HACHI1965さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

HACHI1965

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グランド・マスター(2013年製作の映画)

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駄目だこりゃ。カンフー映画にして疾走感に欠けるどころかテンポも悪過ぎる。
ウォン・カーウァイの自慰行為に2時間など付き合えない。

チーム★アメリカ/ワールドポリス(2004年製作の映画)

5.0

真面目に一生懸命に作ってあるからこそ、
抱腹絶倒する。サウスパーク然り、毒毒しさ満開のお花畑状態、いいなぁ〜。
現代邦画界に最も欠けている部分がここにある、仲良きことは美しきかななどと
有り難がる人々
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

2.3

見直すとキアヌ演じるジョン・コンスタンティンからの派生で映画ジョン・ウィックとなったのだろうかとの考えが頭を離れない。作品中盤までは何とか見応えがあるが、それ以降は褒められたものじゃない。
何よりも惜
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

2.0

幸福の価値基準とは己が決める事であり、他人に帰属し得られる結果では無い、縋られた人間の気持ちを優先し其れ等の考えを察し受け止めたいのであればあるほどに、律するべきは自分では無いだろうか、依存と取れるそ>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

傑作映画の数々をこの世に残してくれた、敬愛するビリーワイルダーの命日でありとても大切な日でもある。
映画への愛を不動のもとしてくれた
ビーリー・ワイルダー監督へ賛辞と
多大な感謝を送りたい。

没年月
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ロシアン・ブレイカーズ(2013年製作の映画)

2.5

目新しさは無いが可もなく不可もなし。
ロシア版グラインドハウスムービーと言う感じが漂う。

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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色々詰め込んでは見たが肝心なストーリーの軸は無いに等しい、ばら撒いた残酷な描写だけが不愉快に残り消化不良で、考察するに当たり核心的部分を探るもぼんやりとしているのがまさしくそれで深読みするにはあたいし>>続きを読む

潜入者(2015年製作の映画)

5.0

手に汗握る展開と緊張感は途切れることなく、秀悦な演出からは潜入捜査官の心情だけに留まらず揺れ動く複雑な人間模様をもしっかりと描いている、稀にみる傑作。

クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ(2017年製作の映画)

2.6

常通うツタヤにて「何か面白いものは?」の問いにスタッフに勧められて鑑賞。展開は良い意味で奇抜さは無いがは押さえどころもきっちりとし且つ外さずしんみりともさせる展開には好感も持て説得力もあり、違和感なく>>続きを読む

ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

3.5

傑作永遠の子供達の製作陣でありストーリーの組み方も良く見終えた後の充実感もあるのだが、とても"残念な事がある"配給側がキャッチコピーと称して作品の概要をほぼなぞり作品をあらわにしている事で展開が読めて>>続きを読む

ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

5.0

もっと評価されるべき映画。
人が生きて行くためには食物が必要である事にその中には食肉と言うその命を奪い取る行為も当たり前に存在する、仮にその生き物が人に近い思考を持ったとしても人間は人間の優位性を絶対
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SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

ネズミ配給会社の量産映画とは異なり、キャラクターは全て動物なのだがしっかりと地に足のついたストーリーには好感が持てる、仮にキャラクターが人間として描かれていたならば、それぞれの抱える卑屈さや傲慢さ等に>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

1.8

続編ありきで意気込んで作っては見たが、Cに近いB級となってしまった作品キャスティングが良いだけに非常に残念、だが続編での駆除をデッドプールが引き受けるならありか。

八つ墓村(1977年製作の映画)

5.0

「金田一さん事件です!」の市川崑の生み出した石坂浩二よりも、断然渥美清演じる金田一耕助が存在感が強く腑に落ちる、監督は名匠野村芳太郎、音楽芥川也寸志の美しい旋律が彩られ、川又昂の映し出す情景を引き立た>>続きを読む

白昼堂々(1968年製作の映画)

5.0

原作結城昌治、製作は野村芳太郎監督率いる野村芳太郎組み(勝手な命名)、原作ありきでの映画化では私の中において、中村吐夢、野村芳太郎、木下恵介はかなり高い位置にある別格な存在。特筆すべきは日本人のその描>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.0

フィリップ・K・ディックのファンの目で見ると原作からかなり遠ざかった、美しく見せたがる演出がかなり鼻につき、あいも変わらず原作を読んでないのかリドリースコット?と呆れる、本来表題であるブレードランナー>>続きを読む

長く熱い週末(1980年製作の映画)

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名優ボブ・ホスキンスとヘレン・ミレンの共演だけでも観る価値は充分なのだが、今作に限っては褒められた物では無い、名匠ビリーワイルダーが残した「映画の良し悪しはエンディングで決まる」と言う言葉を彷彿させる>>続きを読む

ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

-

名作、名著とされるSFを浅い解釈で持ち込み混ぜ合わせてコピペしただけの不愉快な駄作、この様な行為を厚顔無恥にして破廉恥とも言う。

お早よう(1959年製作の映画)

5.0

子供の目線と大人の目線を敢えて切り分けず紡ぎ描かれている事には、小津安二郎監督の手腕と着眼点には脱帽せざる得ない、傑作。

影の車(1970年製作の映画)

4.2

松本清張の短編"潜在光景"が原作ですが映画での見どころとしては岩下志麻の匂い立つ妖艶な色香と塞がれていく加藤剛の心理描写、そして何よりも『殺意を抱く6歳の少年』が怖い。

(2000年製作の映画)

5.0

藤山直美の凄まじいまでの鬼神の宿るが如く驚愕の演技力には言葉すら失う傑作。

飢餓海峡(1965年製作の映画)

5.0

HDリマスターを強く希望する。原作水上勉、監督内田吐夢、俳優陣には三国蓮太郎、伴淳三郎、左幸子、高倉健等まさに夢の競演。邦画超大作にして傑作上映時間3時間と長いが、鑑賞してない多くの方々に強くお勧めし>>続きを読む

円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014年製作の映画)

1.3

原作者西加奈子の筆力にはとうてい及ばず原作が素晴らしいだけに残念極まりない。
原作の円卓を読むことを強くお勧めします。

鬼畜(1978年製作の映画)

5.0

悲しくてただ悲しくて、とてもやりきりなくてそして切ない、。傑作。

コインロッカーの女(2015年製作の映画)

4.0

これだけ直球勝負でいて人の関わり合いで成り立つ人間から、軸がブレず魅入れる映画は少ない。目を背けたくなるその運命と宿命の描写には、それを補う物がありそれ以上の情愛があるはずだと、。見終えた後にふとそう>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

2.0

2013年ボストンマラソンでの悲劇を基に描いた作品。見終えた率直な感想は勧善懲悪に仕立て上げたハリウッドエンターテイメント映画としか思えずがっかり。事件を風化させてはならないと思う気持ちは勿論あるが、>>続きを読む

蝶の舌(1999年製作の映画)

5.0

時代にはその時に生きる人がある。時にその時代には人々に残酷な運命と言う影を落とす、しかし、現実が事実である以上、人はそれを真摯に受け止めなければならない子供と先生を軸にしたありきたりな見せかけの都合の>>続きを読む

チップス 白バイ野郎 ジョン&パンチ再起動!?(2017年製作の映画)

5.0

面白い!白バイ野郎ジョンアンドバンチを見て育った世代としてはよくぞ作ってくれたとの思いも強く監督ダックスシェパードとくればこれだけで成立しているとも言える。自他共に認める車好きカーアクションは文句の付>>続きを読む

ワンダとダイヤと優しい奴ら(1988年製作の映画)

5.0

俳優陣の豪華さと練り込まれた緻密な馬鹿馬鹿しさに脱帽、其れ等全て賞賛に値する無論その秀悦な脚本から繰り出される台詞には涙が出るほど笑いが伴いエンディングに用意された結末には心が満たされる仕掛けがあり見>>続きを読む

サイモン・バーチ(1998年製作の映画)

5.0

扱われている劇中の台詞は聖書からの引用が多く宗教を軸とした物語と捉えがちだが
私はそれを人なりの自己主張とその大切さと受け止めている、言うまでも無く自己主張と自己中と揶揄されるものとは異なる。サイモン
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

2.5

バットマン→バードマン→ヴィランと黒い翼のマイケルキートンの存在感には青春スパイダーマンでは敵わない。青春スパイダーマンイコールこの監督の青二才的発想と感じる。

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

5.0

当時エディーマーフィーが劇中に履いていたアディダスのカントリーを購入した程のめり込んだ映画。エディーマーフィーの喋りもさることながら、グレンフライ、ポインターシスターズなどの楽曲もツボで馬鹿笑いした事>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

5.0

人間の抱え持つ"何か"を鮮烈に描ききった傑作。ビリーワイルダーの冴え渡る演出とグロリアスワンソン圧巻の演技力に痺れる

聖の青春(2016年製作の映画)

5.0

松山ケンイチの鬼気迫る演技と役作りには
時折目を塞ぎたくもなる程の説得力があり運命に翻弄されながらもそれに抗い立ち向い続けた、村山聖の史実を丁寧に描いた傑作。当時の報道では垣間見る事が出来なかった等身
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

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往年のホラー、オカルト、サスペンス映画の類いを引用していながらも"これをオリジナルティーとするこの監督の厚顔無恥"なポーズこそが、ホラー。