HIGHINLETさんの映画レビュー・感想・評価

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ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

3.2

メジャーリーグのスター選手が落ちぶれて、
日本の中日ドラゴンズに嫌々入壇するも、
野球人として、人として成長していく。

態度がデカかったが徐々に日本に合わせようと、つゆに付けず素麺をそのまますすって
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.4

スタローン、シュワルツェネッガー、
ブルース・ウィリスと歴代のアクションスターが集まるが一瞬だけで肩透かし。

ステイサムの素早い身のこなしと
ドン!ドン!と轟音を上げる重火器が見物。

「ブッダ ペ
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

美しく澄んだ景色のなか、
ゆったりとした時間が流れ、
みんなが人の輪を広げ成長していく。

外伝と言うとおり
ヴァイオレットは代筆業では家庭教師を務め、
本業でなく補佐的な役回り。

名家のイザベラの
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ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-(2009年製作の映画)

-

改めてチバユウスケが観られる今に生まれてよかった。

終演後は拍手と「ありがとう」の声が響き、号泣している人もいた。

劇中の照明トラブルで「俺たちはやりたいんだけどケガ人出すわけにはいかない 借りは
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ルーティーン作業が続く清掃員の毎日は低刺激だけれど、幸福感にあふれていた。

「やりすぎですよ、どうせ汚れるんだから」と同僚に揶揄されても、
トイレ掃除の仕事を自分の流儀でこなしていくことに誇りを持っ
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

自分に嘘ついて他人に合わせてきた新人監督が一変、業界のしがらみに反発。

真実だ真実だと求める、収集がつかない衝動に惹き込まれた。

そのきっかけを作ったその場しのぎのことしか言わないMEGUMI演じ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

白昼に現れ細部まで分かるゴジラの生々しさ、
戦争で心の傷を負った日本人が懸命に生き抜く姿、
そして佐々木蔵之介の張り切りぶりを味わえた。

ゴジラの脅威を前に蔵之介が
「誰かが貧乏くじ引かなきゃなんね
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

フラストレーションを溜めに溜めてからの全てを決する決闘が泥臭くリアルで息を呑む。

中世フランス、騎士は妻が強姦されたことを訴えるも、被告が無実を主張したため命を懸けてどちらが真実かを決める。

映画
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新・片腕必殺剣(1971年製作の映画)

3.5

二刀流の好青年の100%絶命したとむごたらしい最期に目を疑う。
直後の店主の言葉「あの二刀流なら大丈夫だよ」じゃないのよ。
悪党も、卑怯やぞ寄ってたかって。

片腕の剣士がどんな武器でもつばぜり合いの
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

ゾンビのように湧いてくる刺客を必死のアクションで3時間振り払っていく。

序盤の舞台、『初志貫徹』の看板が掲げられた大阪コンチネンタル。

弓矢や手裏剣を従業員が応戦するなか、
ウィックはヌンチャクを
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

子供たちがサイコパワー目覚めるまでにも、
静かに不穏な空気が続く。

屋上から唾を吐き、
ガラスをスニーカーに入れ、
言葉を話せない自閉症の人の皮膚を何度もつねる。

いざ力が解放されたとき、
未熟な
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.5

超人的な能力を呼び覚ます劇薬めぐる戦いで、
冴羽獠の過去が垣間見られる。

獠の女好きは相変わらずでナンパに加え、マッチングアプリを駆使して、さらに輪をかけている。
海坊主の配膳ロボットがいて現代風に
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

予告で何度も流れていても、
崖からバイクで飛び降りるシーンは映画館の大スクリーンで見る価値あり。

プロデューサーのトムが自分で考えたスタントなのに「突き出た岩壁にぶつかる」と、
サイモン・ペグに無理
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.6

巨漢のエクソシストが
体に似合わぬ可愛いスクーターでフットワーク軽く、
悪魔祓いをするホラーアクション。

史上最強のエクソシストと評されたアモルト神父は
ひょうひょうとした口調で
悪魔を交えながらい
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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

3.4

“皇帝”ロッキーは
デンデンデレデッデ~♪という
エキゾチックなBGMが爆音流れるなか、
基本、仁王立ちかゆっくり歩いている。

カリスマ性を誇示するため、
自らはあまり動かないが、
アクションをする
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.5

特に女性を侮辱する奴らは許せない正義漢チッティ。

難聴で人とうまくコミュニケーションが取れず、一目惚れした相手とはやきもき。
ヒロインは唇をとんがらせて子供っぽくスネているのが、かわいらしい。

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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

3.5

権力と金を手に入れるため、ロッキーが拳と決死の覚悟で成り上がる物語の第1弾。

鈍い音と殴り飛ばし、
映像は陰影が濃く昔のドキュメンタリーのようで、ダークヒーローのような面持ちだった。

インド映画で
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.7

牧場育ちの少女が人を殺すだけ殺すして、
「今ある“モノ”って大切じゃない?」と悟るサイコ映画。
観るこっちもおかしくなっていて、「気づけてよかったね」と、微かに思える。

