ヘーヅラさんの映画レビュー・感想・評価

ヘーヅラ

ヘーヅラ

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.8

午後ローにて鑑賞。結構カットされてるんだろうけど、予想以上におもしろくて最高だった。渋い俳優陣の復讐劇、西部劇の型とともに痺れる。アクションがとても良くて引き込まれた。またちゃんと観たい。

ヒーロー・ネバー・ダイ(1998年製作の映画)

3.8

ジョニー・トー合わない〜と言ってたけどこちらも一緒にレンタルしていたので鑑賞。これはぐっときて楽しめた!こういう分かりやすく復讐物の方がハマるわ。やはりちょいちょい状況説明がなさすぎて?という感覚はあ>>続きを読む

エグザイル/絆(2006年製作の映画)

3.6

やっぱジョニー・トー自分には合わないのか…好きになりたいけどなれないみたいな。描いてるものは好きなのに映画としてはハマらないようで。人物を掘り下げて描くとかでもないから、ストーリーに入りづらいというか>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

評判良かったし何の気無しに観出したらぐいぐい引き込まれる!とにかく熱いそして仲間を信じる気持ち🔥アニメあまり観ないけど、これは実写の映画観てるのと変わらない感覚でキャラの表情から映像表現からすごかった>>続きを読む

ヌードの夜(1993年製作の映画)

3.7

やっと観ることができたという感じ。冒頭から余さんも根津さんの緊張感に引き込まれていった。竹中さんとゲイバーの田口トモロヲさんとのシーンも印象に残った。おもしろいか云々でいうとむずかしく。様式美というか>>続きを読む

狼たちの処刑台(2009年製作の映画)

3.9

昔、狼の死刑宣告とか観た流れで観だけど今観返したくなり鑑賞。何年かぶりに観たらこんなにハードだったっけ?てくらいだった。当時よりも年齢を重ねた今の方がぐっとくる映画だった。重たいけど静かなトーンと緊張>>続きを読む

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.8

ストーリーの中にアクションがあって1よりこっちの方が好きだった。それにしてもアクションのアイデアの豊富さに驚かされる。特にカーアクションのところなんか拍手したいくらい良かった。バット男にトンカチハンマ>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

3.7

まだ観てなかった2を観る前に再見。アクション映画好きなら絶対観ておきたいけど、(プロレスでもあるけど)華麗すぎるアクションは逆に少し退屈する部分もあって。自分はやはりストーリーがしっかりあって感情移入>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.6

どうも途中で興味が削がれる感覚、そこまで引き込まれない感じがあった。ストーリー展開がちょっともったいぶりすぎでテンポが悪いのか。邦画好きなんだけど、どうしても実力派とか俳優集めるといつも同じメンバーだ>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

3.7

漫画的ファンタジーと思ったけどまさに漫画原作ですね。めんどくさくもいちいち台詞が面白い笑。とても独特なキャラ設定で楽しく、あとは個々の俳優の魅力か。西野七瀬さんの活躍も嬉しい。馬場ふみかさんのキャラで>>続きを読む

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)

3.7

やっと見れたー。何がどうと言うのは難しいが見る機会のない映像が見れて興味深かった。出てくる方々の人生や歩みに思いを馳せたり。ガサ入れのシーンから警察へのアンチテーゼも感じた。感じ悪〜っていう。ちょっと>>続きを読む

座頭市血笑旅(1964年製作の映画)

3.7

人情物で家族を持たない同士の悲しみと愛情、諸行無常という感じか。市のユーモアと優しさ、強さに惹かれる。それにしても勝新の殺陣かっこぇ〜。現代にはない、あの当時の役者の存在感を感じるだけで胸が熱くなる。

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.8

信頼するジェームズ・グレイ監督作品。こういう単純に白か黒で答えが出せない、心のどこかに引っかかり続けるような作品は良いよなぁ。この監督の作品が信頼できる理由。ただ画面が終始暗めなので家での鑑賞がちと辛>>続きを読む

ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.7

扱ってるテーマは好きなのでこれは最高になるぞと序盤おもしろく見出したけど、途中からなんだか何見てんだかわからなくなってしまった。ストーリー展開で?となってしまった感じがあった。あとアパレルのOBEYと>>続きを読む

さよならテレビ(2019年製作の映画)

3.8

スリリングなドキュメンタリーとして楽しめた。メタ視点、ドキュメンタリーとは何かという問いもあるあるだけど改めておもしろかった。諦めとの狭間でジャーナリズムについて考えているあの契約社員の方は見ててドラ>>続きを読む

ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

3.4

話しの繋ぎが下手なのか、何でこんなに分かりづらく場面転換してくるんだ?シンプルな作りにして魅せられるアクションをビシッとやれば最高なのに、気持ち乗ってきたら場面ぽんぽん変えられちゃうから盛り上がる場面>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

冒頭の平山さんの静かな生活、青紫色に光る部屋の照明から映画の世界に引き込まれた。役所さんの佇まい、撮り方のうまさ、ロケーションの良さなのか、なぜこんなに退屈せずに観れるのかと。デザインされたトイレを見>>続きを読む

座頭市千両首(1964年製作の映画)

