Hamadaさんの映画レビュー・感想・評価

Hamada

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ルックバック(2024年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

悲惨な話だ。キチガイや賊の襲撃に備え、自衛の為の訓練が必要だと改めて思った。

アバター(2009年製作の映画)

3.1

宛ら、インディアスならぬパンドラの破壊についての簡潔な報告。映画『アポカリプト』へのカウンター的な作品。美術品にケチャップをブッかけて注目を浴びたがる気候変動ストップオイル活動家あたりが喜びそうな内容>>続きを読む

オールドマン(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

老人の悪態と毒舌が面白かった。会話中心の地味な映画だが、あれこれ深読みしながら鑑賞していたので退屈しなかった。結末は大した事ない。

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“女と姦淫を行う者は思慮がない。
これを行う者はおのれを滅ぼ
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

筆者にとってはインターステラー以上に難解な作品だった。物語の構造が複雑で鑑賞中は終始訳が分からなかった。本作の鑑賞を通し筆者の頭の悪さを身を以て痛感。鑑賞後に解説記事を読み概ね内容を理解し、非常に良く>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

5.0

非常に面白かった。派手な暴力描写と展開の早さが観ていて気持ちが良い。笑える場面を用いた緩急の付け方も素晴らしかった。

メトロポリス(2001年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

極左と国家社会主義者らのクソ下らない争いごとに巻き込まれる可哀想なロボットの話。本作が大金を投じて制作されているにも拘らず、着想の根源に資本主義への憎悪があるとしか考えられない稚拙な思想に彩られたシナ>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

始めから終わりまで何一つ面白くなかった。メタ視点で語り続ける演出が鬱陶しい。長くて退屈な映画

万引き家族(2018年製作の映画)

1.0

陰気臭く不潔な絵面に終止する退屈な映画。内容も酷い。子供に窃盗の罪を犯させ子供を拐う異常な男女を感傷に浸るための道具に仕立て上げた上で、まともに職務を全うしているだけの警察職員を無粋で冷酷にして世間知>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

数十年ぶりに鑑賞。非常に面白かった。クソ下らない伏線をばら撒いて見事に回収しまくるシナリオが秀逸だった。時を経ても変わらぬ魅力が詰まった傑作。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

凶悪犯の芝居がただうるさいだけで怖さがなく嘘臭く感じた。最後のサタニスト設定の演出も蛇足に思えた。

あんのこと(2023年製作の映画)

3.1

戦慄を覚える生々しい芝居、如何にもシネマティックな映像美が素晴らしかった。イカれた親やイカれた身内を殺せるだけの体力・武力・マインドを持たない子供にとって、この世はあまりにも残酷だと思い知らされた。>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.4

難しい映画。映像は豪華。2回観たが何れも途中から訳が分からなくなった。そもそも主人公がどうして宇宙に行ったのかすら、これを書いている時点ではっきりと思い出せない。一度観ただけで本作の話の流れをしっかり>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.5

これぞ漢。骨太ハードコアな筋肉映画。何度も鑑賞しても魂が震える傑作。

サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.3

終始明るい結末が全く想像できない。主人公を取り巻く絶望的な状況が何故だか心地良く感じられた。当時、本作の映像表現はとても斬新に思えた。

炎のメモリアル(2004年製作の映画)

4.5

消防士の英雄的な仕事を劇的に描写。テンポ良く話が進み非常に面白かった。ジョン・トラボルタ氏の芝居も素晴らしい。彼が登場すると一気に画面が華やかになる。

紅の豚(1992年製作の映画)

3.1

共産主義者の哀愁を堂々とロマンチックに描き倒した左翼映画の傑作。作中のキーパーソンに実在する左翼界の大御所を抜擢するなどやりたい放題。資本主義を疎む偏屈な共産主義者の意固地な生き様を「かっこいい」と思>>続きを読む

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.2

冒頭のシーンが最も面白かった。その他はラストシーン以外覚えていない。

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

長年待ち望んでいた環境を与えてくれた神に感謝するどころか逆上し罵倒する主人公。その傲慢で身勝手な態度並びに破綻した思考に驚かされた。その点、神木隆之介氏が演じた登場人物の方が冷静かつ公正な視点を持って>>続きを読む

妊婦監禁(2018年製作の映画)

