ちょっと遅めの夏休み。どこにも行けないけれど、映画館はある!
サービスデーなので3本立てで。
1本目・オフィシャル・シークレット
題材であるキャサリン・ガン事件については全く知らなかったため、ちょ>>続きを読む
映画の「音」にまつわるドキュメンタリー。普段は見ることのできない、映画製作の舞台裏の雰囲気を感じることができて、とても楽しかった。だいぶ前に観た、「素晴らしき映画音楽たち」は、主に映画音楽についての作>>続きを読む
最近になって欠かさず聴くようになったNHK-FMの土曜日朝と、InterFMの日曜夜にオンエアされているピーター・バラカンさんの番組。そこで最近本作が紹介されており、モータウンを知らなくても楽しめてお>>続きを読む
物理、全然わからーん!!
この系統のノーラン作品を観るといつもこうなるのだが、本作が一番そう感じたかもしれない。
よーし、物語について行ってやるー!と、気合いを入れて鑑賞したのだが、案の定、だいぶ早>>続きを読む
久々の映画館。2本目。
もののけ姫は、人生初の、映画館で観た映画なので、思い出深い。パンフレットを買って、何度も読み、サントラCDを借りてダビングしてずっと聴いていた。当時は自覚がなかったけれど、かな>>続きを読む
久々の映画館、1本目。
まさか映画館で観られるとは!
鑑賞自体は20年ぶりだろうか。
VHSで何度も観た。宮崎駿作品の中でも、難しい映画だなあと子供ながらに感じていて、なぜか家にあった原作漫画(確か>>続きを読む
全編ワンカットという興味しか湧かない予告編を観て本当に楽しみにしていた本作。
第一次世界大戦の真っ只中の1917年、西部戦線におけるある1日を、兵士2人を中心に描いた物語である。
確かな情報もないま>>続きを読む
今年も終わりますね。皆さま、1年間ありがとうございました。
2019年、最後の一本はこの作品。
午前10時の映画祭にて。何度も観ているが、やはり映画館で観るのはワクワクする。
妻殺しの罪を着せられ>>続きを読む
お久しぶりです。大変ご無沙汰しておりました。
10月より転職のため、長年住んだ京都を離れて東京に来ました。あまりにバタバタ、日々慣れるのに精一杯で、こちらから遠ざかっておりました。またボチボチですが、>>続きを読む
旦那様とメイドの恋。奥ゆかしくて、切なくて、美しい物語だった。
徐々に距離が縮まって、お互いを見る目が優しい色を帯びて、名前を呼ぶ声もちょっとずつ変わってくる…そんな2人の様子にドキドキした。
あん>>続きを読む
痛く、苦しく、切ない作品だった。
はじめて名前を呼んでもらった女の子、彼女と一回だけ一緒にコーヒーを飲み、やっとの思いで話した飼っているグッピーの話を楽しそうに聞く彼女。そのグッピーをあげる約束をし>>続きを読む
過去のトラウマから、心に壁を作ってしまった教師のブライアンと、教え子のアナ、姉のアニとの3人の交流を描いた作品。
宗教的な話題も多かったけれど、やはりヤスミン監督、優しく、キュンとする物語に仕上げてい>>続きを読む
タロン・エジャトンの素敵な歌声と、ダンスパフォーマンスと、奇抜な衣装を存分に楽しみながら、彼の半生を総ざらいできるような映画だった。想像以上にミュージカルであった。エルトン・ジョンのことは、有名な曲と>>続きを読む
オーキッド3部作の、最後。
前2作から時は遡り、10歳のオーキッドとムクシンの初恋が描かれる。
2人でいるのが楽しくて、だから一緒にいるということは、シンプルなのに大人になるとなぜか難しくなってしま>>続きを読む
幸せなことに、ヤスミン・アフマド特集にて、オーキッド3部作全部観られた!嬉しい。夏休みって最高だ。
こちら「グブラ」は、2作目である。
この作品はオーキッド家族だけでなく、他2つの家族の物語も同時進>>続きを読む
ジェイソン・ステイサム、好きだ…トランスポーターシリーズでは危うく恋しそうだった。いや、恋をした。本作も予告を観た時から、ぐはっ、となっていた。と、言いながらもワイスピシリーズは未鑑賞という中途半端さ>>続きを読む
インドの小さな都市に住む、音楽性抜群の天才少女インシアのシンデレラストーリー。
決してアーミル・カーンのムチムチマッチョでピチピチ感、そして下品な言葉や顔つきや腰つき…を鑑賞する映画ではない!けど、観>>続きを読む
ヤスミン・アフマド特集にて
2度目の鑑賞。
「タレンタイム」という、学校主催の音楽コンテストが物語の舞台。出場する生徒たちの、それに向かっていく日常生活を、友情、恋愛、家族模様を織り交ぜながら描いた>>続きを読む
