MountainMoviesさんの映画レビュー・感想・評価

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

テーマは単純だ、いつの時代だって同じ答えにたどり着くのにその答えにたどり着くために色々な方法を試してみることとたった一手でたどり着くことは1kgと1000gくらい違う。
同じか。
どっちでもいいけどそ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

「君たちはどう生きるか」からタイトルを借りた自伝的映画なのだとしたら、きっとこの作品は宮崎駿から社会への問いかけのつもりで制作された作品なんだろう。そのことだけは理解した、あとは取り留めもなくぼんやり>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

この映画の中毒性は凄まじい!単純なストーリーで3時間もあるのにも関わらずもう一度見たくなる。この映画を摂取すれば誰でも無敵になれるのでみんな定期的に見た方がいい。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.0

詩を書くのが好きな青年がブルース・スプリングスティーンに憧れ夢に挑戦する話。それ以上でも以下でもない。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

キュートさが毒々しさでぐちゃぐちゃにされていく、こうゆう作品大好き。もっとやれ。

旅愁(1950年製作の映画)

3.4

これも名画で50年代でラブストーリー。だけど初っ端からジョークが冴えているし、2人がとても可愛らしいので楽しんで鑑賞できた。ジョークもだが、所々名言もある「相手を傷つけない君の接し方が好きだ」という台>>続きを読む

望郷(1937年製作の映画)

3.3

ここ最近名画と呼ばれる作品を見ている。見続けているとこの頃の作品には異国に対する憧れと、恋人とを重ねている作品が多いことに気がつく。
この映画もそのようなラブストーリーで、彼女はカスバのような魅惑的な
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終着駅(1953年製作の映画)

2.0

2人の別れがずーっと描かれているが、汽車に乗ることを決めた彼女の気持ちが固いことは映画冒頭から明白すぎるし、汽車に乗り遅れやしないかというハラハラ感から何度も何度も別れを惜しむシーンの間の悪さに途中舌>>続きを読む

(1949年製作の映画)

3.8

古い作品ながらいいものを見た。1夜の1つの出来事を上映時間も短いが凄くドラマチックに描いている。試合シーンをそのまま流している事に感心した。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.5

全部の選択を間違えてしまうんだなケーンは。。愛とは何かのひとつの答えがこの映画を見るとわかる。

ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.3

めちゃくちゃ(笑)
ずーっとドラッグ漬け、2人が一緒にいる理由もなんでホテルで酩酊状態になっているのかも、出てくる全てがもはや映画のストーリーに何の意味も持たないほどめちゃくちゃ。
見ているとシラフの
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

音が良かった。冒頭チンパンくんが白人少女をボッコボコにするシーンから始まるのでなんか相当白人テレビ業界界隈に怨みがあるんかいな。。と思って見てたが、黒人差別の呪いというか見世物にされる対象からの呪い?>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

終始ミュージックビデオのように事柄を深く映さず、良い音楽とともに映画が進んでいく。
良いことも悪いこともごちゃ混ぜになっていく。

人は一日に3万回選択をしていると聞いたことがある。
その選択はもちろ
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.5

エモい。エモいとは、誰もが思い浮かべる青春のワンシーンに実際に出くわした時に出てくる言葉で、そういった意味でエモい場面が沢山ある映画だった。エモいはノスタルジィにとても近い言葉だと思う。
ショッピング
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.8

凄い映画だった…。正義感で他人にカメラを向け続ける由宇子に思いもよらず自分の正義で自分を抉ってくる状況が凄かった。印象的な台詞が多々あった。私は光を当てることしかできませんからと言うセリフ、どっちの側>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.8

俳優の名前も知らず内容も下調べせず誰にも感情移入しないでただただ戦闘シーンだけを楽しんだ、変に音楽に合わせて進まないことに好感が持てた。終わりの方警察とマフィアと弟と殺し屋とあとほかにも誰かいなかった>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

2転3転とても楽しく見られたぜ、、。
この映画は夜に見るのがいい、さらに言えば繁華街にある映画館で見るべきだ。
華やかさの余韻に浸れるしそしてそれがなんのために華やかにされてるかこの映画を見た後だと改
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

