ぐるさんのドラマレビュー・感想・評価

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おっさんずラブ-リターンズ-(2024年製作のドラマ)

5.0

今までの「おっさんずラブ」の中で、一番好きなシーズンだった。BLやロマンスというよりはホームドラマとかヒューマンドラマに近い感じがあって、そこが好みでした(逆に初期のラブコメを強く期待していた人には刺>>続きを読む

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大奥 Season2(2023年製作のドラマ)

4.8

NHKだからこそのセット・小道具・衣装のクオリティで原作のエッセンスを凝縮して作られた最上級の実写化。Aimerさんの「白色蜉蝣」はしっとりとして歌詞がぴったりで、毎話流れるたびに泣いてしまった。既に>>続きを読む

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犬神家の一族(2023年製作のドラマ)

4.8

吉岡秀隆版金田一耕助シリーズは「愛」を主軸に物語が展開していくが、最も純粋でそれゆえに狂おしい「愛」の物語という印象。
「求めても求めても絶対に手に入らない愛情を求めた、その結果です」
「愛は残酷だ 
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スイッチ(2020年製作のドラマ)

4.0

母から「凶暴な松たか子とイケメンな阿部サダヲがよかった」と聞いて視聴。二人の息ぴったりな演技が最高。

今は恋人じゃなくても、世界で一番お互いをわかり合っている二人という男女関係の描き方が素敵でした。
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八つ墓村(2019年製作のドラマ)

4.0

洋楽たっぷりの横溝正史という新感覚。
鍾乳洞追いかけっこにヴィヴァルディ冬、犯人独白後にサイモン&ガーファンクルのスカボローフェア、最後にイーグルスのDesperado。
スカボローフェア?と思ったけ
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VIVANT(2023年製作のドラマ)

4.9

日本ドラマでこんなにのめり込めるドラマ久々に見た。続編ほしい。

以下見ていて連想した作品群まとめ
・攻殻機動隊
・インファナルアフェアズ/ダブルフェイス
・MOZU
・ダークナイト、ダークナイトライ
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グッド・オーメンズ シーズン2(2022年製作のドラマ)

4.7

ガブリエルに大分持っていかれましたよね(現実逃避中)
何千年も一緒に倫理的な問題に直面しては助け合ってきたのに、天国も地獄も信じないクロウリーと、なんだかんだ天国は善だと信じるアジラフェルの対比が切な
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タイガー&ドラゴン 三枚起請の回(2005年製作のドラマ)

4.5

クドカン脚本×超豪華キャストの落語ドラマ。テンポがいいし、キャラの個性豊かだし、「三枚起請」をネタにするなんて、なんかもうすごすぎる。

劇中劇の手法など、「ちりとてちん」(2008)と見比べるのも楽
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ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)

4.0

映画版とはキャラの雰囲気が違うけど、これはこれで面白い
第2シーズン決まるといいな

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ピーキー・ブラインダーズ シーズン6(2022年製作のドラマ)

5.0

このドラマの結末は故ヘレン・マックローリーと共に、そして私が今作に出会った土地・ダブリンのテンプルバーで見届けたかった。二つとも叶わなかったけど、コロナ禍での撮影を成し遂げ、最後まで手を抜かなかった製>>続きを読む

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雪国 -SNOW COUNTRY-(2022年製作のドラマ)

5.0

藤本有紀作品で救いがないの、初めて見た。大阪中心に関西を舞台にしてきた藤本さんとしては雪国とか白河の関の向こうというのはこんな印象なんだろうか。ドストエフスキーっぽさがある。

原作を読んでいて島村に
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カムカムエヴリバディ(2021年製作のドラマ)

5.0

藤本有紀さんの作品は緩やかな螺旋状というか、円環的構造で似た出来事が繰り返されるんだけど、少しずつ少しずつ変化が起きて、みんなが願った方へと伸びてゆく。繊細かつ壮大で美しい。「ちりとてちん」「平清盛」>>続きを読む

