いしすーさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

undo(1994年製作の映画)

3.4

あまり好きじゃないほうの岩井俊二。

「読む」ことをひたすら促される50分間。そして「読ませる」ために美しい画を提示してくるのだが、そこに力みを感じてしまう逃げ場のなさ。

麦秋(1951年製作の映画)

3.7

「俺には原節子はまぶしすぎる」。はじめはそう感じさせた輝かしい笑顔は、話が進むにつれ、どこかやるせなさを垣間見せるようになるのであった…。

赤線地帯(1956年製作の映画)

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かなり面白かったのに、途中でDVDがとまって観られなくなった…。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.9

映画界のフェルナンド・トーレス!組み立ては素晴らしいがフィニッシュが雑!

途中まではめちゃくちゃ引き込まれるも、結局は浅い人物描写にて尻すぼみ。

へい、まいど!

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.2

岩井俊二からはちょっと日本人離れした発想力を感じる。

「あいのうた」ってマイラバ発祥だと思ってたけどCharaがオリジナルなんだ!知らなかった!

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.8

90年代後半から00年代初頭のアメリカ映画には演出過剰なものが多いことをうっかり忘れていた。まさかガイ・リッチーより脂っぽい作品が、この世の中に存在するとは…。

というのは差し引いても、これが重い衝
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.1

モーテルのくだりのハラハラ感ヤバい。鬼畜警官はレヴェナントの子供役だった人?怪演だ。

それと比べると、終盤は少しエンタメ要素控えめか。

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

今後何度も観直すことを確信した。

軽快で穏やかな話ぶりが、かえって心に重くのしかかる。

野火(2014年製作の映画)

4.0

一斉射撃のシーン、ヤバすぎますね。おそるべき残酷さと、溢れ出る内臓をスローモーションで捉える映像の美しさが同居してる。

目を覆いながらも指の間から覗き見てしまうような、クセのある魅力を感じる。

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

4.2

コレ何回でも観れるな。作品の世界から抜け出せなくなる感覚。

マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

「ファイトクラブ」にデヴィッド・リンチ風調味料をふりかけました、的な一品。

懇切丁寧な伏線は、どれも一対一対応の記号的な解釈が可能で、早押しクイズに参加させられているようなせわしない気持ちになる。
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ブリーダー(1999年製作の映画)

3.8

レフン監督好きは観るべし!

これがなかったら、果たして「ドライヴ」という大名作は生まれたんだろうか。

イメージの源泉を示唆するだけじゃなく、その後の活躍を確信させてくれるような仕上がりになっていて
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.9

久しぶりに観たくなった。

ダースベイダーの登場回数ってこんなに少なかったっけ?

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

「勝手に震えてろ」と併せて観ると、心が蝕まれる作品です。

全キャストがグッド!みんな好きになっちゃうなー!

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.1

大天使小松菜奈が、超地元に舞い降りたとの一報を聞きつけ鑑賞!観ない理由を探す方が難しい!

最初はラブストーリー版「メメント」的な印象を抱きましたが、まったく違いますね…。

「メメント」が、結局は衝
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の作品には、理屈を超える崇高さみたいなものがありますね!

たまに理屈を超越させようという意図(奇跡の演出)が見え見えで、虫が良すぎだろとゲンナリしてしまうこともあるんですが、
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

実りある三角関係!!!

アリスが宮本とのデートを通して、実父との思い出を再現していくのがおもしろいね。

こうした"カウンセリング"を経たのち、オーディションで解き放たれたようにバレエのステップを踏
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

これが好きじゃなかったら、タランティーノはもう諦めようかと思っていましたが、イヤハヤめちゃくちゃ面白い。

もうちょっと他の作品も観てみます。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.7

言葉の洪水。

今までの作品で見せた、すさまじいビジュアル推しとはまた違った面が読み取れた。