hayatoさんの映画レビュー・感想・評価

hayato

hayato

映画(107)
ドラマ(0)
アニメ(0)

テッド(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

公開当時自分はまだ小学生くらいで、凄く観に行きたかったのにR15だったから観に行けなくて悲しんだ記憶がある本作。
何年か経ってやっと観賞できた。

映画を観てこんなに声を出して笑ったのは久しぶり(もし
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

タイトルとビジュアルからもう最高にふざけてて面白い。

普段洋画は字幕で観る派だけど、今作は吹き替えで観賞した。
激ヤバ夫婦の会話のやり取りがテンポ良く絶妙で、夫婦漫才を観てるみたいな感覚になった。
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になってた作品。本当に観れてよかった…。

体の大きい兄に組み伏せられてばっかりの少年スティービーが、少しワルなスケボーキッズたちと出会い、少しずつ大人へと成長していく物語。

大量のスケート
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

ジムキャリー主演の名作。やっと鑑賞出来た。

ジャンルとしてはコメディなんだろうけど怖すぎる。そこら辺のホラー映画より怖かった。

生まれた時からずっと人生を全世界にテレビ中継されている男トゥルーマン
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

ジャケ写があまりにも有名すぎる映画。
初めて観賞したけど、想像していた内容とは違っていて良い意味で裏切られた。

薬物依存の若者の青春と葛藤。刹那的な恋と、ヘロインに堕ちていく主人公レントン。
冒頭の
>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.7

おすすめに出てきたので気になって観賞。
原作未読。

そんなに元気じゃない時に観る映画じゃなかったと後悔。ある程度予想はしてたけど、とにかく終始全体的に暗いし重い。タイトル通り人間の愚かな部分をこれで
>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.9

ずっと気になってた作品。
仲野太賀が良すぎる。自分の観たい太賀要素が全て詰まってた。
太賀ファンは観るべし。(そうじゃなくても観てほしい)圧巻。

タイトルの通り秋田県が舞台で、太賀演じる主人公のたす
>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

公開当時からずっと観たかった映画。やっと観賞出来た。
原作者・高山真さんの半自伝的小説の映画化。原作既読。

とにかく観終わった後、胸がいっぱいになった。愛とは何なのか。エゴとは何なのか。温かい余韻と
>>続きを読む

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.3

今年初映画にして、早くもトップに入るくらい素晴らしかった。
良い意味で大ダメージをくらった。余韻が凄い。天音くんの才能が爆発してる。

天音くん主演で、脇を太賀や松本穂香、菅田将暉らといった自分得すぎ
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

初めてのたけし映画。予告からとんでもないことが分かってたけど、劇場の大きなスクリーンで体感したら想像以上に凄かった。

首というタイトルだけあって、観ていて気持ちがいいくらい首がスパスパ飛ぶ戦シーンは
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

前々から気になっててやっと観賞したんだけど、とんでもないものを観てしまった。
ここまで気持ちが悪くなった映画は久しぶりで、観賞後しばらく気分が沈んでいた。

元パートナーとの死別により心に深い傷を負っ
>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

めちゃめちゃ面白かったけど、怖すぎてずっと手に汗握りながら観てた。
高所恐怖症の人は絶対観れない映画。
本作を劇場のデカいスクリーンで鑑賞する勇気はない。

亡くなった恋人の未練を断ち切るために、友人
>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

3.8

アジカン目当てで鑑賞。
辛い過去を忘れるんじゃなく、それを受け入れて昇華した上で一歩何かに踏み出すことの大切さを教えてくれる様な、少しの勇気を与えてくれる様な温かい映画だった。
鑑賞後は余韻で心が満た
>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

磯村くんの初主演映画ということで鑑賞。
あまり見ない設定と、作品が持つ異質な世界観に惹き込まれて終始目が離せなかった。

「ニコニコ人生センター」という宗教の信者たち3人が無人島で生活をする様子が淡々
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

タイトルで観るのを何となく避けてしまってたけど、気になってついに鑑賞。
結果もっと早くに観ておけばよかったと後悔。

1999年、2005年、2019年と三つの時代に分けてヤクザとそれを取り巻く社会の
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

"観る前の自分には戻れない"というキャッチコピーの通り、自分が持っている価値観や固定観念を根本的に揺さぶられる衝撃的な傑作だった。

最近よく、そもそも「普通」って何だろうかということを考える。「普通
>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.4

公開当時から気になってた作品。やっと鑑賞出来た。

無限にまで続くような階層=穴に落とされた人々を通して描かれる徹底的なまでの資本主義・格差社会へのアンチテーゼ。
ただ単にトンデモ設定のSFスリラー映
>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.7

原作未読。
前から気になっていてやっと鑑賞出来た。
作中の雰囲気も含め個人的にとても好き。

「みんなが楽しく過ごせるチャットルームのような」ルームシェアをして暮らしている男女4人+1人の生活や人間模
>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

