基本的に作品への好感度が映画館で観たら二割増、4DXやIMAXで観たらさらに四割増になってしまう 雑な作りの人間ですが、今回IMAXを前から3列目で観てしまいスクリーンが視界からはみ出すというご褒美を>>続きを読む
オープニングからすぐに「突然ミュージカル」に突入し、渋滞したハイウェイで若者が歌う踊る多幸感!
だけどちょっと待って。歌声はウィスパーボイス。
アステアと違って、何か僕にも私にもあれなら歌って踊れそう>>続きを読む
「私(僕)のことを好きな人なんて信用できない」という人がいる。パートナー関係において、どうしてよりによってあの人と…と思う人を選んでしまう人がいる。
自尊心が低いということは、そういうふうにその人の人>>続きを読む
「パパは、出張中!」「黒猫、白猫」の監督さん作でいろいろとつっこみたくなりますが、とにかく何もかもが吹っ飛ぶラストあたりの多幸感で全部どうでもよくなります!
年に1回、このお祭りを楽しんでおります。
相手への敬意をいつも自然に持ち続けていたのがサムとスージーだったという、素敵。
見栄とか自尊心とか駆け引きとか横に置いて「僕と結婚してくれてありがとう」と言える2人を、未成年というだけで「子ども扱い」>>続きを読む
レンタルDVDがずーっと貸し出し中だから購入して鑑賞してみたら、ゾンビちゃんがニコラス・ホルトだし「R」だし惚れた女子は「ジュリー」だし演じてる女子は「呪怨バンデミック」の人だしジュリーの彼はジェーム>>続きを読む
すごくよくできているのに、とても残念な作品。
エイミー。その剃刀を向けるべき相手を間違えたね。
幻想を憎みながら幻想に安寧を求める本作を、私は受け入れません。
クリストファー・ノーラン監督が撮った『2014年宇宙の旅』は、人間の希望を描いた作品だと思った。
私たちは希望を抱くから罪深く、欲深くなる。
だからこそ、ペシミスティックな自己満足に陥らなかったラスト>>続きを読む
『ブルー・バレンタイン』レベルの「鬼畜の所業@宇多丸」映画でした…。
それでも、あの日の幸福は、今もこの胸の中にあるんだ…と号泣。
ジョン・タトゥーロ目的で劇場鑑賞。
ハリウッド映画ではエキセントリックな役が多い(そういえば、ジョニデとの共演作も(略))ジョン・タトゥーロがジゴロでいい人を演じると聞いて、そりゃあ興味津々で観ました>>続きを読む
これは…好き嫌いはともかく、かなりの意欲作。
911、tsunami、地震、原発…近年の作品ではことごとく「自主規制」されてきたこれらを連想させる映像が、躊躇なく盛り込まれている。
さらには「8時15>>続きを読む
動きも表情もずっと全部かわいらしくて、それをずっと観ていたいと思ったな。
あと、たぶん私がもう「シンデレラ・ストーリー」というものを、自分の人生と完全に切り離したうえで思いっきり楽しめるようになって>>続きを読む
【原作未読】
ひたすら美しい映画でした。
孤児になった花を引き取ることにしたその日に「今日から俺は、おまえのものだ」と言ってしまった通り、淳悟の人生が花に対しては完全な受身に、他の人に対しては無関心に>>続きを読む
公開当時のTVCMがトラウマでずっとずっと未見だったけど、ケーブルTVで放映されたことをきっかけに勇気を出してみた。
…映像が…音楽が、ひたすら美しい映画でした…。
サスペンス?
ダリオ・アルジ>>続きを読む
☆3.8は本作がダメとかじゃなくて、怖かったの!とにかく不快な怖さだったの!もう観れない!キエエエエエエーッ!