狭い世界で毒親と暮らし、
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

冒頭、ビルから落下するたくさんの赤ちゃんを救出作戦から心つかまれた。

猛スピードで動けてもスーパーパワーはないので、一生懸命市民を刃物やら火炎放射器から遠ざける。
燃費は悪く、すぐに腹が減って人間味
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

最新技術で再現された
“過去のインディの冒険”が、あまりに自然で驚いた。

列車の上での戦い、海中、ダンジョンなどどこでも脅威が立ちふさがってきて、ハラハラする。

特にモロッコの入り組んだ路地でのカ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.4

死体の隠し方が
そんな馬鹿なと思えるが、おもちゃや小道具を使って面白い。

追い込まれた主人公をさらに追い込む男が
能面のようなツルッとした顔で不気味。

2人の戦いは噛み付いたり身の回りのものぶつけ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

押し寄せてくる個性あふれるスパイダーマンのスピーディーなバトルが迫力満点。

別次元のニューヨークはオリエンタルが過ぎたり、動物やパンクでニヒルなスパイダーマンがいたり、ここまでやっていいのかというく
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

屈強な消防士相手でも強い、漫画家の露伴先生。
特殊能力を発動しなくても、腕をひねるあげる。

「この世で最も黒い絵」を探し求めるストーリーと、
原作にはなかったフランスの画家が描いた「黒い絵」のミステ
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

予告のセリフ「豚の脳が入っているのはあんたの方でしょ」の印象で、
瑛太がサイコキラーにでもなる話かと思っていたが、
そんな浅はかな大人の思い込みは悪で、
被害者を生むことを切実に思い知らされる
素晴ら
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

スマートな黒人ピアニスト・シャーリーと
乱暴で素行がよくないトニーが
ゆっくり育む友情に、穏やかな気持ちになった。

日常に自然に溶け込んでしまっている黒人差別に
静かに耐えているシャーリー。

彼の
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.5

刑務所から出所したばかりの幼なじみが、嫉妬に燃え復讐するため、
クリード前に立ちはだかる。

苦悩の表情、岩まとわりつかせたように鍛えた体で何しでかすか不気味さと凶暴性が伝わって怖さがあった。

試合
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ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.4

インド神話をモチーフにした超能力スーパーヒーローもの。
X-Menをボリウッド風にアレンジしたような雰囲気。

主人公のDJ・シヴァがEDMで歌って踊り、
客の美女にナンパする。
だいぶノリが軽くて、
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.4

凛として高貴な佇まいの
ケイト・ブランシェットが精神的にまいって
徐々に顔に陰りが見える演技は繊細で、この上ない。

ただ、およそ2時間半も見たのに全く内容は分からなかった。
突き放された感。
もっと
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

ジェイソン・モモアのクレイジーな悪役がハマっている。

ローマに仕掛けられた
コロコロ転がる球体を必死に止めるため、
車がバンバン吹っ飛んでいく。
意味が分からないギミックのカーアクションはド派手だっ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

人をはね隠蔽しようと思ったが最後。
人の道を外し倒して、どんどんピンチに陥ってずっとあわあわしている刑事役の岡田准一の困り顔が面白い。

スリルよりも笑いのほうが勝っていて、
死体遺棄する方法をひらめ
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豹/ジャガー(1968年製作の映画)

3.4

とにかく陽気な音楽とともにマシンガンをぶっ放している。

据え置き、車上で移動しながら、
手持ち花火のように手持ちで、
いろんなパターンで楽しそうに発射。

作戦といえば、
キリストの過疎をしての仮装
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

上映後すぐ、暗がりで足ぶつけた女の子の
「やばい痛いTOKYO MER呼んで!」が
1番面白かったが、本編も安定の面白さ。

どんなピンチが起きても北見チーフが駆けつければ、安心できる。
意識がない重
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.8

ガーディアンズのラストバトルが最高にイカしていた。
流れるように綺麗に敵を滅多打ちにして、痛快。

ロケットの悲惨な出生とクイルとの思い出がないガモーラなど悲しい要素が多いが、みんな帰るべき場所に帰れ
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.2

ほんの少ししかない半裸のシーンのためだけにパンパンに鍛え抜いた真剣佑の肉体美が見れたので、満足は満足。
可愛らしい顔との違和感に笑えてきた。

冒頭の闘技場で踊るように軽やかに戦う星矢になかなか面白そ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

ゲームの世界が忠実に再現されていてアトラクションのようで楽しかった。
余計な改変なくて、わかりやすい。

マリオカートの騒がしく障害物を避けながら走り抜けるレース、スターを取ったときの圧倒的なパワーに
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

追い詰められていく横浜流星の演技は凄みがあって、
どんどん胸が苦しくなってくる。

舞台となるゴミ収集場がある村では、不法投棄が黙認されていてずっと不穏な空気が漂う。

主人公は、父の汚点で村八分に逢
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