ポップな女さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

-

ヒッピーバイブスのクラッシュ ガチ恋すぎる

たぶん子供のころに通っていたら考えなかったように思うけれど、ニモのヒレが片方だけ小さいことや、ドリーの忘れっぽいところ、マーリンとドリーの関係性など、現実
>>続きを読む

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.9

E .ロメールの世界の出会い方。青い時間、本物の静寂。
都会育ちで現実的なミラベルと、世間知らずで夢みがちなレネット。どちらも間違っていなくて、どちらも美しいです。
「日に1時間の移動よ!(信じられな
>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

ウェスの映画見たあとは、自分の歩く速さや喋る速さがめちゃくちゃ遅く感じて、エスカレーターを逆走しているみたいな気分になる。映画は夢でもあり、エンターテイメントなのだな〜と改めて思える映画

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.7

ケリー・ライカート。
何だかすごく解るなあ、という感想。車があればどこでも行ける世界、でも通行料が払えない。
そういう種類の、輪郭が曖昧な歯痒さやフラストレーションの表現が素晴らしかった。

マルコム&マリー(2021年製作の映画)

3.9

too depressing too beautiful
一世一代の口喧嘩をするときにはこれを予習して臨みます!

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.9

ついに見れました〜
都市の独特の情報量の多さや滑稽さ猥雑さが、ザジの軽やかな疾走感ととてもマッチしていた
カメラワークの軌跡が円を思わせる。エッフェル塔での撮影すげ〜。折坂悠太さんの楽曲「逢引」にある
>>続きを読む

デスティーノ(2003年製作の映画)

4.2

Disney+のってる、、!でもYouTubeでもみれましたね。

鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

3.5

授業で鑑賞。
39年のミュージカル!愉快で可愛らしくて、良かったです。めちゃくちゃ任侠っぽいマッチョな映画ばっかつくっている監督がこんなに可愛いミュージカル作品作ってるの推せるなあ。

ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

3.5

高校生の時に一回見たけどだいぶ覚えてなかった。ジュリアスタイルズ相当オシャレだな、、下駄サンダルかわいい。ヒース・レジャー!

逆光(2021年製作の映画)

3.9

予習なしで見た時、最初は時代設定が何年なのか分からなかったけれど、ストーリーが進むにつれて徐々に空間的な移動と時空的な移動に引きずられる感覚。
とにかく画面が美しかった。三島、国際情勢のパワーバランス
>>続きを読む

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

工藤夕貴本当に可愛いなあ。
宗田理の「ぼくらの七日間戦争」を連想させる。暗闇でDANCE!!

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.7

「力のない正義は無力 正義のない力は圧政」
生まれ変わったら京都でもう一度大学生やる。暁の茶事。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

「本質にある反米愛国主義」
「国の運命と、自分の運命がある種リンクしているというあの陶酔感」

「行動学入門」の中で自身のことを「デモ狂」と言っていたこと思い出した

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.6

徹底し尽くされた画面はやはり圧巻というか、見ていてとても穏やかな気持ちになる。まあ作品の時代感は良くも悪くも「古き良きニッポン」という感じで、父の世話をする娘、夫の世話をする妻という構造が絶対的主軸に>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.8

「土曜日の、実験室〜!!」て叫びながら海に飛び込むの流行ったりしたのかな。尾道行った後に見ると直良しでした。最後のカットのカメラワークよいな〜 役者の皆さん若い…

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

この世界の、さらにいくつもの片隅に。
先日青春18きっぷで広島まで行きました。原爆ドームや、平和記念資料館、戦争の気配をまだまだ色濃くのこった街を訪れて感じた事は、今は戦後ではあるかもしれないけれど、
>>続きを読む

マイ・シークレット・ワールド(2014年製作の映画)

4.0

まっさらなファンとしての熱意と創作に対する誠実さが生み出したサラ・レコード。
知らないことばかりでとてもわくわくしたし、当時の映像がこうしてスクリーンで上映されるということは、本当に素晴らしい機会に恵
>>続きを読む

浮雲(1955年製作の映画)

3.6

初の成瀬監督。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」
林芙美子が色紙などに好んで書いた短詩。女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しいときが多かったみずからの半生をうたったもの。

ラストシー
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.7

ついにbeforeシリーズ。
恋愛についての哲学的思考ってどうしても自分には馴染みがないしあまり入ってこないんだけど、
イーサンホークは流石にかっこいいし、賢くて美しいパリのおんなも最強だった。二人の
>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

日本人としてなんて贅沢なウェス映画。野村訓一さんの声が素敵、、太鼓囃子で締め括られる最後のクレジットが最高にイケてる!!

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.8

羽を持っている人間の姿って何て美しいんだろう!高熱出した時に見る夢のような映像。
唐突に出てくる戦国武将の敵がなぜかひたすらに面白い。
風刺なんだろうけど今のお国の現状のことを考えてしまうと笑い事では
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.7

肖像画のようなカット。グサヴィエ・ドランの画にはどこか油絵っぽいイメージがある。
「家族」の中ではいつだって不器用で愚かで、張り詰めた空気が人ごととは思えず緊張がつづく。「たかが世界の終わり」いい邦題
>>続きを読む

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.6

ロアルド・ダールの原作好きだったなあ。このシーンだけで何カット必要なんだろ…とか考えてしまう。ウェスのアニメーション映画初めてみたけれど、作風は全然変わらずで可愛らしく、テンポが良くコミカルだった。

太陽の夢(2016年製作の映画)

3.8

とても純度の高い映像体験。最近周りで「脳汁を流す」ってワードがトピックなのですが、まさに瞑想とか身体のなかに何か巡っているようなイメージの映像とサウンド。瞼の裏にある宇宙みたいな感じ。

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

オースティン・バトラー!ヴァネッサちゃんと付き合っていた頃の二人好きだったなあ。159分もあって結構長かった!映画館の音響で観れてよかったです。ポスターがダサいの勿体無いなあ

オールド(2021年製作の映画)

3.6

映像が綺麗。ホラーというよりもサスペンスという感じ。
と時間の流れを視覚、聴覚、五感を最大限に使って表していてとても面白い画面だった。兄弟がふたりで砂の城を作るところからが、時間のテンポが一気に速くな
>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.8

分かる、、、NYUだったのかあ。

「漂流していれば孤独でないと思うことができる」