映画レビューブログ「カゲヒナタのレビュー」の管理人。
映画にツッコミを入れることが大好き。都内在住。
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『アイアムアヒーロー』に並ぶゾンビ映画の最高傑作を観てしまった…散りばめられたパズルのピースがピッタリと次々にハマって行くことに感動。試写会上でドッカンドッカン笑いが起こった最高のコメディでもある!>>続きを読む
18館のみで公開という小規模公開であることがもったいなさすぎる、マンガを原作とした実写映画として、青春映画としての大傑作。『ちはやふる -結び-』と共通点が多く、その魅力はほぼ表裏一体、前者は“陰”で>>続きを読む
クボッ……!(泣きすぎて語彙力低下)クボォ……?(観るたびに感動が増すってどういうことなの)クボッ……!(3回目にしてオールタイムベスト3位に)クボッ……!(イオンシネマ調布のULTIRA上映の後には>>続きを読む
世間の絶賛に乗れなかった…。いきなり戦場に招待してくれるため、登場人物の背景がわかりづらく(それも意図的なものなのですが)、感情移入できず。音響と音楽が素晴らしいけど、ずっと鳴っているのでメリハリのな>>続きを読む
9.11をエレベーター内だけで、つまり現実の歴史的大事件を『ソウ』や『フォーン・ブース』のようなソリッドシチュエーションで表現した映画です。
エレベーターに閉じ込められる5人のキャラクターは、鼻持ち>>続きを読む
めちゃくちゃいい映画じゃないか…!突然父になった男と、彼の親友のゲイの男性が「男手ふたつ」で女の子を育てる。『チョコレートドーナツ』や『永い言い訳』のような子育てものが好きな人は絶対に気に入る。笑って>>続きを読む
今年のワースト候補。
1つだけどうしても訴えたいのは、アダム・ウィンガード監督は普段こんなダメ映画を撮ってるお方じゃないということ。サイコパス筋肉イケメン殺人鬼のホラー『ザ・ゲスト』や、一家まるごと>>続きを読む
最っ高に面白かった!エレベーターの中で全裸で目覚めてタイムループに巻き込まれるというイロモノっぽいあらすじなのに、あらゆる要素が絡み合う伏線回収が見事。結婚を描いた映画としても感動的!
コメディだけ>>続きを読む
めっっっっちゃ面白い!誰が観ても面白いレベルで面白い!2017年でも衰えのないギミック満載のジャッキーアクション!子どもから大人まで徹頭徹尾楽しいこと間違い無し!「こういうのでいいんだよ」なバディもの>>続きを読む
『新感染 ファイナル・エクスプレス』、『ハルチカ』と『レゴバットマン ザ・ムービー』に続き、またオールタイム・ベスト級の超大傑作来ちゃった……!
5回も泣いた。アイデアの面白さと練りに練られた脚本。>>続きを読む
ポスターを見てくださいよ。ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッターの人)をボート代わりにして無人島を脱出するという画なんですよ。しかも動力はオナラ。あたまおかしいと思うでしょ。大丈夫、本編はもっとあたま>>続きを読む
災害映画を、
とことん実直に、
ただただ最高の素材と、
ただただ最高の技術で作り上げた!
というド直球な内容!
昨今は『オデッセイ』や『ザ・ブリザード』などいい意味で変化球気味の災害映画が多かったけ>>続きを読む
『レゴバットマン ザ・ムービー』字幕版を鑑賞。
『LEGO ムービー』に大感動してから3年、その前作と同等かそれ以上の前評判の高さ、これほどまでに公開を楽しみにしていた映画はほかになかった!
そし>>続きを読む
大好き!前作が「俺たち刹那的に生きてやるぜウェーイwwwwなんとかしようと思ったけどやっぱりダメ人生だぜチクショーwwww」な作品なら、今回は「俺たち中年になっても何やってんだろ……」なのでこっちのほ>>続きを読む
歴史的大事件を描いているのに極めてパーソナルな作風。価値観や哲学的な「理由」を求める作品であり、今のアメリカ社会にも通ずる。単純なエンタメ作品ではないけど、製作のダーレン・アロノフスキー監督作品が好き>>続きを読む
はっきり言ってめちゃくちゃクセの強い作品!だけど「ここはこうなんだ!」「いやこうだ!」と議論のしがいがある内容で、もう一度観たくなる。監督の強い作家性と「俺はこの展開がやりたいんだ!」という熱が伝わる>>続きを読む
あのねー!『きんぐこんぐ どくろとうのきょしん』っていうえいがをししゃかいでみたんだけど、めっちゃくちゃこわくてこんぐがでかくてつよくてさいきょうでさいこうだったの!
みんなもみるとしょうがくせいにも>>続きを読む
これは傑作!そしてネタバレ厳禁案件である!試写終了後に「これはネタバレしないでください」旨の用紙が配られたんだけどそりゃそうだ!『貞子VS伽倻子』レベルの超弩級のヤツが待ってたよ!
