息子と二人で暮らす母が、とある出来事をきっかけにかつての居住地に戻り、そこで様々な人々と交流する、というお話。
面白いのが、主人公も含めて登場人物がほとんど女性である、ということ。身体は男の人であっ>>続きを読む
意外にも、これがキング牧師について初めての映画らしい。権利関係が色々と難しいことになっているらしく、監督は結構無理くり映画化にこぎ着けたらしいけど、これは映画化するべき題材だよなぁ。
『ジャンゴ 繋>>続きを読む
塀を挟んで隣同士に住む恋人。婚約まで交わす仲だが、お互いの家族の仲が悪いおかげで様々なハプニングが起きる…というお話。
『酋長』『マイホーム』と観てきて、やたらダイナミックな動きするなぁとは思ってい>>続きを読む
結婚祝いに新居をプレゼントされるキートン夫妻だったが、何故かその家はIKEAのような組み立て式だった…というお話。
当然(?)マトモな家が出来上がるわけはなく、そこでハチャメチャが巻き起こるわけだけ>>続きを読む
白人に住んでいる地の退去を命じられたインディアン達は、それに対抗すべく自分たちの地に最初に足を踏み入れた白人を殺そう、と待ち構える。そこにバスター・キートン演じる蝶々の蒐集家がフラリと入り込んでしまう>>続きを読む
潜入、女の園!な007シリーズ13作目。
『ユア・アイズ・オンリー』のレビューでも触れたけど、ジョン・グレンに監督が交代してからアクションが面白くなっててそれだけでも満足出来る。初っ端から飛行機でブ>>続きを読む
人知を越えて進化しきった知能とはどうなるのか?というテーマの映画は同じ年『her』と『lucy』があったけど、これはその中でも最も反応に困る映画だった。なんというか、無味無臭といった感じ。
意識をコ>>続きを読む
伝統あるチアリーディング部の部長を受け継いだ主人公だったが、その部はある問題を抱えており…というお話。
ペイトン・リード監督が『アントマン』をやるってことでなんとなく予習のため鑑賞。
頂点からの挫>>続きを読む
『羊たちの沈黙』から続くハンニバル・レクター博士シリーズの3作目。今回はクラリス捜査官ではなく、エドワード・ノートン演じるグレアム刑事が主人公。
時系列的には『羊たち~』より前に当たり、捕まりたてだ>>続きを読む
お金さえ払えば、アウトローな人々も手段を選ばず弁護するはぐれ弁護士のお話。
物語としてはヤバイ犯人が出てきたりとかとんでもない殺人が起きたりするわけではないんだけど、ずばりマコノヒーの演技でグイグイ>>続きを読む
何故か映画監督という人種は歳をとればとるほどギラついてくる傾向にあるらしい。今年もすでにリドリー・スコット爺の『エクソダス』という気が狂った映画を観たばかりだったが、齢70のジョージ・ミラー御大が産み>>続きを読む
またまた何があった!?な3作目。
シリーズでこれだけ未見だったんだけど、今までの乾いた雰囲気から一変して、だいぶ真っ当な近未来SFに近づいたなぁという印象。ドームの原動力が豚のウンコから出るメタンガ>>続きを読む
いきなり何があった!?と言いたくなるようなシリーズ2作目。
前作がいっぱしの警官の復讐劇にすぎなかったのに対し、今作ではモヒカン・肩パッド・ボンテージのいかれポンチがヒャッハーと君臨する謎の荒廃した>>続きを読む
メル・ギブソン&ジョージ・ミラーの出世作でお馴染みな映画。
割とバイオレンス描写は控えめで、ちょっとした演出でそれがあったと匂わせる程度なんだけど、其処も含めて過剰に飾り立てない演出がクール。予算が>>続きを読む
一人の男が、自らが体験したある恐ろしい体験を語るというお話。
映画の殆どが男の回想という形で進んでいくんだけど、まず目を引くのが高さや奥行きなんかが完全に無視されたグニャグニャ歪んだセット。明らかに>>続きを読む
クリスマス・アクションと言えば『ダイ・ハード』だと思っていたけど、これもクリスマスが舞台だったんだなぁ。クリスマスソングをバックに女の人が自殺するオープニングだったり、過去のトラウマから常に自殺願望を>>続きを読む
ムーアボンド、まさかの真面目路線!なシリーズ12作目。
監督がかつてのシリーズを担当していたガイ・ハミルトンとルイス・ギルバートから新顔のジョン・グレンに変更になってどうなるかと思ったら、今まではど>>続きを読む
フロリダの街を舞台に、キューバ危機に揺れる大人たち、そんな街にやってきた「B級ホラー4D映画」の監督、そして恋する少年少女達が入り乱れててんやわんや、というお話。
現実の問題であるキューバ危機と、映>>続きを読む
