8637さんの映画レビュー・感想・評価

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B/B(2020年製作の映画)

4.3

先に言っておくが、私のオールタイムベストは「ウィーアーリトルゾンビーズ」である。

...そんな私が田辺・弁慶映画祭のオンライン無料上映を見逃した1年前から観たくて仕方がなかった映画。フォロワーさんも
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.6

ガリレオ初見。
観客に事件の概要を明らかにしたままの状態から始まって、こんなに騙されるとは思わなかった。終盤の取り調べシーンで急に表層が浮かび上がり、ギアが上がる。最後には堤真一と松雪泰子の演技に引き
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百花(2022年製作の映画)

4.1

とんでもない映画を観た。静の画面の中で躍動し、仕掛けに次ぐ仕掛け、とにかく新時代なものばかりに圧倒された。
こんな作品が日本から、そして東宝から生まれるとは。いや、東宝だからできたのか。名優達の競演と
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

R15+指定だからと屈さず観て良かった!B級に成り下がった日本を舞台に繰り広げられる、いかにもアメリカンな笑い。不謹慎なグロさに身構えるが、最後には爽快感が勝る。"楽しい"で終わる映画の感想なんて長々>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

よくこの題材見つけたよな、という亜種の映画化ながら、沖田修一節の効いた人情ドラマで笑うし泣ける。魚を狂うほど愛して、食すという過程含めてしっかりと好きになった。その人生を我々が咎めちゃいけないよな。>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

予告を観てから、今年最大級の期待をかけてきた映画の試写。どうせハマって映画館でも観に行くんだろうな...と思っていたら、予想外の展開に悪い意味で裏切られてしまった。
こんな事を冒頭に言ってはいけないな
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.6

初ファン・ジョンミン。実在のファン・ジョンミンが主人公である事以上に、ファン・ジョンミンを知らない人でもファン・ジョンミンである事の特別さを感じられる作品で感動した。感想すら埋め尽くす程のファン・ジョ>>続きを読む

あの娘は知らない(2022年製作の映画)

3.3

何もかも説明されつくした映画かと思いきや、二人の会話からここにいない人のことを観客それぞれが想像することになるし、タイトルと照らし合わせて考えると不可解な余韻が残る。そんな見せ方もする...?という一>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.0

演劇発の恋愛群像劇から始まって、映画でしかできない"超越"を見届ける。
男と女、カップルだけとは言えない多様な関係性の中で生まれる共依存が崩れフラストレーションが溜まる最中のジリジリ感たるや...
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

初ジョーダン・ピール。最高!訳分からんのに面白いって何!?
そんな事を考えてたら分かった。これ欧米版「来る」だ!両作のネタバレを踏みながら酷似してる点を挙げてみると、正当化して語られる空想科学、各章で
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.9

原型を保てない記憶も変わらず無慈悲な記録も儚すぎる。突きつけられた現実を観客は忘れきれないまま、涙を流す。完全に消える記憶なんてない。透明になった記憶を掬う。
コロナ禍で高校生を迎えた身からすると、花
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

いつも私達の生活の範囲内に着目してくれる荻上直子監督の作品。意味を持たない日々に現れた人々と囲む食卓。目の前の川っぺりも飲み込まれれば三途の川。信じられない悲しみは、時と白ご飯が忘れさせてくれると信じ>>続きを読む

コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

3.3

今年暫定ワースト。もう三木聡監督はだめなのかもしれない。異世界不倫モノと幻想を詰め込んだストーリーなのに、テンポが単調で盛り上がらなすぎてる。予告編作った人の方がよっぽど上手く撮れたんじゃないかとすら>>続きを読む

彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.4

記憶を手繰り寄せるかのような彼女の原始的な姿から始まり、手にするポラロイド全てに意味を持たせて映画を終える。捉えどころのなさに心掴まれる。遮断されたような二つの物語が波の如く混ざって離れる。想像すら彼>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.9

プロット完璧で、衣装もコスプレ感なくて、盛り上がれて、最高な良い映画だね!(他人事)という感想を持ってしまった。だけどだいぶ好き。
莫大な資本で作られたからこそ、エンドロールの先まで興奮が冷めやらない
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.9

あまり見たことないタイプの"恐怖"を感じた。特報を見ると分かるあの禍々しさが、本編にも継がれている。終始ゾッとして、加えてラストで更に怖がり、タイトルの真意に慄いた。

私たちが人を信用する/しないの
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.2

顔しか真実が分からない女と、出逢ってすぐに永遠を誓ってしまい起こる乱れ。169分の大長編。

"健康に良い"から妻を作る?アフタートークでの名越先生の言葉を借りると「野生的」な男をこんな映画の主人公に
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GHOSTBOOK おばけずかん(2022年製作の映画)

3.8

幼稚すぎるセリフ・出演俳優の過去作を無理やり匂わせるようなディテール・小学生が言うとは思えない真理などが詰め込まれた台本、それ以外は良かった。
撮影から公開まで下手したら1年かかる"映画"に、その時の
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

