「シノニムズ」
第69回ベルリン国際映画祭にて金熊賞を受賞した作品。故郷イスラエルを捨て、フランスで当たらな人生を始めようと奮闘する青年の物語。
知り合いが携わっている「ベルリン国際映画祭前夜祭プ>>続きを読む
「ストップ・メイキング・センス 4Kレストア」
2024/2/3 TOHOシネマズ新宿
2024/2/12 TOHOシネマズ新宿 IMAXレーザー
「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミが撮ったトーキ>>続きを読む
『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』
額縁上映と知っていながらもなんだかんだ観たくなってTOHO新宿のIMAXで鑑賞。「遊郭編」の時は最後の2話を未見の状態で劇場まで鑑賞しに行ったが、「刀鍛冶の>>続きを読む
「カラビニエ」
ゴダールによる戦争寓話。ゴダールにしては、そこまで難解ではないけど、メッセージ性は強い。戦争に行けば、何をやってもいいし、何でも手に入ると騙されて戦争に行った兄弟は戦地でやりたい放題>>続きを読む
「ブランカニエベス」
グリム童話「白雪姫」を基盤に、数奇な運命を辿った闘牛士の娘の物語。2013年の映画ではあるが、全編モノクロ無声。
映像の美しさが魅力のアート作品と思いきや、どんどん次へ次へと>>続きを読む
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「aftersun/アフターサン」
劇場で見逃したので、今更ながら鑑賞。どんな映画か知らなかったので、タイトルから父と息子の話なのかと思ってたら「Son(息子)」じゃなくて「Sun」でタイトルの「A>>続きを読む
「野性の葦」
初アンドレ・テシネ監督作品。アルジェリアがフランスから独立しようとしていた時代のフランスの田舎町でのお話。大学入学のための試験、恋、アルジェリアにルーツを持つ少年など、20歳前後の青少>>続きを読む
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「エル・スール」
「ミツバチのささやき」から10年後に制作されたビクトル・エリセ監督作品。「ミツバチ〜」は一貫して少女の目線から描かれた物語だったが、本作は主人公少女とある程度、成長した彼女の2つの>>続きを読む
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「ミツバチのささやき」
寡作なことで有名なビクトル・エリセの新作が2月に公開されることもあり、初鑑賞してみたが、想像以上に難しい映画だった。先日鑑賞しセミフ・カプランオールの「蜂蜜」とちょっと重なる>>続きを読む
「片目のジミー」
映画学校の学生レスは、自主制作映画を撮影するために故郷であるニューヨーク、ブルックリンに戻ってくる。知り合いのエドの弟「片目のジミー」が行方不明になったことを知り、ブルックリンの一>>続きを読む
「デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム」
デヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画。彼の人生を振り返るのではなく、彼の世界を体験すると言うのが正しいのだろうか。明らかにドキュメンタリーとし>>続きを読む
「蜂蜜」
カプランオール監督「ユスフ三部作」の最終章にて第60回ベルリン国際映画祭にて金熊賞を受賞した作品。最終作だが、時系列的には一番最初でユスフが子供の頃の物語が展開される。
金獅子を受賞して>>続きを読む
「ミルク」
「ユスフ三部作」の2作目。高校卒業後くらいの青年ユスフの物語。
「卵」よりもセリフが少なくなってるし、説明もかなり省かれているのでかなり難解になったという印象。
正直、かなり退屈だっ>>続きを読む
「卵」
セミフ・カプランオール監督による「ユスフ三部作」の1作目。1作目でありながらも時系列的には一番最後に当たる。母親の死をきっかけに久しぶりに故郷に帰ったおじさんユスフの物語。
独特な雰囲気の>>続きを読む
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「ラストキング・オブ・スコットランド」
元ウガンダ大統領イディ・アミンを彼の主治医であるスコットランド人の青年を視点に描いたフィクション。
Wikiにはマカヴォイが演じた役が架空の人物ってあるけど>>続きを読む
「トゥモロー・ワールド」
人類が繁殖能力を失った2027年の荒廃した世界で’’ある一筋の希望’’が現れる。
ディストピアを描いた作品としてはありがちな設定だけど、ハラハラするシーンも多くて意外と面>>続きを読む
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「エターナル・ドーター」
「スーヴェニア」のジョアンナ・ホッグとティルダ・スウィントンがタッグを組んだA24作品。自分と母親を題材にした映画を作るため、人里離れたホテルに滞在する映画監督を描く。>>続きを読む
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「彼方に」