もういろいろとすごすぎる映画。
訳が分からないんだけど圧倒されるのは、構図が一瞬たりとも隙がないからじゃないかな。
フィルムをどこで切っても幻想的で美しいポスターになるくらい、全てがはまっている。
そ>>続きを読む
『アリス』という作品は、物語の成り立ちからストーリーから暗喩されてるものに至るまでどこかしらが何かいびつで、それが永遠に解けない謎を眼前にしているような魅力を醸し出してると思ってる私にとっては、本作は>>続きを読む
マリサ・トメイ目的で鑑賞したら、クリスチャン・スレーターのあの「そんなに尻尾振ったらちぎれるわよ!」と言いたくなるよなうるうる瞳で最後までもってかれました。
なんか、失恋するたびにタオル片手に鑑賞した>>続きを読む
あり得ないことのてんこ盛りなんでしょうが、「そうなってくれてよかった!ありがとう!」と心から賞賛した。
個人的には「ブラジル」の直後に鑑賞したという事情もぐっとくるポイントでした。
登場人物全員がみん>>続きを読む
これはこれから何度も観返すだろう作品。
『自分として』生きようとした結果の、「男として死ぬ」。
「アタシほんとにこれでいいのかしら…よかったのかしら…」と一瞬伏せられながらも前を向く目に胸を撃たれまく>>続きを読む
かつてブラッド・ピットやライアン・ゴズリングが映画化に関心を示しながらも資金が集まらずにとん挫した(パンフより)という本作が、「ジョン・カサベテスの映画には本当の瞬間がある。カメラマンと共にどこまで>>続きを読む
えぐられた。
実際にパートナーである二人が演じていることを知ってて観ると、余韻がさらに深く、暖かくなる傑作。
だれも彼を責められないよね。
私が同じ体験をしたら、きっと同じことをする。
楽しかった!
楽しかったの!
事前に『マイティ・ソー』と『アベンチャーズ』観てた方が断然楽しいって教えてもらって、予習復習してから観に行ったの!
楽しかったの!
3D4DX吹替えで観て、楽しかったの!>>続きを読む
これは『街の灯』で『スタア誕生』じゃないか!最高だ!
身体表現に優れているという点でコメディ俳優を配したものと思われるが、お二人とも動きはもちろん身体がきれいで、ジャン・デュジャルダンのスーツ姿の美し>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
テリー・ギリアム監督編集版、通称「悪夢版」を劇場で観ました。
その後「ハッピーエンディング」版も観ましたが、これはもう断然「悪夢版」の方が素晴らしい。
「悪夢版」のエンドロールで流れる「ブラジル」を聴>>続きを読む
「リトル・チルドレン」てほんと上手いタイトル。
「いつになったら「なりたかった」「なるはずだった」大人になれるんだろう」と、いくつになっても彷徨ってしまう感じを見事に作品にしててゾッとした。(好きです>>続きを読む
劇場で観て、家でも観て、それでも前半と後半に乖離を感じて毎回戸惑ってます!
イライジャ・ウッド(の声)目当てで観に行ったことは内緒です。
恐ろしく風刺が効いてるのにとても笑ってしまえる、すんごくよくできた作品!
キャリー・アン・モスの正しい起用のされ方も嬉しい。
「お願いだからもうつきあっちゃって!」と観ている間そればかり考えてました(恥。
イーストウッドならではの、「善悪の彼岸」映画。
善し悪しや思想を別にして、そういう時代だったということを描くための「天皇陛下万歳!」を渡辺謙に叫ばせたイーストウッド大将はほんとすごい。それを叫ばせてお>>続きを読む
原作ファンです。
いわゆる「解釈の違い」以前の問題が発生していて、「えっと、そもそも何で『ゲド戦記』を映画化しようと思ったのかな?」と小一時間問い詰めたくなる作品です。
「ファンタジーは現実を描いてないから好きじゃない」という方がもしいたら、本作を観て欲しい。
ギレルモ・デル・トロ監督のまなざしがひたすら優しい、残酷な「真実」を描いた映画です。
「何で今頃」と言われただろうに、まずはよく作ってくれたと思います。ゴジ監督がなかなか作らなかったかららしいんだけど。
ただ、最後が…同朋意識ゆえなのか、ちょっと感傷的になっちゃったよね。それまではほん>>続きを読む
ジョイ・ディヴィジョンの、イアン・カーティスの映画と聴いたら、公開中に知ったら、そりゃ行くでしょ。
役者が良かったなあ。