Hirotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.6

設定にとても興味を惹かれていた作品。
原題「three generations」然り、邦題「アバウト レイ」だが、フォカースはレイの母親マギーだった印象。
主人公レイは終始、意志は変わらず苦悩を抱え込
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

全編通してパリ旅行を楽しませてくれる。
それに加えて、懐古主義で何が悪い!というメッセージ性を感じた。
主人公がアメリカ人,特にハリウッドを生活拠点に置いてるからこその歴史あるパリに憧れ懐古主義とが相
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.7

筋たては救出もののど定番な感じ。
少し異色なのは、敵の多さと1人の助っ人。

自身の家族に危害が加わるリスクを分かっていながら、抜け出せない地獄にいる状況を理解し最善の道を選ぶ助っ人がその犠牲を覚悟し
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パターソン(2016年製作の映画)

4.2

いわゆる起承転結な構成ではなく、ただただ上品に描かれた作品。
ほとんど毎日を同じルーティンで過ごす詩人である主人公の生活を、詩的に表現されていて感銘を受けた。
主人公のセリフにならない仕草を細かく映し
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.3

動画配信という提供形態を利用した映画。
最初こそ距離をとって鑑賞できていたが、次第に映画の世界に引きずり込まれて(?)、映画と現実がクロスオーバーし始め、鑑賞側の生活が否が応でも意識された。

自分は
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.7

予告や口コミであらすじを知っていたとはいえ、冒頭から「何が起きてるんだ!?」と一気にのめり込まれた。

感染経路が少し斬新ではあるが、大筋はパンデミック作品の定番。
しかし、後半のいくつかのシーンで主
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私がクマにキレた理由(わけ)(2007年製作の映画)

3.6

まさに、ラストで言ってしまったあの言葉通りの作品。
それを言わずとも、受け手は理解できていたと思う。
言ってしまったことで少しチープに感じてしまった。

序盤にメリーポピンズを意識させ、主人公もそうで
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

茶一郎さんの解説聞いたら、感じてた違和感の正体が分かった。
ワンシーンワンステージと舞台を意識させる演出が随所で見られた。

離婚を題材にしているが、描かれるシーンは常に時計通りに進んで、過去の幸せで
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ロンドン・フィールズ(2018年製作の映画)

2.2

キャストが豪華なだけに、すごく勿体無い感がある。
抽象的な表現に神話要素と社会情勢と心情描写と…
色々詰め込み過ぎてザ・奇を狙った映画。
キャスト陣がオファーを承諾したことに疑問を感じた。

トゥループ・ゼロ~夜空に恋したガールスカウト~(2019年製作の映画)

4.1

青春映画を小学生低学年設定にしているけど、キャラが立っているから違和感なかった。
とにかく子役の才能がすごい。
オチのつけ方も上手でメッセージ性もあり、予想以上に心揺さぶられた。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

前作よりかは、筋の通るストーリー。
前作同様、視覚で楽しませてくれる作品。
序盤は影と光のコントラスト効いた格闘、終盤は光と鏡の複雑な格闘が面白かった。

天使が消えた街(2014年製作の映画)

3.0

女優陣が美女揃いで驚いた。
監督が描きたいものが抽象化されているのと、神曲やダンテを知ってる前提なんで内容は眉唾かな。

アメリ(2001年製作の映画)

3.8

久しぶりのフランス映画で、フランス映画いいね!