とある街で少女誘拐事件が頻発するようになる。警察が警備を強化するも犯人は捕まらず、犯罪組織の人達もこう警備が厳しいとやってられんとその誘拐犯を探し出す…というお話。
トーキー最初期の映画だけあって、>>続きを読む
伝統を重んじる厳格な学校に、かつての卒業生が英語の教師として赴任して来る。掟破りの授業をする先生に次第に生徒たちの意識も変化していく…というお話。
下手すると説教クサくなりそうな題材だけど、そこは流>>続きを読む
戦争映画を撮っていたはずが、いつの間にか本物の戦場に…というお話。
『ズーランダー』のような強烈なエンタメ批判が面白い。自分勝手過ぎるプロデューサーやアカデミー賞に対する鋭い切り込みなんかはだいぶ深>>続きを読む
世界最古のSF映画とか113年前にも映画が作られていたとかなんとか、そういった事実だけでなんか胸躍るけど、物語としても割としっかりしていて面白い。科学考証は超適当なので、SFというよりはファンタジーも>>続きを読む
アメリカで逮捕した日本人の男を日本へ送還するも逃げられてしまい、遠く離れた大阪の地で捜査をすることになってしまう、というお話。
舞台となるのは大阪の街なんだけど、そこは『ブレードランナー』のリドリー>>続きを読む
偶然日本に流れ着いてしまったニューオリンズの青年3人との出会いをきっかけに、駿河のお城でジャズが大流行、というお話。
『ジャズ大名』というタイトルからしてなんじゃそりゃという感じだけど、中身もかなり>>続きを読む
「人口調節審議会」と名乗る組織によって無作為に選ばれ、次々と送り込まれる刺客と戦うハメになってしまう大学教授のお話。
オイオイ大丈夫か!と言いたくなってしまうようなキワドイ描写が最早清々しい。刺客達>>続きを読む
『わたしを愛したスパイ』でようやく普通の軌道に戻りかけた007シリーズが、またもやあらぬ方向へコースアウトしてしまった007シリーズ11作目。
なんたって、今回のボンドは宇宙へ行く!
70年代後半と>>続きを読む
大作路線復活!な007シリーズ記念すべき10作目。
ムーアボンドだと3作目になる今作、こう言っちゃなんだけどようやくまともな作品がきた!という感じがした。思い切りイギリス国旗が描かれたパラシュートで>>続きを読む
サム・ライミの西部劇。
渋いんだけど、どこかおバカな雰囲気が面白い。銃で撃たれて文字通り風穴が開いたり、町を支配する男・ジーン・ハックマンが暗闇に浮かび上がってウハハハと笑ったりと、良くも悪くも演出>>続きを読む
ギャングに夫を誘拐された妻が、更に弁護士の妻を誘拐して無理やり夫を救ってもらおうとする…というお話。
話の入り口がなにやら混み合っているけど、ストーリー自体は誘拐した側、された側の奇妙な友情を描いた>>続きを読む
脱獄囚3人組が、ダムに沈みかけている「お宝」を手に入れるべく旅をする…というお話。
もちろんすんなりお宝が手に入りましたというわけにもいかず、旅の道中で様々な人に出会うわけなんだけど、その人々が揃い>>続きを読む
葛飾北斎とその娘・お栄と、それを取り巻く江戸時代の様子を描いた映画。
原作がそうなのかは分からないけど、エピソードの一つ一つがぶつ切りで長編映画というよりは短編集のような感じ。演出もとても淡々として>>続きを読む
突然巨大迷路の中に放り出されてさぁ大変、というお話。
最初から三部作で作るということは聞いていたのでその分ゆったり進むのかと思っていたら、ファーストシーンからいきなり迷路にぶち込まれるシーンで、その>>続きを読む
世にも不思議な「戦争日常映画」。
舞台は朝鮮戦争中の移動軍事医療施設なんだけど、緊迫した感じはほとんどなくて、映画の大半はそこの医師達のゆる〜いおふざけで構成されている。女上司の情事を覗き見したり、>>続きを読む
エレガントだけど怒りっぽいテレンス・スタンプ、気丈だけど実はある秘密を抱えているヒューゴ・ウィービング、とにかく明るくてやかましいガイ・ピアース、こんな三人のオカマちゃん達が、コンテストに出場するため>>続きを読む
おとぼけ路線真っしぐら!な007シリーズ9作目。
まず驚くのが、悪役の俳優がクリストファー・リーってこと。ショーン・コネリー以来、ようやく近年の映画でも良く見かける人が出てきてくれてなんかそれだけで>>続きを読む
ロジャー・ムーアボンド登場!な007シリーズ8作目。
初っ端から怪しげな儀式シーンで始まる今作、ブードゥー教とかタロット占いとか、今までに無かったオカルト要素が絡んでくるのが特徴的。従来のイメージか>>続きを読む