3.9

気になっていた作品。劇場で鑑賞出来た。鑑賞してある程度時間が経った今も深い余韻に浸っている。

終始リアルすぎる会話劇と、主人公である綿子の内面の機微が繊細かつ丁寧に描かれている本作。
何処となく『ド
>>続きを読む

渇水(2023年製作の映画)

3.7

ずっと観たかった映画。原作既読。

原作は芥川賞候補にもなった作品で、1990年代に描かれてはいるが、十分現代にも通づるテーマであり、とても深く考えさせられる。

水道料金を滞納している人々の家を周り
>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.1

上手く言葉に言い表せないけど、物凄く良かった。なんて言うか、久しぶりに『映画というものを観た』という感覚。

SF×時代劇×ラブコメっていう、これ程までにバラバラな要素を一本の映画として綺麗にまとめら
>>続きを読む

二度めの夏、二度と会えない君(2017年製作の映画)

3.5

青春映画とかは普段あまり観ないけど、夏ももう終わるし、虹郎も出てるしで鑑賞。

虹郎演じる高校生の主人公が、半年前の夏に戻って、転校してきた燐とバンドを組むところから物語は展開されていく。
個性強めな
>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

ポスタービジュアルの夏のリゾート感と予告に惹かれて鑑賞した。

タイムループラブコメディ。
同じ11月9日を何度も繰り返すナイルズとサラ。何度も『今日』を生きるうちに、お互いの存在が大切なものであると
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『空白』の吉田監督作品。
ポスタービジュアルのポップさ、キャッチーさとは正反対に心抉られる様な、どんよりとした余韻を残す作品だった。

底辺YouTuberの優里(岸井ゆきの)を田母神(ムロツヨシ)が
>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

3.9

大好きな綿矢りささんの作品の映画化。
物凄く良かった。

見方によってはドロドロの純愛の物語に見えてしまうけど、たった一人の好きな人をどうしても自分のほうに振り向かせるために奮闘する思春期ならではの少
>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

やっと鑑賞出来た本作。原作既読。

原作のカツセマサヒコさんの小説が好きで、映画ではどんな感じに表現されてるかなって観たら、割とそのまま映像化されてて、原作ファンとしては嬉しかった。
でもR15にする
>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前から気になってた作品。

主人公シイナ(永野芽郁)が、父親から虐待されていた過去を持つマリコ(奈緒)が自殺したニュースを知るところから話が始まる。
シイナはそのマリコの遺骨を奪い、彼女が以前行きたが
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

A24のホラー映画が個人的に凄く好きだから期待して鑑賞した。

映画を撮るために農場へやってきた3組のカップルが、そこに住む激ヤバ老夫婦に襲われるっていう、ありがちな内容なんだけど、その老夫婦(特にお
>>続きを読む

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

4.2

まずはこの映画が無事に公開されて本当に良かった。
ずっと楽しみにしてた後編、個人的に大大大満足だった。

前編である『運命』の方は、事件の始まりや新キャラの関係などがメインで描かれていて、上映時間的に
>>続きを読む

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかった作品。ようやく鑑賞出来た。
石井裕也監督に池松壮亮、更にはオダジョーっていう自分得すぎる最高の組み合わせ。内容も凄く良かった。

妻を亡くしたシングルファーザーの剛(池松)は、その心の
>>続きを読む

風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

三浦しをんさんの代表作の映画化。
原作未読。

スポーツものの映画を観たくなって本作を鑑賞したんだけど、凄く良かった。なんだか久しぶりに映画で気持ちが熱くなった。

林遣都の初々しい演技も、小出恵介の
>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.5

原作未読。虹郎も出てて気になってた作品。

観る前はもの凄く感動する系の映画なんだろうなぁと思ってて、実際観てみたら感動はしたけどいまいち腑に落ちない部分があった。
キャストは全員申し分なくて、一人一
>>続きを読む

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

3.3

原作未読。結構前から気になってた作品。

北海道の山奥にあるラブホテルを舞台に、様々な事情を抱えた客たちが織りなす群像劇が描かれた本作。

ラブホテルが舞台にはなっているけど、特に性的な描写が多いわけ
>>続きを読む

AWAKE(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

何年か前に実際にあった人間vsコンピューター将棋から着想を得て作られたオリジナルストーリー。
キャスト目当てで鑑賞。

失礼な言い方になっちゃうかもしれないけど、自分が想像していた以上に面白い内容で、
>>続きを読む

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.2

アマプラの視聴期間が切れる前に鑑賞した。

コロナ禍真っ只中の時期に作成され、全編zoomを用いて撮影された映画。
zoomを繋いで霊を降臨させる儀式を行っていた若者たちに次々と降りかかる恐怖が描かれ
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

4.0

アマプラの視聴期間が切れる前に鑑賞。

たくさんの賞を受賞している作品だし、予告を観た時点で凄い作品なんだろうなと思って観たけど、自分が想像していた以上に凄まじい作品だった。
良い意味で頭をガツンと殴
>>続きを読む

>|