公開されたのでアップしますね。
3月某日、東宝主催のスニークプレビューにて鑑賞しました。その時にはもうMr.Childrenの主題歌まで完成していた状態で、「映画って早いうちからできてるんだな」と思っ>>続きを読む
TELASAに上がってる時に観れなくて、劇場で英語字幕と共に観るチャンスがあってよかった。
どれだけ面白い言い回しができるかで評価が競われる世界で、一つ強く抜きん出ているのが長久監督の言葉。
Aマッ>>続きを読む
5年ぶりくらいに観た。多分十数回目。やっぱりいつ観ても面白い。
そして6月末という頃合いで思うのは、夏を感じる映画だな、と。
もうセリフをほぼ覚えたし、幾らでも脳裏に浮かぶ。今ではシネクイントで普通>>続きを読む
見応えしかない映像に、最後1時間の贅肉がついた伝記。今回は歴史を体感する為のIMAXだった。ノーランだからこその映像表現によって、伝記における私情が豊富に映された。皮肉に思えて蟠りが消えないのは日本人>>続きを読む
一夜の物語に一生のバックボーンを重ねつつ、純粋に恐くて"息もできない"シチュエーションスリラー。
"気まずさ"を描くシュールな映画を望むと少し落胆するかもだが、鋭気ある製作陣の手によって何百回と擦られ>>続きを読む
全然放っといちゃダメな倫理観ひねくれ案件だわこれ。仮想で反復なのをいいことに清々と殺しまくる若葉竜也が観れる。
説明不足な作風だが、それがバカリズムかって程の状況のシュールさに繋がる。ハッスルする超展>>続きを読む
いや、誰しもこれくらい引きずるでしょ。詩的で美しい原作を、邦画史上最高峰の映像美で魅せる激エモ恋愛映画、の筈が、ストーリーが予想以上に重く最後には虚しい気持ちに。もう高校生の恋愛しか信じられないよ..>>続きを読む
日アカも米アカも獲ったし、そろそろ社会常識になるだろうと思って駆け込んだ久々の劇場。
心のうちとしては..."前作「GHOSTBOOK おばけずかん」で公開当時なんとFilmarks投稿数3桁を叩き出>>続きを読む
悪意の塊みたいな映画。誰が悪いとも簡単に断定できないままに堕ちて行く登場人物を見つめ、最終的にはその"不安定さ"を楽しめる。何が起こってもおかしくない非現実な緊迫感が、全て現実。もう、そういうエンタメ>>続きを読む
せっかくの3Dリバイバルだったのに気付いたら寝てしまっていた。
多少身構えてはいたがそれ以上に淡白な映画で、3Dである意味も"途中でメガネをかけること"以外に見出せなかった気がして残念。
それでもビ>>続きを読む
この日の本題「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」がなくて、これだけ観に来てたらキレてたぞ、ってくらいに内容は無い。
だが、映像の中でのギミックが凝られていて見応えあるから、MVとかやってみてよ>>続きを読む
ドッシリと来て、突き放しつつも見放されず、スクリーンという引力に飽きず目を向けさせられる178分。
気持ち悪い映画。自分の踏み入れられたくないプライベートに侵入される心持ちがする。
エンドロールが終わ>>続きを読む
気になってたのと懸賞ムビチケ消費の為にやっと観に行けたが、過去に例を見ない程に大爆睡してしまった。初めて"起きたらエンドロール"を体感してしまった...
冒頭こそウェス・アンダーソン史上最高の精度で>>続きを読む
過去最速で「オチ読めたぞ」と思ったら仄めかされて、誰も判らない裏路地へ...