多くのテーマを詰め込んだ作品。それこそが人生。映画でなら人生を誇張して表現できる。
誰もが自分の存在を主観的に"最悪"だと思ってしまう事、分かる。別れだとか新たな探究だとかは、自分を"最悪"だと思って
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

理解とかいう話じゃなくなって来てる。途中で寝落ちてしまって後から見返したのだが、それでも唐突な奇行である事には変わりなかった。ウィレム・デフォーもロバート・パティンソンも人間とは思えない表情を見せてく>>続きを読む

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.7

麦わらも、駄菓子屋も、二人乗りも、ボロい一軒家も、すべて今にないもの、そして自分の人生になかったものだった。
物凄く純粋な眼差しで、イルカは居るか?と問いかける。誰も認識してないがこれだって青春だった
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.9

参議院選挙で改憲派が選ばれる事もそうだが、望んでいない未来というのはやはり起こるものだ。変えられないものだ。僕は鑑賞前、この映画にも絶望していた。どんな地獄を見せられるのかと。しかし(映画自体は)怖く>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.8

城定秀夫監督の映画はやっぱり面白い。男がなぜ脚に浪漫を抱いてしまうのか。ポルノ的映画が未経験だったので、それの極端さにちょっと驚かされた。カルトが性と死を超え、もはや日常。悪気とかを超越した人間の醜さ>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.9

音楽が世界を変え、世界が音楽を抑圧した時代。思いが強ければ屈しない。反逆者であったが格好良かった。

本当に世界を変えるのは何なのだろう。というのも、これを観てから一晩空いた先日、日本国内でとんでもな
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前科者(2022年製作の映画)

3.7

社会への不満と前科者なりの正義が、強烈な歪みとなって鳴り続ける。信頼の社会であるが、それが建前ですらなく、犯罪者が再犯することが自明になっているなんて嫌だ。だが人殺しだって全てが故意な訳がなく、社会の>>続きを読む

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.6

DCにMCUを掛けて"フィリップ・ラショー"で割ったような、アクションとフレンチコメディの良いとこどり映画!簡潔にまとめられ過ぎててすぐに終わってしまった...脚本が細部に至るまで緻密なのが後の展開に>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

4.6

凄いな。111分間の「恋バナ」がこんなにも奥深く、哲学的なのに共感できて、感情の昂りに興奮すら止まない。今年の全映画に足りなかった"恥ずかしいほど純粋な青春"をこれでもかと体感した。文句のつけどころが>>続きを読む

太陽とボレロ(2022年製作の映画)

3.5

昔はボレロをはじめ多くのクラシックの不安定さが嫌いだった。しかし今、吹奏楽部でこそないが、クラシックを大人数で奏でる部活に所属している。今しかない"音楽の魔法"を感じられる瞬間の為に練習をしている。>>続きを読む

太陽 -TAIYO-(2022年製作の映画)

3.6

一ヶ月ほど前、誰かに招待してもらいたいと思ってフォロワーさんに連絡とかしている間に一般公開された短編。招待制のコンセプトは面白いんだからもっと続けても良かったでしょ...

サイトに載る人物像も5人の
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

思っていたよりも心を抉られる類の衝撃的な映画だった...途中で「これはそういう映画か」と割り切った以後の陰湿度合いがヤバい。こんなに物悲しい映画なのに、青葉市子の劇伴が無理に明るくさせる。メタ的で盛り>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

"映画"としては出来の良過ぎない印象があった。人をまとめる立場の全ての人が、良い気持ちになるために観る映画だとすら思った。でも間違いなく情熱はある。そんなアニメを観るきっかけにもなる。彼らは今も一人残>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

4.0

時代劇を毛嫌いする私たちに向けられた、メタ的な平家物語。観客も狂乱せずにはいられない。歴史文化に理解のある湯浅監督だからこその異色の改変を劇場で体感すべし。演奏が少し長いとは思ったけど、琵琶法師は元々>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

面白い映画の構成要素は何かと考えて詰め込んだらこんなものが作られるんだろうな、という類の映画かもしれないが、面白いからそれで良いのだ!人物名うろ覚えでも、何なら前作を観てなくても胸熱になれる続編映画。>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.6

観る前から容易に想像できる80年代アメリカンそのもののノリの、今で言うとスタンダードで味気ないとも言える映画だが、それが伝説らしい。35年前にあのアクションがCG無しで創られていたのはただ感心。空が青>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.1

𠮷田監督の新たなる傑作爆誕。
YouTuberへのリスペクトと風刺。人間性をひた隠しにできるネット上で、私達は誰かを犠牲にしないと快感を得られないのかもしれない。見ている私達が問われている部分でもある
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.6

これだけ悲惨な運命を背負った語り部が、今も生きている。そしてこの映画が作られるのはとても価値のある事だと思う。何年も秘密を隠し通すのは本当に難しい。世界は広く、自分を認めてくれない都会も、最高になれる>>続きを読む

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