8637さんの映画レビュー・感想・評価

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90メートル(2026年製作の映画)

3.8

最後20分もう本当やばかった...僕って常に感動映画に辟易している自信があったのに、久々に涙腺崩壊レベルまで泣いた。過度な演出を排してもここまで反射的に泣いてしまうのは、やはり自分が受けてきた愛があっ>>続きを読む

ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編(2026年製作の映画)

3.6

まず、片桐健滋監督でいけるか...?ってフィルモグラフィからかなり不安があったが、そもそもの有無を言わせぬ作品力の一点突破でも素晴らしいクオリティの作品が観られた。映像効果も進化していたし、ちゃんとキ>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

後の"伝説の俳優"である山﨑賢人が、現代邦画スターになっていく過程をリアルタイムで観ているようだ。

久保茂昭監督による『HiGH&LOW』仕込みの一丁前な演出と、イメージ画も多用するMV的構成も交え
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マーティ・シュプリーム 世界をつかめ(2025年製作の映画)

3.8

さすがにキショすぎるOPから何まで、全てがセンスだと思った。映像にもマーティ同様の貫禄、余裕がある。
終始アドレナリンが半端ない。常に多重構造のシチュエーションで、こんなにとっ散らかっているのに、綺麗
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

情報を入れずに臨んだからこそ、自分の中では「これは希望の物語だ」という結論に落ち着いた。
物語がこんな方向へ進むことに都度都度驚き。よく見る目をかっ開かされるあのシーンが拷問ではなく"治療"だったとは
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みんな、おしゃべり!(2025年製作の映画)

3.8

「本作の字幕は作品の一部です」への圧倒的納得。手話が分からない我々が逆に字幕無いと何も分からない状況に立たされたりもする、対等にハンデがある状況。
聾者の世界を体感させよう!的な作品ではなく、聴者と聾
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災 劇場版(2026年製作の映画)

3.7

最近、YouTubeで流れて来る北野武作品の切り抜き(違法)Shortsばかり観ていて、急に今までより生の尊さと死の恐怖で頭がいっぱいになってきた頃だ。
自分の中では「悪意を向けるなら現実ではなく映画
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レンタル・ファミリー(2025年製作の映画)

3.8

邦画や洋画にとってのアイデンティティってどこにあるのだろう。それを決めるのは役者の国籍か?舞台?言語?
本作は監督が日本人で、主演俳優はアメリカ人。舞台は日本で、テーマは海外でホットなトピック。配給は
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.9

恐らく今企画で最も広いスクリーンをグラシネが用意してくれた...のにもかかわらず額縁上映でちょい萎え。
前の晩は眠りにつけず、一徹した状態で臨むことで自身の哲学性と謎に融合してくれないか期待していた。
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ポンヌフの恋人 4Kレストア版(1991年製作の映画)

3.8

いやエグいて。半ばヤケクソと捉えられる程パワフルで、とんでもない描写力で圧倒する。
火、波、裸、そこには芸術的快楽の全てが詰まっていると言っても過言ではない。光だけで作り出した昼。皆眠くなるシークエン
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ヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.6

「中国人は和を重んじるから...」←大嘘

『SUPER HAPPY FOREVER』と同じ理由でハマれなかったですね...予告やポスターだと顕著に出る"質感"に惚れているようなもので、それが実際3時
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しあわせな選択(2025年製作の映画)

3.7

御年62歳、パク・チャヌク監督のキレッキレな演出の豪華絢爛!とにかく映像のハッタリ感が素晴らしい。
しあわせな家族から急転、気持ち良いくらいの家族崩壊悲劇(喜劇?)。
また韓国映画史に残る名シーンが生
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安楽死特区(2025年製作の映画)

3.4

ネットにはそのワードを目にするだけで血眼に自論を展開する人ばかり...そんな危険なテーマに踏み込む度胸は素晴らしい。実際自分もそういう社会の潮流から気になっていたので、一見できて良かった。
そういう理
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万事快調<オール・グリーンズ>(2026年製作の映画)

4.3

嗚呼、あまりにもアナーキー。
ショットや話し口調に感じる"新しい才能"感だけじゃなく、この規模で"そんなこと"ができるなんて。こんなに自由にはっちゃけられているの本当羨ましい!
朴秀美とともに僕だって
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ブゴニア(2025年製作の映画)

3.9

まず「ブゴニア」って何?から始まると思う。そしてビジュアルからちょっとグロセンサーを働かせてしまう。しかし、これをただの悪趣味映画と侮るべからず。
バイオレンスやユーモアの応酬に、ついエンタメの目で観
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終点のあの子(2026年製作の映画)

3.6

あの頃『ウィーアーリトルゾンビーズ』のイクコに恋していた私に現実を見せる映画だった。美しい映像じゃデフォルメしてくれないような真っ直ぐな痛み。
本当に変わっていったのはどっち?全ては"私と仲良くしてほ
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ウォーフェア 戦地最前線(2025年製作の映画)

3.7

...無理ですこんなの。耐えられません。恐怖すぎる。
劇伴もドラマチックな演出もなく、何ならそれを意図して排除してただの"ガチ戦場"に放り出される。
面白さを求めて映画を観る人にとってはこれは評価不能
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.7

以前本作を観た6年前の自分はまだ中1でした。衝撃で2回観て、トラウマで蓋をしていたのかやっと3回目を観られました。僕のセンチメンタルを構成する大切な作品であることは間違いないので、今回劇場で観られる機>>続きを読む

劇場版 緊急取調室 THE FINAL(2025年製作の映画)

