GoodsunMOVIEさんの映画レビュー・感想・評価

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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.1

伏線と回収という言葉が、昨今の日本では、派手さや巧妙さを帯びて使われ、流行ってきているものの。

喜び、悲しみ、笑い...
言葉にできないものを乗せて届ける役割なんだなと、これでもかと楽しませてくれる
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

こころの映像。

映像美やアクションでもないのにIMAXで観る意味は何なのかと。

IMAXは「より臨場感がある」という事なのだが、それの力は、
「観終わった後」に思い知らされる。

思い返した時、観
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

「スカッとしたい」日本人の期待にこれでもかと組み立て組み立て応える。
「スカッとしたい」期待があるから、途中の苦難も観ていられるのであろう。


期待に応えない脚本は、たくさんは売れないのだろう。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

密室小咄。脚本で脚本を脚本。
オープニングのLittle Green Bagに、全身の毛穴が熱唱。

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.7

死後の世界の存在がわかったら、そして、どのような世界なのかがわかったなら、この社会ではどんな事が起きるか。
まではおそらく誰もが想像できる。

テーマは強い好奇心を沸かせてくれるものでした。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

IMAXなるものを初めて観ました。

IMAXは音や映像が優れていて、体験が深いのかな、と思っていたのですが。

その影響は「観終わった後」にやってきました。

映画を観た記憶や、映画に入り込んだ記憶
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

ストーリーとは関係ないものの、死後の世界の描写がゾクゾクしました。
イーサン・ホーク、こわすぎ。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

何人もの腕で五線譜を上下する、ピアノの曲のような作品でした。


生きていると、いつも、いずれかを選ばないといけない。

想像だけでは、いつも、判断材料が足りない。

想像と真実のあいだで、いったりき
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12日の殺人(2022年製作の映画)

4.0

内面がありありと描写されています。
結末ありきではない、機微な心の変化など、「過程」に焦点を当てているあたり、
ドキュメンタリーに近い映画でした。

映画とて、「多くの人」に観てもらえたり、売れなけれ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

この高揚の色。
それは紛れもなく『レオン』のものでした。

挿入歌も絶妙。

最後の戦闘シーンは圧巻。
父(大きな銃)、母•恋人(モンロー)、そして子供たち。
彼が得られなかった「家族」がそこにあった
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フォロウィング(1998年製作の映画)

4.3

何度でも観たい。
今年再び上映されるらしい。

ショート•ショートであり、サスペンスであり、ドラマであり、サイエンスである。

彼岸花(1958年製作の映画)

4.1

素晴らしいです。
人の営みのなかにある、正負の人間らしさを、優しく包み込んでくれるようです。

人間の、愛すべき、滑稽さ。


映像には、とにもかくにも、見惚れます。
戦後、昭和、こんなに美しい景色が
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

どんな家族で、どんな心身の性質を持とうと。
親離れ、子離れが、できないと、
ロクな事がない。
と。な。

なんたるプロットだこれは。

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