しく観れたわ。

レミゼの頃からエディのそばかすが大好きで、今回も彼の主演じゃなかったらきっと観なかったであろう作品。でも、そんな彼ももう30代
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

これは映画に映画を詰め込んだミュージカル映画の幕の内弁当。雨に唄えばとか、シェルブールの雨傘とかバンドワゴンとか、オマージュの連続でそれが分かると尚楽しいメタ映画です。

叶う夢もあれば
叶わない夢も
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EDEN/エデン(2014年製作の映画)

3.3

全くオトコって馬鹿よねぇ。

そう言わせたそうな雰囲気の始まり方だったけれど、次第に変わり、最後はリスペクトの念にすらなっていったわ。

とにかくクラブシーンに陶酔できる作品。ダフトパンクのエピソード
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アスファルト(2015年製作の映画)

4.0

ものすんごくいい映画!
オムニバス3話、1つの共通点は同じ団地で繰り広げられているストーリーということと、いつもどこからともなく聞こえるギュィィィという金属音。
ところどころステキなシーンが定期的にや
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午後の曳航(1976年製作の映画)

3.2

アタシの性格が歪んだのは三島由紀夫の金閣寺のせいだと思ってるわ。そして、そんな自分が嫌いではない。

残念ながらこの作品に関しては原作を読んでおらず、みなさんがおっしゃる「原作は〜」という話ができない
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トルナトーレ 我が映画人生(2012年製作の映画)

4.5

まずね、ニューシネマパラダイス、あの作品好きな方は多いはず。アタシも好きすぎて穴が開くほど鑑賞した1人なのだけれど、そういう人には絶対絶対観てほしいドキュメンタリー。
この監督じゃなかったら描けなかっ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

実際のところ独裁政治ってのはホントにダメなことなのかしら?と感じたわ。

ヒトラーさんはおっしゃるの。スターバックスで出されたコーヒーがまずかったとしたら、悪いのはスターバックス氏ではなく総統の責任。
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カプチーノはお熱いうちに(2014年製作の映画)

3.3

邦題付けたヤツ出てこいっ!

ホントこの監督の映画はいっつもひどい邦題をつけられるので、日本人を代表して謝りたいくらいだわ。トルコ移民の監督なので、きっと異種に理解があるのでしょぅ。結構な確率でゲイが
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エヴァの匂い(1962年製作の映画)

4.3

悪女って悪いオンナなのではなく、アクの強いオンナのとこを言うのね、といった感じの映画。そして、性的関係ってのがいかに空虚で寂しいものかを描いています。

観たのはもう1週間くらい前なのに、いまだ毎日、
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カストラート(1994年製作の映画)

4.2

知性を高める一品。

昔、イタリアを中心にカストラートっていう、ものすんごい人たちがいたの。
カストラートとは、17世紀そこそこに教会がかかえてたボーイソプラノの子たちを、変声期前に去勢し、人間らしい
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