他の方のレビューを>>続きを読む
とっても控えめに言って、100点満点で8000億点、大傑作中の大傑作、2016年豊作揃いだった邦画のさらにその上をいく存在、音楽映画としても青春映画としても完璧。「素晴らしい映画を観た」と高揚感でいっ>>続きを読む
はっ腹が笑いすぎて痛え!「死んだCIAエージェントの脳を囚人に移植する」と聞いて、もしかして、私たち、入れ替わってる~!?的な話かと思いきやケビン・コスナーがドクズに扮して暴走の限りを尽くす!でもその>>続きを読む
これはめっちゃおもしろかった!『キングスマン』で若きスパイを演じたタロン・エガートンが遠視用眼鏡をかけた純朴な青年を、我らがヒュー・ジャックマン様がツンデレなコーチを演じているのがたまらん。ビデオスル>>続きを読む
あの『セッション』の監督が一転して楽しいミュージカル映画を手がけた!と思ったらやっぱり『セッション』の監督らしさが出まくっている!
それでいて「みんな俺がジャズ嫌いとか思っているかもしれないけど、違う>>続きを読む
いい意味で地味ながらとてもいい映画ですねえ。年をとったのか、こういう大きな事件が何も起きないけど、登場人物の内面が変化していくことがわかるという内容にとても弱い。
ジェイク・ギレンホールが3回鏡の前に>>続きを読む
まず言っておくと、本作に「ジョブズの一生を追う」という「伝記もの」を期待すると確実に裏切られます。
本作で描かれるのは、ジョブズの人生のほんの一側面、それもほぼ友情と家族の問題のみなのですから。
そ>>続きを読む
「火星でひとり鉄腕DASH」という意見が多かったけど、個人的には「ゴージャスすぎる『アポロ13』」という印象。誰しもがたったひとりの命のために尽力する、それがいかに感動的なことか。生きる力が湧きます。>>続きを読む
ジョニデ様が過去最高に怖い。「ジョニデの脅し3連コンボ」は下手なホラー映画よりも怖いでしょう! 主人公の神経質な性格をしっかりと見せる脚本も秀逸。役者のファンは必見です。
また、クズの香りを漂わせるジ>>続きを読む
いや〜こいつぁ最高ですね。
何がって4DX専用の映画であり、その機能を完全に使い切っていることです。
<4DXの効果>
(1)座席が動く
(2)雨が降る
(3)ミストがブシャッ
(4)エアーがプシ>>続きを読む
これはおもしろかった!マイルズ・テーラーは『セッション』のドクズから一変、普通にダサい(笑)。そして第一印象が最低の相手と無理やり過ごすことになるプロットがいい。クスクス笑えるちょっと「痛め」の良質ラ>>続きを読む
すげえ!「観客を強制収容所に放り込む」という作品で、没入感は『バードマン』にも似ている。ゲームの『バイオハザード4』みたいにカメラが主人公の後方に回り込んむのも効果的。リアルな地獄を体験できる極上の作>>続きを読む
『白鯨との闘い』実話を『白鯨』の作者が聞き、なぜ小説にしようかと思ったのか?という謎がミステリーになっている。監督の過去作『ラッシュ』も彷彿とさせ、同じく漂流映画『ライフ・オブ・パイ』にも匹敵する深さ>>続きを読む
お前ら!ロッキー観たことないとかボクシングに興味ないとか言っている場合じゃないぞ!『マッドマックス4』に並ぶ伝説映画だぞ!ていうか『マッドマックス4』っぽいシーンがあったぞ!音楽も最高!観ろよ!
本作の監督はグザヴィエ・ドランという、まだ26歳の超・俊英です。
自分は監督の過去作(『マイ・マザー』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』)を観ておらず、今回が初ドランだったわけですが、>>続きを読む
食人族がダイレクトにもしゃもしゃと人間(生)を食らうゴージャス☆なホラー・コメディでした。
食人族を演じているのは、実際に現地で生活している少数民族“カラナヤク族”の方々。本作の撮影前にみんなが『食>>続きを読む
前知識まったくなかったけどすげーおもしろかった!はじめにちょっとだけアクション→最低限の人物描写→後の1時間以上ずっとアクション!ヒャッハー!は『マッドマックス4』にも通ずる。
「敵にも負けられない理>>続きを読む
落とし所は大納得できる完結編でした。独裁政権を落とすだけで平和が訪れるか?というところに切り込んでいるのがおもしろい。革命にはどうしても犠牲がともなうよね・・・。ただクライマックスに至るまでは突っ込み>>続きを読む
戦いに否定的な主人公にしたのは冒険だったと思うけど、葛藤の描きかたがうまくないうえに、熱い展開につながっていかないのは残念。ファンであるほど納得いかないかも。日常の描写はよかった。