ヘルシンキを舞台にした恋愛映画。緑と赤を基調とした色使いが特徴的で、映像を静止した時に一枚の絵画のように映えるシーンが無数にあり、昼の鮮やかな色彩はロベール・ブレッソンの『白夜』を連想させる。話の展開>>続きを読む
哀愁に満ちたギャング映画。ベン・ギャザラ演じるコズモ・ヴィテリの自身がオーナーを務めるクラブに対する愛情をドキュメンタリー風のタッチで淡々と描いている。ジョン・カサヴェテスはこの映画の主人公コズモ・ヴ>>続きを読む
恋愛と映画にまつわる4つの短編構成。イ・ソンギュン演じるオッキという女性をめぐる三角関係。短編ごとに時系列や視点がバラバラで各人の思いや感情が見れて面白い。ただホン・サンス映画の中で相対的に見ると少し>>続きを読む
差異と反復。反復の度に新しいものが付け加えられ、微妙な違いが積み重なっていく。雪の降るソウルでの数日間の恋愛模様。ソン・ソンミとキム・ボギョンは思わず目で追ってしまう程魅力的。濱口竜介の『偶然と想像』>>続きを読む
『3人のアンヌ』と同じロケ地、演者で撮った短編映画。というか冒頭は全く同じ。主人公ミヘが明日することリストを書き、そのリストに導かれるように物語が進んでいく物語。『3人のアンヌ』と同様に絶妙な違和感と>>続きを読む
海辺の町モハンを舞台にした世界で最も素朴なマルチバース映画。アンヌという同じ名前を持つ3人の女性がそれぞれの話で主人公を務めるオムニバス形式。同じシーンが形を変えて何度も映し出され、焼酎瓶や傘などのア>>続きを読む
ギルスと話をする時には満面の笑みを浮かべ、気に食わない人に話しかけられると面倒くさそうに返事するジュニが愛おしい。確固たる念を持っていて矢のような性格の彼女から終始目が離せない。会話をしている全員の表>>続きを読む
サンオク演じるイ・ヘヨンの魅力を余す事なく強かに描いた作品。タバコを吸う時の表情、子どもに対する笑顔、酔った時の仕草、ギターの音色、笑い声。彼女の姿から垣間見える確かな覚悟を持った微かな生命がたまらな>>続きを読む
映像詩ではない、詩を映画に翻訳したような映画。抽象的で叙情的。しかし会話はユーモアがあり現実的。常にカメラが動いていて、演者との距離も近い。冬の幻想的な風景とキム・ミニ、ソン・ソンミの絵画的なショット>>続きを読む
1人の青年にまつわる3つのエピソード。一切説明がなく、淡々と映像が流れていくため、3つのエピソードを見ても時間軸や物語はおおよその枠組みしか見えてこない。モラトリアム特有の将来に対する不安と希望、社会>>続きを読む
全身真っ黒の服を着た年齢も職業も分からないキム・ミニ演じるガミ。彼女に関しての情報は、これまでの5年間の結婚生活で一度も夫と離れたことがなかったということだけ。ただこの情報でさえも本当かどうか分からな>>続きを読む
また興味深い監に出会ってしまった。シニカルな人間模様をユーモラスなカメラワークと音楽で描いた群像劇。主人公をはじめ、登場人物の振れ幅が面白い。この人はこういう人間なのかなと断定しかけた所でその人物が思>>続きを読む
アンナ・カリーナに微笑まれて始まり、アンナ・カリーナに微笑まれて終わる。ゴダール映画特有のリズム(ショットや音楽の切り替え)とフォースウォールをものともしない痴話喧嘩。見ている側も楽しければ、演じてい>>続きを読む
眩しい。眩しすぎて寂しい。寮生活をしている卒業間際の高校生たちのドキュメンタリー。なぜここまでカメラの存在を感じさせないのか本当に分からない。『宝島』同様、キラキラしている高校生たちにもそれぞれに背景>>続きを読む
喧嘩中の視線や雰囲気の生々しさや彼女ら自身が思っていることを恐れずに伝え切る度胸に胸を打たれる。冒頭にリンダとイリナがtiktokを撮っている様子を見ている友達の笑顔がアップで映るシーンがある。その笑>>続きを読む
台湾映画に慣れてきたのか、登場人物の顔の見分けがスムーズになり、今回はこいつ誰やねんがなかった。大好きですねこの映画。音楽が一切ない中、シャッター音と銃声と電話の呼び出し音が痛烈に耳に響く前半。ストー>>続きを読む
フランス映画を見る以前から、「フランス映画」という単語が持っているイメージは頭の中にあり、この映画を見て遂に、そのイメージの根源にいるのがゴダールであることが分かった。とうとう出会えたなジャン=リュッ>>続きを読む
シェリフとニナの母親がカラオケをしているシーンでこの映画に終わりが来ない事を切実に願った。ギヨーム・ブラック作品特有の素直な登場人物達は言葉を一切検閲せずに発するため、良くも悪くも刺さる。このような奇>>続きを読む
ギヨーム・ブラックの初長編作品がこれかい。非常にエッジの効いた展開と個々の人間性。『女っ気なし』にも当てはまるが、展開がまるで読めない。登場人物の感情に素直な故の歪んだ行動に胸が締め付けられるが、留置>>続きを読む
たまらない。『遭難者』の魅力に展開の面白さが加わり敵なし。ギヨーム・ブラック監督作品の登場人物はとても素直。お母さんも娘も童貞も、恋敵も。自身の感情に真正面から向き合い、嘘なく行動にも現れている。それ>>続きを読む
ショットの切り替わるタイミングやパン屋さんのシーンのような鮮やかなショットが面白く惹かれる。ギヨーム・ブラック作品の登場人物は皆かわいい。
今回のロベール・ブレッソン傑作選の中で1番掴みづらいが、ラストシーン衝撃はピカイチ。ロバの目力にやられる。
ラストに出てくる3人の女性が怖すぎる。人を見る目じゃあない。
フランス映画を見る以前からフランス映画のイメージだけは頭の中にあった。ロベール・ブレッソンを知り、彼の映画を見て遂にそのイメージの根源に辿り着いた。ザ・フランス映画。ゴダールも言うように口ベール・ブレ>>続きを読む
・鬼ダサ車
・脚本が整ってなくてめっちゃ好き。
・浅野忠信顔カッケー
・カメラがよく動く。
・めっちゃくちゃ近い。
・松本大洋感。
・革靴コツコツ映画
・昼の色の鮮明さ
・絵の具ペタペタラストシーン
・ブレッソン映画のリズム感が僕と合わない
・社会問題が映画に浸透し切っている。
・ドアップ怖い
・遠めからのロングショットの多様
・確かな技術を持った人が確かな意志を持って作った映画
・現代性(問題意識)
・魂で人と仲良くなる(情報は二議的)
・体
・画の暗さ
・都会的
・手段としての映画
・濱口竜介が世界を変えようとしている
・人間の解像度の高さ
・セリフの量と演技力(声のトーンとだ。である。調)
・説得力のあるセリフ
・ズームアップ
・カメラ目線