終戦の日上映会にて。公開後ほぼ毎年観ているが、今日観られたことは記憶に残る体験になると思う。
昭和10年から始まるすずさんの物語。あの時代、あの日、あの場所で、生きていた人、生活が、人生があったこと>>続きを読む
見たくなくても知りたくなくても、目を瞑ってはいけない、頭の片隅にでも置いておかないといけない、そういう現実を突きつけられた気がした。
ゼインが、たった12歳という年齢で、なぜにここまで思い至ってしまっ>>続きを読む
ヤスミン・アフマド監督の作品は、2年ほど前に観たタレンタイム以来。亡くなられていることも知らなかった。Filmarks でヤスミン監督特集の存在を知り、これは行かねばと思って行って来た。Filmark>>続きを読む
良い意味で、想像を裏切られた。食わず嫌いは良くないなと思った。
絶対に沈まないと言われていた戦艦大和。これが沈んだという史実を、どのように描くのだろうか?がっつり戦争モノなのかな、と勝手に思っていた>>続きを読む
現代の東京、という超現実的な世界に、天気を操れる巫女=究極の晴れ女という非現実的な存在が混じりあって進む物語。「君の名は」に続き、新開監督はよくこんなすごい作品を生み出せるなあと、驚くばかり。設定とか>>続きを読む
ずっと観たかった作品。ようやく鑑賞できた。中島かずきさん脚本のアニメーション作品って、どんな感じなのだろうと、ワクワク♫加えて、圧倒的な迫力の音と映像、というレビューを目にして、期待値が跳ね上がった。>>続きを読む
旧東ドイツの大型スーパーが舞台。
どこか、がらん、としていて、巨大な棚がずらりと整列している様は、スーパーマーケットでありながら異空間を思わせて、一瞬、どこの国のいつの時代の物語なのかわからなくなった>>続きを読む
紳士な老人銀行強盗のお話。しかも実話。
脚色もあるとは思うが、ひと昔前の、警察と一風変わった強盗の対峙は、どこか、のどかで牧歌的に感じた。
少年の頃から犯罪に手を染め、16回も脱獄して、引退しない。>>続きを読む
男のシンクロ、というと真っ先に思い出すのは、「ウォーターボーイズ」で、勝手に日本独自のものなのかと思っていたが、そんなことはないんですね。
チームは皆、家族に、仕事に、健康に、何かしら問題を抱えて生>>続きを読む
きれいで純粋な部分、卑怯で汚い部分、人間臭い作品であった。汚い方に比重が置かれているため、観終わった後は、疲労感が残った。
何が悪くて、誰が汚いんだろう。皆、程度の差こそあれ負の要素は持っていると思>>続きを読む
韓国映画は、重い社会派ドラマしか鑑賞したことがなかったので、こういう作品はとても新鮮!第1章と第2章、別々の映画館だが同日に観られることが判明したので、はしごすることにした。
おもしろかった!設定や>>続きを読む
場所を変えて第2章。因と縁。
1章の終盤に登場したマ・ドンソク演じるソンジュ神…彼は一体何者なんだろう、から始まって、3人の使者の過去が少しずつ明らかになる。
割とシリアスな要素が多めであったけれど>>続きを読む
なんと美しい映画なんだろう…
鑑賞して少し日にちが経ってしまったけれど、今でもあの美しさの印象は、鮮明だ。
つややかなモノクロの映像、美しい音楽、漂う静謐さと、情熱、哀しみ。全てが芸術的で、ため息が出>>続きを読む
重く、やるせない物語であった。
今の日本の政治、マスコミの現状を切り取ったかのようなシチュエーション、セリフが多く、観ていて、時々本気で恐ろしくなった。
私は、マスコミ関係者でも政治関係者でもない一般>>続きを読む
作品全体を通した静かな雰囲気が、トランスジェンダーである16歳のララの繊細な心情を引き立てている。決してドラマチックではない控えめな物語だが、ララとうまく重なっていて、心にすっと入ってきた。
思春期>>続きを読む
ポツダム宣言受諾から、玉音放送が実際流される8月15日正午までの24時間の官邸の動きと、当時実際起こった青年将校たちのクーデター未遂事件(宮城事件)を中心に描いた本作。「シン・ゴジラ」は、この作品のオ>>続きを読む
大事な人を失っても、自分の人生は終わらないし、生活しなくてはいけない。
不幸な事件で姉を失い、恋人や友人も同じ事件で大怪我を負った、24歳のダヴィットは、さらに母を失った7歳の姪っ子アマンダの面倒をみ>>続きを読む
チューリップと絵画に沸く400年前のオランダ。そこで繰り広げられる、愛の物語。
再上映にて、やっと鑑賞できた。
全体的に暗ーい映像。そこに、ソフィアの青いドレスと、オレンジのチューリップが、鮮やかに>>続きを読む