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黒革の手帖(2017年製作のドラマ)

3.0

あるあるとツッコミとスリルが入り混じる佳作。武井咲さんの美貌にただひたすら溺れるようなドラマでした。ただ銀座も政治も中選挙区制とバブルの中で脂ぎっていた時代の話を、この年代の女優さんや時代設定にするの>>続きを読む

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ちりとてちん(2007年製作のドラマ)

5.0

藤本有紀さんの追っかけになったきっかけの作品。この作品のおかげで寄席デビューもしちゃいました。「ちかえもん」では文楽デビューしちゃったので、藤本有紀さんは緻密に一から世界観を構築するクリエイターである>>続きを読む

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夫婦善哉(2013年製作のドラマ)

5.0

藤本有紀脚本×ぴったり息の合った細やかな森山未來・尾野真千子の演技、相乗効果がすごくて、1話見るだけで体力をかなり消耗する。たとえ共依存かもしれなくても、たとえ互いに傷つけ合うかもしれなくても、離れら>>続きを読む

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ドラゴン桜(2021年製作のドラマ)

4.0

不良こそいないものの、学年平均偏差値46・私立文系のみを想定した母校を思い出しながら見ていました。共に受験に励む仲間も少なくほとんどの先生も見てみぬふりで辛かったけど、助けてくれた恩師や友人たちもいた>>続きを読む

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岸辺露伴は動かない(2020年製作のドラマ)

3.5

原作とは順番が変わっているんだ…!毎回毎回櫻井孝宏ボイスがどこかに潜んでいる豪華仕様。人物デザインが柘植さんで、演出が渡辺一貴だからそりゃ面白いわ

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忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段(2021年製作のドラマ)

5.0

さすが「令和元年版牡丹灯籠」「ライジング若冲」ときた源孝志チーム×中村屋兄弟。仄暗くて彩度抑えめの映像美が光る。ピアノを交えた音楽がなぜか江戸時代の物語に似合ってかっこいい。なんといっても江戸っ子訛り>>続きを読む

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麒麟がくる(2020年製作のドラマ)

3.0

近年稀な王道骨太構造で安心感がありました。「いだてん 」の後だと展開が遅い、間が長い…と感じましたが、大河・時代劇といえばこっちの方がいいのかしら。

美濃脱出〜織田仕官まで無位無官無職だったのがちょ
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大仏開眼(2010年製作のドラマ)

3.3

久々に見直す機会があったので。
あの時代に興味を持つきっかけになったドラマでした。大河ドラマは戦国・幕末たまに源平と相場が決まっているけど、色んな時代を取り上げてほしいな。

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令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fear(2019年製作のドラマ)

5.0

独特な色調や、陰翳の具合、そしてグロさえも美に変える演出が見事。時代劇でありながらもホラー作品であるという二重性が存分に活かされていて見入ってしまった。

上白石萌音さんのお露と七之助さんの新三郎、こ
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ちかえもん(2016年製作のドラマ)

5.0

朝ドラがちょっと辛い展開なので、久々に癒しを求めて視聴。「放蕩息子徳兵衛」で過去2回涙したことは覚えているのにまた泣いてしまった。英雄が出てくるわけではないところに、不変の悲喜劇を見出すところが藤本有>>続きを読む

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THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~ シーズン1(2020年製作のドラマ)

4.7

絵に描いたような暗愚の暴君(傷ついた幼い心を抱えたまま)をニコラス・ホルトが爽やかに、従来とは違って夢見がちの少女としてのエカチェリーナをエル・ファニングが表現豊かに演じていて最高です。侍女マリアル・>>続きを読む

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パトリック・メルローズ(2018年製作のドラマ)

3.8

人は自分も他人も複雑だから、全人格をいつまでも愛したり、逆に憎みきることもできなくて生きるのはつらい。心の傷は簡単には癒えないし、どこからか救世主が現れるわけじゃない。もちろん頼りになる人との出会いは>>続きを読む

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