3.8

BSで毎週座頭市やってるので観てみた。座頭市は1作目しか観てなかったけど今作も改めておもしろかった。座頭市のユーモアと締めるところの緩急が痺れる。アクションや映像も迫力があってこれぞ映画と。あぁ昔の日>>続きを読む

SPL/狼よ静かに死ね(2005年製作の映画)

3.7

どうしても観てみたくなり宅配レンタル。過剰な演出も大げさな音楽もそれもまた様式美と楽しみながら観てたけどだんだんストーリーが大味で少し盛り上がらない気分になってしまった。ドニーイェン、ナイフ使い、サモ>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

テレ東の午後ローにて視聴。ちゃんと観るの初めてな気がする。繋がりが飛んでる気がしたので所々カットされてるだろうなという感じ。序盤より動きはなく会話や語りで話しが進んで行くのでちょっと掴みずらいとこもあ>>続きを読む

らせん階段(1946年製作の映画)

3.8

屋敷という密室に雷雨、暗闇と後半にかけて緊張感もあり引き込まれるサスペンス映画だった。主演女優さんの声が出ない役柄での演技がすごい。サスペンスの古典名作という感じした。

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985年製作の映画)

3.7

どの登場人物に感情移入していいのか気持ちを乗せられないのでストーリーに入っていけず眺めてるだけという感覚もあり。ただ時折あるバイオレンス シーンや街を走るミッキーロークのシーンなどハッとさせられるよう>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.7

まずはなんともこんな胸くそストーリーをと思ってしまって、ランボーを追い込むために…と。痛々しいシーンでうわぁとなりつつも、ランボーが自分の城で敵を待ち受けるカタルシスはすごい。個人で仕掛ける罠の数じゃ>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.5

正直なんだが分かんなかったりしたけど、シンプルにエイリアンから逃げるスリルとアクションで観ていられる。ウィノナが観れるのも嬉しい。それにしてもエイリアンの造形ってすごいなー。

ほつれる(2023年製作の映画)

3.7

なんとも言えない見終わったあとの気持ちだけど、登場人物も少ないなか、言葉にはできない感情を間と会話で静かに表現していくスタイルは好きだった。静かな映画なので序盤集中が切れそうになったけど後半にかけての>>続きを読む

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

枯れ葉みたいなぁからのカウリスマキ鑑賞。昔独特なスタイルにハマらなかった気もしたような記憶も。描いてる内容、テーマとか共感して好きだが映画に惹きつけられたかというとその手前で。家で観てるとその間がたる>>続きを読む

gerry ジェリー(2002年製作の映画)

3.2

観たうちに入らないような見方をしてしまった。この映画を受け入れたいけどやっぱ退屈でずっとは観てらんないような感じ。ラスト付近は引きつけられるものがあったけども。

キラー・スナイパー(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

静かな狂人っぷりが怖かった。田舎のバカたれと狂人殺し屋という組み合わせで、まず雨の中での冒頭の入りがぐぐっと引きつけられて良かった。そしてジョーの変態描写で引いて。最後のシーンは怖い通り越して何見せら>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.7

この作品のユーモアはどうもハマれないけど(田坂はちょっとおもしろい)、アクションのカタルシスがあるからそれを楽しみに観れる。気持ちを揺さぶられるようなぐっとくるシーンはないんだけど、それを超えるアクシ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

心理描写とか唐突に0から100みたいな感じなのでまったく乗れないけど、それを凌駕するゴジラ描写の圧倒的な迫力がすごかった。久々にエンタメとして映画館で映画観てる〜という満足感もあり。ゴジラの怖さ、あと>>続きを読む

イエローキッド(2009年製作の映画)

3.5

真利子監督の初期作品観たくて録画していたものをやっと鑑賞。物語としてぐっとくるまでの感情移入はなくただ掴めないまま流れて行ってしまった感じ。一度観れたのは良かった。

(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

リアルタイムで北野武映画が映画館で観れる喜び!それだけでテンションが上がる。序盤から加瀬亮の信長に心を掴まれ、アクションシーンや美術の迫力にやっぱ映画は映画館だなと感激。遠憲さんが腹切り迫られるシーン>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.7

観ていられるけどぐっとくるところもあまりなく…あれっ、スコセッシのマフィア映画あんまりハマらないのか…?と不安になってきた。実話というからあれだけど、モノローグベースが観やすいような、もっと破滅的なバ>>続きを読む

ノロイ(2005年製作の映画)

3.7

構成が上手くてスムーズに観ていられる感じがあって面白かった。冷めそうな気持ちとリアルにその世界に入れる狭間はあるんだけど総じて楽しめて良かった。映画内のTV番組もよくできるな〜と。

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Twitterに流れてきて気になり鑑賞。手が飛び出して異世界に引き込まれるとこはすげぇとわくわくしてした。シーンごとの撮り方も惹かれるものがあって楽しめて観れた。その後のオカルトライター経由で霊能力者>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.6

だらだらと何を見せられてるのかというストーリーなのに不思議とちょっと魅力がある。これで映画1本作れるんだからすごい。閉塞感、つまらないだるい日々、不満、苛立ち。自分の感情とリンクしてくる。

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