ruiさんの映画レビュー・感想・評価

rui

rui

映画(63)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

大事なあの人の何かになりたかった、何でもいいから視界に入りたかった、一挙一動さえも穴が開くほど見つめていたかった
交わらない、一方通行の視線はどこか心臓に刺さって痛かった

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.1

あの日、迷子になった人の中で何を憎めばいいのか分からないまま、寄り添いあった3人。まるで家族のように笑った。
生きていていいと言われたから、生きていて欲しかった ただそれで良かった。

何が正解だった
>>続きを読む

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.8

ふとした日常の延長で目が覚めたら知らない島に立っていた。その島の名は「階段島」。
一見ミステリー、なのに美しさが勝る。

約束をして、守れなくても良いから。それが私の生きる光になるから。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

現実はやり直せない、けれど「U」でなら、やり直せる。夢のような世界で彼女は確かに勇気をもらった。

その言葉ひとつだけでも貰えたら、生きていける気がするのに。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.9

暇を持て余して刺激を求めていた誰にでも感じたことがあるあの頃。何となく集まって何となく一緒にいたあの人達。それでも一緒にいた夏は頭がおかしくなるくらい楽しかった。
例えそれが一瞬の出来事で、もう2度と
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

戻りたい時間がある、帰りたい過去はきっと誰にでもある。これから先に訪れる悲しい別れには出会いたくない。過去の中で生きていきたい。ずっとそう思ってきた。
でもきっと訪れる素敵な未来に会うために歩こう、時
>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

ふとしたきっかけでリリーはもう一度現れて、そして今度こそアイナーは消えた。2人分を抱えて生きたからリリーは結局、どこへも行けなかった。
彼女の生きた世界はあの絵の中だけだった。
それでも、それが真実で
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

戦後最大の未解決事件。その事件に使われた、ただの子供の、ただの声のテープ。
ただそれだけのものが罪になる。
まるで「幸せになってはいけない」とその声で自分自身に囁くように。
怒りと哀しみと絶望と守りた
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.7

女とか、男とか、正しいとか、正しくないとか、嫉妬とか、羨望とか。
何を手に取れば何を捨てれば、あの眩しい場所に行けたんだろう。
「お母さん」と言われた時、彼女は笑った。あの映画の中で、たった一度だけ。
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.8

息をすること以外、何も知らなかった彼女に言葉を所作を感情を「愛してる」を教えたあの人。
何年経っても面影は消えなくて何度も何度も思い出す。次は彼女が、伝える番ね、
愛しい愛しいあの子達へ、どうか優しい
>>続きを読む

プラド美術館 驚異のコレクション(2019年製作の映画)

4.7

スペイン王室が愛した美の至宝を詰め込んだ究極の宝箱、プラド美術館。
芸術はどこまでも無限で、誰にでも開かれている。見る人によっては現実であり、白昼夢であり、悪夢でもある。
生きる意味を思い出した。

囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather(2020年製作の映画)

4.7

知りすぎた事情、なるべくして足を踏み入れた世界、人を好きになる孤独。
雨が降り続いたらきっと世界に2人だけ、閉じ込められたみたいに生きていけたのに。誰の目にも触れず、ただただ自由に。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

咲き乱れる花の色、新緑の緑、服の白や青、飛び散る血の赤。
90年に一度の祝祭 美しい桃源郷で行われるどこか妙なしきたり、出来事、事象。
どこまでも綺麗で恐ろしくて緩やかに精神が崩れていく感覚がした。圧
>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.7

私の前で、傍で、隣で歩いてくれてありがとう。今が見えなくても、「未来のはなし」をしましょう。
眠れない夜の隙間に、少しだけ涙溢しても。

大好きです、彼と彼女達が流せない分泣きました。

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.6

人も、街も移ろい動いて。今のままじゃいられないことはネコ達も分かってたんだ。
もう本当に最高。人物、映像全てが美しくて、目が離せなくて、引き込まれる。

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.8

毒と堕落とセックスと。
街中で目に入ったグラフィティーアートは何も意味がなかった。最高。
あといつも何か食べてる加瀬君最強に可愛い。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.3

初夏の徐々に濃くなっていく群青の空。
さあ、恋を始めようか。

海獣の子供(2018年製作の映画)

5.0

命の連鎖、生命の祭り。
きっと海を見る度に、あの子達を思い出す。
これは海に魅せられた人間の物語。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.5

ドキドキハラハラ、でもやっぱりこの3人は最高!
最低で最高で美しくて過激なコンゲーム、コンフィデンスマンの世界へ、ようこそ。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

ひと夏の出来事。大人になってもう手に入らないあの頃の夏休み、何が起こるかいつもワクワクしてた。
あとあれだな、おっぱいが好きなのがよく分かった。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

ああ、愛しいなぁって思った。
人生はまだまだ長いかもしれないけどただ幸せであって欲しいなぁと願います。
山崎まさよしは沁みるなぁ(笑)

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.7

何が正解で、どうしたら良かったのか。
3枚の看板に書かれた想い。
いつか、救われる日が来ればいい。

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

仮面舞踏会にやってきたのは魅力的な登場人物達。
最初から最後まで楽しんで観れました。
「お気をつけて、行ってらっしゃいませ。」

帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

ただ面白いだけではなかった。
帝一の揺るがない自分の國を作りたい理由。私もそれを願おう。

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.3

長い長い年月を生き続ける「別れの一族」のほんの一瞬、一緒に過ごした大切な者の話。行こう、別れに出逢うために。

累 かさね(2018年製作の映画)

4.2

ヒロイン2人の圧倒的存在感……累の劣等感の感情か恐怖か分からなくて目が終わりまで離さなかった、、
心を揺さぶる、感情の渦に巻き込まれる映画。

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.3

あなたの優しさには容赦がありませんでした。
この文がとても好きでとてもしっくりくるようなそんな美しくて哀しい話だった。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

不意に記憶の底から出てくる景色、感情、忘れたはずの大切な人の顔。
人生は十人十色、素敵な映画でした

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.3

キャラクター一人一人が本当に可愛くて面白くて愛おしくて。ほのぼのした2時間でした、

トリガール!(2017年製作の映画)

4.2

最高に面白かった。
地上でしか生きられない私達が、手の届かない空になぜ憧れるのか
理由なんてなくてもただ飛びたい人達の最高の青春だと思う。

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.3

She still paints every day.
胸糞悪くて千切れそうだったけど最後まで観てよかった。
守るものがあるものはこんなにも苦しくなくちゃいけないのか、それでも彼女達がいつまでも幸せで
>>続きを読む

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.4

ただひたすら美しい
映像、人物共に全てが美しさの暴力を振るってくる。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.7

3人の女性の戦う物語。
1番動けない時代の先駆者として、本当に感動した すごい好き

>|