第96回アカデミー賞 短編実写映画賞ノミネート作品。「インターステラー」「グローリー/明日への行進」のデヴィッド・オイェロウォが主演を務めている。凄惨な事件により家族を失った後の人生を描>>続きを読む
「ザ・ヒューマンズ」
2015年に初上演された舞台をもとにした映画。感謝祭(サンクスギビング)のお祝いをするためにニューヨークのボロアパートに集まった一家の物語。
とにかく撮影が美しかった。建物に>>続きを読む
「ショーイング・アップ」
日本では公開が数年遅れた「ファースト・カウ」のケリー・ライカート監督最新作。ミシェル・ウィリアムズとは4回目のタッグで、私は3作目以外は全制覇している。
主人公はウィリア>>続きを読む
「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリット・ディア」
両親ともに医者の4人家族。マーティンという青年との出会いをきっかけに、家族に異変が起こり始める。神秘的な「ファニーゲーム」のような物語。一>>続きを読む
「籠の中の乙女」
ヨルゴス・ランティモスの名を世界に知らしめた作品。一番最初にこの監督の作品を鑑賞したのは「ロブスター」だったが、その時すでにこの作品の存在自体は知っていた気がする。
外の世界から>>続きを読む
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「哀れなるものたち」
第80回ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞を受賞し、本年度アカデミー賞作品賞最有力ともされる作品。東京国際映画祭で日本初上映だったが、チケット争奪戦に敗北し、鑑賞できなかったため>>続きを読む
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「愛の風景」
1/25〜1/26
イングマール・ベルイマンが自身の両親について執筆した脚本をビレ・アウグストが監督し、第45回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した作品。元々、テレビ映画とし>>続きを読む
「ロング・グッドバイ」
フィリップ・マーロウ。探偵モノはあまり得意なジャンルではないので、存じ得なかったが、結構有名なシリーズの映画化らしい。2015年に日本でもドラマ化されていた。
そこまで衝撃の>>続きを読む
「コラテラル」
悪役トム・クルーズ。脚本も午後ロードみたいな内容だし、別にトムじゃなくても成立する話。いつもヒーローを演じてきたトムにとっては重要な転換期になったのだろうけど。
善人が犯罪に巻き込ま>>続きを読む
「パパは、出張中!」
「アンダーグラウンド」「黒猫・白猫」のエミール・クストリッツァ監督の初期作であり、第38回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞している。
クストリッツァ監督作品は上記2作を>>続きを読む
「月の輝く夜に」
本作は「夜の大捜査線」「ジーザス・クライスト・スーパースター」のノーマン・ジュイソンによるロマンチックコメディ映画。全く図ったわけではないが、本作を見終わった本日の朝に彼の訃報を耳>>続きを読む
「ドント・クライ・プリティ・ガールズ!」
今回、U-NEXTで配信されたメーサーロシュ監督作品の中で、最も初期に作られた作品。ロックな音楽に彩られた若者たちの青春を描いた作品なのだが、内容面ではかな>>続きを読む
「ミッシング」
第35回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した社会派サスペンス。1973年、軍事クーデター真っ只中のチリにて、アメリカ人男性チャールズ・ホーマンが行方不明となった事件を題材にし>>続きを読む
「ナイン・マンス」
工場勤務をしながら、農学について通信で学んでいる女性ユリは、工場の主任から好意を抱かれる。最初は拒んでいたものの、だんだん二人の距離は縮まっていく。しかし、誠実な愛を望んでいるユ>>続きを読む
「アダプション/ある母と娘の記録」
第25回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した作品。
本作の監督であるマールタ・メーサーロッシュの監督作品5本が去年シネマカリテ他で上映された。
特集上映であっ>>続きを読む
「ブンミおじさんの森」
第63回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞した作品。
正直、何を理解できて、何を理解できないのかすらわからないような作品だった。ただなんとなくだけど、「死」とか「業(>>続きを読む
「ショック・トリートメント」
リチャード・オブライエン原作、ジム・シャーマン監督によるカルト的傑作「ロッキー・ホラー・ショー」の続編的位置付けの作品。前作で婚約状態だったブラッドとジャネットが結婚し>>続きを読む
「ゴジラ-1.0/C」
オリジナル版から2ヶ月経って、公開された「ゴジラ-1.0」のモノクロバージョン。いつから制作されていたのかはわからないが、「ゴジラ-1.0」の前には「シン・ゴジラ」のモノクロ>>続きを読む