3.9

本当にドラマ版なんて全く観たことなくて、何ならテレ朝のあの時間帯のシリーズものが一生続いていく文化には辟易している側だったのだけど、予告の映像があまりにも癖に刺さりすぎて本作を2025年の映画納めに選>>続きを読む

落下の王国 4Kデジタルリマスター(2006年製作の映画)

3.6

人と景色が一体となって美を生み出す奇跡的なカットの連続に何度も息を呑んだ。壮大すぎて逆にAIのよう。エキストラの動き等も全て管理する苦労も踏まえると、ここまで整然とさせられる力は異常。ゴリ押しカメラワ>>続きを読む

サンセット・サンライズ(2025年製作の映画)

3.6

父親が絶賛していたので観た。親世代だからこそ響くのか...?と思ったりもしたけど、『思い出のアルバム』がそれこそ僕と親に関わり深い曲だったのでしんみりして来ちゃった。

こんな至れり尽くせりでWin-
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息をするように(2021年製作の映画)

3.5

観た時は確かに感情に訴えるものがあったが、尺に対する展開詰め込み型な感じとか、小規模とは言えど...な本格さとか、エモとか、商業然としているなという感じ。
このテーマの為にまりっかに男子役をやらせる効
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さよならスピカ(2013年製作の映画)

3.6

今まで僕は枝優花監督をエモ量産作家としか認識していなかったが、監督自身にも当てはまる内的ペインを描き出す部分に本質があるのだと再確認。その説得力があってこそ、エモゴリ押しパートが光る。

学生映画とい
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天使のたまご 4Kリマスター(1985年製作の映画)

3.3

「理解できないから面白さが伝わらない」ならまだ分かる。本作は「理解は何となくできるけどつまらない」ですよ。

人を容易に信じるな、みたいな教訓交じりの短編として昔話的な構造をとりながらも、台詞は少なめ
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エディントンへようこそ(2025年製作の映画)

3.7

意識高い系の物語の先に何があるか期待していたら、緊迫感増してからが面白かった。その為のタメなんだとしたら長いけど。
アリ・アスターは映画を面白くさせる天才。

「コロナによる閉塞感」って、コロナによっ
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赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

4.0

国内の上映権切れギリギリの最終日に駆け込みで鑑賞。
こんなん批評不能すぎるやろ...感動とカルトと高揚が一気に押し寄せてくるカタルシスまみれのラストに、マジで何でなのか分からない涙が溢れてきてしまった
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爆弾(2025年製作の映画)

4.1

大変なことが起こってしまった。邦画界に、そして日本という感性に。
"どこにでもいるおじさん像"が、全国民を惑わせる。
うるさい挙動、脈絡ない話題、嘘くさい自己擁護...そんなおじさんのどうしようもなさ
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12月の君へ(2024年製作の映画)

3.4

映画を観ながらシーンに合わせた香りを共に体験するという、貴重な体験ができる試写会に参加。
「香りなんて...」という偏見はあれど、どの香りも違う刺激があって、新しい解釈を与えてくれた。
そもそもこの映
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はだかのゆめ(2022年製作の映画)

3.3

ちょっともう無理だ...
Bialystocksが本当に好きだからこれを劇場で観られる日をずっと待ち望んでいたけど、まさかの『BAUS』より面白くないっていう...

我々がそちらを覗いていることもお
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BAUS 映画から船出した映画館(2024年製作の映画)

3.5

初っ端「映画とは、魔法だ」と言わんばかりのショットにうっとりしたのも束の間、内面に感じる拙さや不快感。
映像で語るのに時間かかりすぎだよ...と思えば後の80年くらいは言葉で端折っちゃうのは普通に映画
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次元を超える(2025年製作の映画)

3.6

これが3年待ち望んでいた映画だ。
もう何度も観た神社と、聞きすぎて覚えた詠唱から、この作品は飛び立った。あの頃の短編から一気に金かけ過ぎてくれたおかげで満足度はかなり高かった。

いつも血生臭さと共存
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恋に至る病(2025年製作の映画)

3.5

長尾謙杜と山田杏奈の組み合わせには『HOMESTAY』のその後を観ているような気分にしかならなかった(なんと、まだ観ていないのに)。
長尾くん、制服着ていればいつまでも高校生すぎてやばい。山田杏奈以上
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佐藤さんと佐藤さん(2025年製作の映画)

3.6

どうせこじれるのに、関係というものがある。
本当はもっと緩やかな時間軸でもつれていると考えるとやるせない気持ちになる。
映画的には佐々木希とかともっと泥沼であってほしい気持ちもあったけど、起こることが
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Ryuichi Sakamoto: Diaries(2025年製作の映画)

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ある人間が死にゆくまでの映画を観て、周りの観客は「新しい生き方を探そう」「前を向いて生きようと思えた」などと言う。その不思議。
大きく動いた分、終わりに大きく祝福される人生。
やっぱり死期が作品中に収
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金髪(2025年製作の映画)

3.8

※この作品、普通の邦画とは違います。

...いや明らかに違う。尤もリアルで社会派なブラックコメディであるはずが、そこに流れる空気感が現実離れしてて現実的。
論を詰め込めるだけ詰め込んだ会話の応酬。発
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ルノワール(2025年製作の映画)

3.7

この過感性と教養を備えた少女を前に、僕は「みなしご」の意味すら知らないままに臨んだ。

あまりにも象徴的なシーンの連続で、語らずとも残酷を指し示す鋭利な演出ばかりで、とても思考の余地に満ちた作品だった
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