カップルあるあるすぎる😭
私も花の名前を教えたけれど奴は思い出すんだろうか。これもあるあるだったのか。
こっちのきゅんポイントをめちゃくちゃついてくる映画だった。本棚にAKIRAがなくちゃはじまらない
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

こうゆう話はタブーとされがちだけれど、きちんと全国上映の作品にした所が凄い、「そんな理由で自分で自分を納得させられるんですか」という台詞が残る、真実は嘘よりも人を傷つけてしまうが、真実を伝えようと努力>>続きを読む

攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

4.0

攻殻機動隊は毎回近未来を舞台に現代社会のアンチテーゼを描く所に惹かれる。
今回も暴走する正義感やポストヒューマン、1984など新たな題材を投下し物語が進む、毎回トグサだけはぐれてトグサがきっかけになっ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

恋をすると自分と他人の境目が曖昧になる、相手が好きなものを好きになったり、相手ならどう思うか、相手の視点から世界を見る。目玉や脳みその一部が相手と同期する。

それが行き過ぎるとテルコのように自分のこ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.0

コメディ、家族らしい光景をそんなものとは無縁に育て上げられた彼女たちが繰り広げちゃっているという矛盾が面白かった

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

彼女の妄想か現実かみたいな鬱展開ではないストーリーがある意味良かった。でも最後にまた一展開あり最後までハラハラさせられてしまった。無意識に支配する人間の恐怖を味わった。。。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

思い込みがどんどん膨れ上がり狂気じみてくトラヴィスの姿が自分の姿と重なる部分もあり怖くなった。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

かっこいいしサスペンスとして面白いんだけど聖書をわざわざ持ち出してきて連続殺人をし続ける理由とそれに家族を巻き込む理由が薄くなんとなくそのほうが映画になるからってだけなのだろうなと思った

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

笑った!いわゆる一軍の人達って損得考えず素直にコミュニケーションしてくれるからか、だから意外と良い奴!みたいになるのかな。HAPPYボーイ!
コミュニケーションのとり方に自分を肯定するための複雑な言い
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

こどもに向けられて作られた映画には往々にして大人から子供へのメッセージが含まれている。
この映画はそのメッセージを説教臭くなく子どもたちにまるごと託しているところが素晴らしい。

ケンとチャコがあの時
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

ありのままでいて欲しいと願うそれが愛だと思う。お父さんの一言で涙腺崩壊した。ポールみたいにすなおな馬鹿でいれたらって思う

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.5

全員が全員自分勝手で全くまとまりがなくて面白かった、全部思惑とずれてく。
あの女の子が気を利かせたつもりで買ってきた色んなものたちと井上順が良かった。

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.0

原作がある場合は、それがそもそも自分に向いてない場合もあるからどこに感想を持てばいいのか悩む。
だとしてもこの映画の学芸会になってしまってる感じ(この映画気に入ってる人には申し訳ない)は原作ではなく監
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博士と狂人(2018年製作の映画)

3.8

辞書をつくるため彼らは慎重に言葉を定義していくけれど、いくら吟味したってその時辞書に記した文書以外その言葉から意味が漏れ出ていってしまう。
それは言葉の性質上仕方がないことで、決定したら決別しなきゃな
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

運命論みたいなものを考える時、自らの意思で自由に運命を掴み取りに行ってる感覚と、逆にあっちが勝手に決めてしまっててどうにもあらがえない感覚とがあってっていう、そんなことを思った。さらに雑に感想を言えば>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.5

授業っていつサボるタイミングあるん?夜勝手に出かけるタイミングっていつですか?
誰もが知ってる廃墟の秘密基地ってどこにあるんです?モデルの後輩ってどこにいるんですか?
私はいまだに夜とは仲良くなれない
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.5

死ぬ前に伝えたいことの波にのまれる怒涛の3時間、もちろんわたしは全部は受け止められないけど多分劇中の台詞がフラッシュバックする時が必ず来る

来る(2018年製作の映画)

4.0

想像できる普通の日常の場面から始まっているのに、いつの間にか想像だにしない非日常の壮大なお祓いの場面に巻き込まれてる、その状況に何の違和感もなくワクワクしながら入り込んでる自分がウケた興奮した

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