ジャズの、深くなるにつれてリズムなんて体を成さず崩れていくあの感覚に乗せて、お送りされるは"夢"の94分間。一夜を映すのに>>続きを読む
だから恋愛は嫌なんだ...が満載だった。
男ってマジで恋が下手だなと思う。ただそれはこちらから言わせると女の振る舞いが何だかんだで上手いからでもある気がする。恋愛映画とかに憧れて、こういうのばっかり観>>続きを読む
MOOSIC LABらしい"飛躍"満載の感情持ってかれムービーだった。
そもそも眉村ちあきの魅力がすごいのに、それを(しかもプロデューサーとして自分で)増幅させるつくりになってるのが凄いな。好きになっ>>続きを読む
心あたりのある現状を棚に上げて観る映画は面白い。
有り得ないようで在ってしまう、巡り巡る友情社会のお話。
友情って、浮気が許されちゃう。恋と違った形で盲目だし、出遅れてしまえば結局はその仲間内の横に>>続きを読む
岩井俊二映画祭公式YouTubeで期間限定配信された、ショートフィルム版の方を鑑賞。
長編も一度は観たことがあって、微かな記憶の中から思い出すのだが、それを凌駕するほどのインパクト。
とにかく第1話>>続きを読む
"オペラ"と"ラップ"という、層の揃わなさそうな文化の合わせ技。
"オペラ"という情報を得た時にはお堅い印象を持ってしまうのがラップのお陰で大衆向けまで持ってきてるし、オペラを聴きに行くと"ラップ"の>>続きを読む
タッチがかなり好きだった。落語原作に三味線に、日本文化を盛り込んだ中で描かれる滑稽な悲劇に釘付けに。汚らしいその描き方に興味深さや美学を感じる。
Amazonプライムから消えるということで、結局ながら観になってしまったが、それを所々で後悔するくらいにはスタイリッシュで良い。
しかしまぁ、"良い話だけど癖が強い"と言えば良いだろうか。水谷映画っ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
色々な意味で現代に挑戦状を叩きつけてきた。驚天動地の世界観が次々に展開されるのは良いのだが、数多と別れる集大成だからか分からないが、それぞれに見切りをつけるのが早すぎて、ドライ過ぎる作風という印象だっ>>続きを読む
歌舞伎的で焦燥感あって混沌でシュール。これぞふくだももこ監督の味だなと思った。単純なうらじぬの×ファーストサマーウイカの妙だけじゃなく、西加奈子の語り口だけでもなく、それぞれが持つ突飛さがうまくハマっ>>続きを読む
超絶心地の良い多重構造。
初めは少し軽快に見える掛け合いから「あ、これ坂元裕二脚本か」という情報を思い出し、それを面白がりながら物語に入り込んでいると、気付けばその壮絶さに別の感情を抱いている感じ。>>続きを読む
あぁぁ情報過多!!そして映画の良さってこれだ!!
長尺なくせに前作よりハードモード。
完全に後付けだが、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というスパイダーマンの名言を鑑賞後思い出して腑に落ちた。そん>>続きを読む
"救いようもない"で構成された格闘。気付けば芯に秘められたアドレナリンとの勝負になっている。目覚めることができただけで価値はあった。
過去の藤井監督の要素を感じさせつつ、シネコンエンタメ映画(意味深)>>続きを読む
す、凄い...今年暫定ベスト。
マルチなジャンルを装いつつ、村を飛び越えて全日本に届けられる怒涛のメッセージが、とんでも無い密度でスクリーンに焼き付けられる。
提示されたフラストレーション。観ながらこ>>続きを読む
冒頭1分で「劇場で見逃さずしてよかった」と思えた。
これが特撮なのかもしれないが、そうは言えど...な庵野秀明スタイル。全世界を相手取った「シン・ゴジラ」、物語と共に個人に回帰した「シン・ウルトラマ>>続きを読む
本当に作品賞か?って思った。色んな意味で。
信じられない光景を捉えつつ、現代においてエモいとされる演出てんこ盛り。というか、このカオスが世間一般に"エモい"とまかり通る現代凄いよ。確かに完璧なIfスト>>続きを読む
「愛なのに」に比べるとこっちの方があっさりエロみたいな。そう言われても信じられないくらい洒落たスタイルをしているが。今泉映画らしい展開のギミックもあって面白かった。
世はなぜ浮気ばかりなのか。惑わす>>続きを読む
L/R15、通して観てみたら今泉脚本の方がどエロだった件。なんだこの話。
初めは映画としてだいぶ綺麗な構造だと思いながら、AV並のヘンテコかつ有り得へん展開に持っていくの凄まじかった。さすが城定秀夫(>>続きを読む
総評して言うと、マーティン・マクドナー監督作、少しNotForMeかもしれない。
動機が分からない。罪を厭わない。不気味としか言いようない禍々しさ。歯車に狂わされた老人の逆張り。
その惨状を予想して>>続きを読む
そのすべてが、彼女には聞こえない。
"聞こえる"とはいえ、こんなにも多くのものを削ぎ落とした商業映画なんて初めての感覚だった。そんな中エッセンスの一つに織り込んだのが、兄弟の作る音楽であるというあま>>続きを読む
思い返す。全ての仕掛けは彼にとって何の為に用意されていたのか。正義に狂った涯てにマンホールという"もう一人の主人公"のもとに堕ちていく。間違ってるのは我々の感覚か?彼の妄想か?孤高のままジョーカーへと>>続きを読む