1.0

徹頭徹尾アンチキリスト色で塗りたくられた進歩主義者が喜びそうな映画。クリスチャンを極悪人に仕立て上げる事にのみ注力したかのようなシナリオと、バカの一つ覚えのように不穏な場面で頻繁に十字架のモチーフを登>>続きを読む

ゼロの未来(2013年製作の映画)

1.0

全く面白くなかった。誰からも理解されない天才の孤独か何かを表現しているのだろうか、主役のハゲの言動がまるで要領を得ない。意図的なのかは不明だが、登場する小物や空間演出が尽くダサい。退屈な映画。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

最後のシーンは涙が出た。己を偽り矜持を押し殺してきた男が情熱を取り戻す過程に胸が熱くなった。

ノロイ(2005年製作の映画)

4.0

数十年ぶりに鑑賞。素人郷土史研究家役の俳優がドキュメンタリーの雰囲気を台無しにする場違いな芝居をしており、登場する度に残念な気分になった。

ミンナのウタ(2023年製作の映画)

1.8

何度か大きな音によって驚かされた。登場人物が多いためなのか、一つ一つの事象が希薄に感じられ、緊張感が持続しない。故に心理的な負荷が少なく物足りなさを覚えた。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

1.4

全く面白くなかった。ダサいダンス、印象に残らない楽曲、魅力の無い登場人物。公開当時、様々な著名人が絶賛するプロモーションが展開されていたので映画館で鑑賞したのだが、騙された気分になった。陰気臭いラスト>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

1.0

若者を全力で潰しに掛かる変態権威主義高プライド老害ジジイの暴走を描く作品。ラストは何か良い話の様に纏めているが、碌な話では無い。権威を傘に着て威張り散らし、老いさらばえる自身を受け入れられず、影響力を>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.3

傑作ブラックコメディ。キレの良い毒舌や差別発言を連発。しっかり振り切れている作品。食肉店の夫婦と同程度にヴィーガン側も十二分に狂っているという、フェアな視点が面白い。食肉店の夫婦を思想を持たないシリア>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

2.0

コカインを摂取し発狂した野生の熊が人々を襲い殺しまくるパニック映画。不快なユーモアが多く、毒舌も半端で面白くない。倫理観の欠落した登場人物達の方が、ラリった熊よりも質が悪いと思えた。茶化さなくては間が>>続きを読む

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

ゾンビコメディ。全く緊迫感は無い。ミュージカルの様な演出が違和感無く映画内に溶け込んでいた。笑えて泣ける映画だった。

ミスト(2007年製作の映画)

1.9

楽しさとは無縁。何一つ救いがない。二度と観たくない、悪魔的な仕事。

ブラック・スネーク・モーン(2006年製作の映画)

4.0

アメリカ南部のブルースマンによる不良少女への荒療治。プロットだけに着目するなら心的外傷を抱えた者同士が傷を嘗め合うような内容にも思えるが、生温い話ではなく辛気臭い内容でも無い。ましてや男が恐怖心を利用>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.2

鑑賞中に珍しく悪寒が走った作品。音響を用いた演出が効果的だった。死体を解剖中、立て続けに確認される気味の悪い事象に対し、仕事としてあくまで冷静に対処する検死官。彼の正気を保った理性的な思考及び言動が、>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

中年男と少女のペアが主役の作品に出会うと、筆者の中では真っ先に本作が思い浮かぶ。薬物中毒者の芝居が面白い。シナリオと演出が巧みで印象的なシーンが幾つもあった。満たされない気持ちが何時までも消えずに残る>>続きを読む

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

4.5

荒廃した人気の無い都市が舞台。物寂しくも美しい光景がたまらなく魅力的。ウィル・スミス氏の芝居も素晴らしい。当初のエンディングは非の打ち所の無い完璧な仕事だった。別エンディングは好きではない。

オブリビオン(2013年製作の映画)

4.3

無機質で清潔感のある洗練されたデザイン並びに空間演出が印象的。筆者のロマンを掻き立てる作品。ほぼ全編を通し、謎を秘めた非日常的な光景が描かれたコンセプトアートを眺め空想に耽っている時のような面白さがあ>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

生存を掛け試行錯誤を繰り返すループ系ホラーコメディ。場数を踏んでタフになり、人間的な魅力が増してゆく主人公の描き方が秀逸。緊迫感や怖さよりもユーモラスな表現に比重が置かれている。