午前の三四郎さんの映画レビュー・感想・評価

午前の三四郎

午前の三四郎

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

3.9

80年代に青春を過ごした世代のキラキラしたものが全部詰まってるやつ。真理子姉さんが雪山をぶっ飛ばしていたトヨタのセリカのシーンが大好き。
「女26、色々あるわ」の台詞には冗談ぽさの中にほの暗い悲壮感が
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東京画 2K レストア版(1985年製作の映画)

4.5

外の世界の住人から切り取られた東京は素晴らしく魅力的なものに思える。親が子供時代を過ごした80年代、語られる言葉も文化も流れるように移ろっていく東京の街は時代ごとに全く別のものに感じた。
小津監督が描
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ホームワーク(1989年製作の映画)

4.0

「私が子どもだった時はこうだったから、こうすべきだ」論は教育の場から排除されてほしい。子供のころに味わった、大人が真剣に取り合ってくれない心細さや憤りがふつふつと伝わってくる。
少年たちの瞳の超巨大引
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.7

「市川崑のタイポグラフィ」という本を読んで、エヴァの独特な明朝体タイトルの使い方が市川崑のオマージュだったことを初めて知った。
人が死ぬ時の血糊の使い方が楽しかった〜
琴の弦が震えているインサートや、
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.6

新文芸坐の今敏没後特集で見た気がする。館内に平沢進がBGMで流れていてかなりヤバい空間だったな happy holidays you all

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.9

NYの部屋の閉鎖感とフロリダのモーテルの部屋に取り残されるエヴァの焦燥感や孤独に、ステイホーム期のそれを重ねてしまった。ギャンブルで人が変わる人間って、、、エヴァのファッションが好き。ワニを窒息させる>>続きを読む

トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.2

プールのシーンが綺麗だった。高校生のときに見て本気でプールに侵入しようとしたりしたけど、結局それが皆んな出来ないって分かってるから映画で消化していたと思う

ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.1

広告がどうやって作られているのかと同時に、欧米人から見た日本人の立ち位置みたいなものがよく現れていたと思う。コメディ色強めだけれど、「その年で未婚だとあっちでゲイだと思われるぞ」(みたいな台詞だったと>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.1

「雨に唄えば」を聞いて思い出すのはジーンケリーではなくこの映画

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.0

「あなたが好き 通俗とは正反対の人だもの」

“The unbelievable lightness of being” 「存在の耐えられない軽さ」
素敵な邦題だなあと思う。何ヶ月もかけて読んだクンデ
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.5

友人に連れられ、大阪まで行って聖地巡礼をした思い出深い映画。他人の故郷に足を踏み入れるような、不思議な暖かさがあった。渋谷くんの「古い日記」が今でもずっと残り続けている

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.3

暴力の狂気の連鎖。演じている方も観ている方も幸せにはなれない、体力の要る映画。
コミニティの狭さ、抑圧や孤独、虚しさ、愚かさ、動物としての「人間」の欲望のエッセンスだけが、痛々しいくらいむき出しに描か
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自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.6

松井大悟監督と池松くんとクリープハイプの関係性に終始胸がアツくなりました。カラオケでクリープハイプを聞くたびにこの映画を思い出す。

セトウツミ(2016年製作の映画)

4.1

池松くん、、!!(池松くん、、、)
深夜にゆるくみたいやつです

二重生活(2016年製作の映画)

3.4

「理由なき尾行」
された側は不気味だし怖いし、不愉快な気持ちになるだろうという評価を受けていて、当たり前のことだけれどハッとしたことがあった。
演出だから、映画だから、という言葉だけで終われるように、
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カナルタ 螺旋状の夢(2020年製作の映画)

4.5

「カナルタ 螺旋状の夢」ついに見れました。

アマゾン熱帯雨林で生活をするシュアール族の彼らの眼差しに、過去や未来の時空をも超える他者との強烈な繋がりを感じる。この素晴らしい映画体験こそが、私たちにと
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あん(2015年製作の映画)

3.9

画面から伝わってくる素朴で繊細な甘さ。料理における一つ一つの工程や順序の「正しさ」や「豊かさ」が、そのまま映画における繊細さや、映し出される生活の穏やかさなんかを想起させる。
あんこっていうのも良いよ
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

3.1

うまく言えないけれど、何というか時代は進んでいるのに結婚という概念や社会の構造は何ひとつ変わっていなくて、「オールドスタンダード」としてお茶の間に親しみを与えてきた題材が時代の変化とは関係ないレイヤー>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

画面作りがめちゃくちゃ最高な映画だった、、!誰かにとっての最強のバイブルのような、脆くてむき出しの、強さと愛のお話。

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.2

ギャルバイブスがブチ上がった。。
ただ、サビーナの台詞が「ビーチで「男」でも見つけて」みたいな日本語字幕表現になっていたのはめちゃくちゃ不適切だし、この映画でそれをやっちゃうのは本当にダメすぎるなと思
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

終始画面の温度が低く、砂漠の太陽のシーンや爆発の炎の熱さだけが際立っていた。建物や衣装のデザインが素敵。なんといってもSF映画に出ているシャラメが堪らなかった.. 続編あるんかい!

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

とにかく登場人物の一人一人が魅力的。運転手って不思議な職業だなあとつくづく思う。
手巻きのレバーでタクシーの窓を下ろすあの絶妙な間は、映画の贅沢な時間だなあと思った。ヘルシンキ編で3人がおもむろに煙草
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.6

四季を問わずに本当に一年中見てる。特に冬・春編が好きで、それぞれテーマにはFLOWER FLOWERの楽曲が使われているけど、個人的に冬から春へ季節が移ろっていく情景には折坂悠太さんの「春」という曲が>>続きを読む

月は上りぬ(1955年製作の映画)

4.0

能 万葉集 ジョイス ショパン
文化的で豊かな教養が見てとれる。古風でモダン。
節子(北原三枝)が素晴らしくチャーミング!洋装に下駄で小走り、頭にスカーフを巻いてシェパードと散歩しているシーンの画が最
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.3

毎年夏に絶対見たくなる映画の一つ。
「いつでも手放せる身軽さ」という表現に、憧れと冷たさ、優しさが全て詰まっている気がする。
近藤聡乃さんの漫画「A子さんの恋人」を思い出した。荷物は少なく、身軽でいた
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パターソン(2016年製作の映画)

4.3

アダム・ドライバー。(アダム・ドライバー!)
大切な映画

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

3.5

離れていく気持ちと、一方的で都合の良い所有欲とが、どうしても交わらない彼らの目線に表れている。「男」と「女」という大きい主語の中で積み重ねてきた二人の関係性が、刺々しい台詞に感じ取れた。
モノクロ映画
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