ヒラッツカリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.9

配役がとても良い。
原作読んだことあり、アニメも見たことあります。
だからこそ、原作ありきの実写化というのは不安があるのです(特にバトル系)
大泉洋のくたびれ感がいい!あの店長感が出てる。
脇を固める
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

権力を手にすると、遠い地で起こっていることすら朧げで。
それでも突き進むしか無いのか。。
悲劇が起こっているのに、男はただ淡々と業務をこなし家に帰れば1人の父親、大黒柱として「良き父」でいる。
それは
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.9



正直期待はそこそこでした。
ブリーラーソンって、そんなじゃないですか。
どちゃくそ綺麗でないと思っていたし。イメージは「ルーム」の母親役なので、大丈夫かなぁ、、、という気持ちが正直強くて。キャプテ
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.9

マッツミケルセンの血まみれ具合。


マッツミケルセンの眼帯。


マッツミケルセンの先生具合。


マッツミケルセンの肉弾戦。


マッツミケルセンのウォーリアー度。


"軍隊"と呼ばれるあのマシ
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

4.2



グズでニートで童貞の六子が映画になって帰ってくる。

僕はおそ松クラスタ、否、松野家クラスタである。地上シーズン1、2共に全話二回はループしてみている。「お仕事体験」なるドラマCDもレンタルして聞
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

監督が撮りたかった、表現したかった物が顕著に表れている今作。

黒人が白人主義団体に"白人主義"として、電話して認められて別の男を送り込んで内情を探る、といういかにも!な題材で。
差別に対して少なから
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

何故、こんなにも不愉快で気味悪く無様で嫌気がさすのに、美しく、且つ少なからず清々しく思えるのは何故なんでしょうか。

中毒性がある。だから見てしまう。

今後、この作品以上の言い様のない物は出来ないだ
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

4.0

感想。

昔からのファンのための、
名曲ぶっ込みまくりの
これぞシティーハンター!な映画。

そして、getwildの為の映画。
さいっこう。

運び屋(2018年製作の映画)

4.3


「片手にトランペット、肩にはサックス、もう片手はピアノ」器用。


長年やってきた花畑を時代の移り変わりで手放す事を余儀なくされた年老いた男(アール)は、仕事第一で生きてきた為、家族をないがしろにし
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

72分間ノンストップ。カメラがその場の一人になった様な。犯人から逃げ、隠れる。その中での激しい銃声。ウトヤ島の自然、逃げ惑う若者たちの息遣い、草木を踏み、走る物音が生々しい。
銃声が近づくにつれて勿論
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5


大いなる力には大い……


ああもう、聞き飽きたっての!
そう、そうなのよ。
こっちだって聞き飽きてんだよ。
何回言うのよ、大いなる力には大いなる責任が伴うって!そりゃあそうだろうけどよ!違う違う。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

シンプル且つ、スマートでストーリーもスッと入ってくる。扱っている内容が重めなのにスマートで、見終わった後の爽やかな感動は素晴らしい。

天才ピアニストのドクターの車中でのいつもの難しい顔、その無表情で
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.3

劇場版三部作がありました。それはテレビアニメを再構築し、ストーリーもシーンも少し加筆され"ああ、そうだそんなことあったな"、"え!?生きるの!?まじかよ!?"と伏線ちょーいちょい張りつつ終わり。
その
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

よくあるワンシチュエーションスリラーかと思いきや。見せ方(聞かせ方)が斬新でいつのまにか虜になり、主人公と同じように一喜一憂してしまっている自分がいた。
飲み物すらタイミングを見計らってしまったじゃな
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ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.5

あれ?面白かったよ?
点数低くね?
あれかな、少なからず芸術面で難しくしようとしてたからかしら?
それよりも気色の悪さが際立つ絵画が動き血が滲んだり"双亡亭壊すべし"の様に引きずり込んだりする描写を注
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

悪くないです、安定の出来です。がしかし。なんかあっさり終わりすぎて消化不良。キャストの良さ、ロケーションの良さが際立ってしまってる気が。。
福田組は"笑える"のが当たり前になっているし、個人的にですが
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.3

面白いんだろうけど、なんせ眠りかぶったり電話があったりやること多くてかなりのながら見してしまったので
ニュアンス面白かったくらいしか言えないのでまた時間がある時しっかりと見ますごめんなさい。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.0

韓国映画らしい、前半と後半の違いがゆっくりと着実に変わっていく展開。僕は好きです。
笑えつつ、ラストに向かうにつれて皆の心情が見えてきて最後は涙。素晴らしい。

悲惨な過去の出来事に立ち向かったドイツ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.1

拍手。
しまったなぁ。映画館で見たかったなぁ。
犯罪クライムドラマとしてやはりオーシャンズシリーズはトップクラスだと。
メットガラの豪華さと、メンバーのドレスアップ。拍手。心の中で拍手した。ここがピー
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

日本ってなんで、外国と違って政治に対して無頓着で敬遠したがるんだろうか。
考えてみると、親からの教育、学校での教育、周りの無関心っぷりでそういう考えになっているんだろうか。
もっと自分の暮らしに影響が
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

映像美がハンパない。
海中でのアクションもさることながら、
地上の戦い(ブラックマンタがまた良い!)良く感じました。
なにより、ジェイソンモモア。
カッコいいし、なんだろう、可愛いw
クリスプラットを
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.9

ベッキー似。


IQが高く、学力が同じ年代だと合わない為飛び級して18歳でハーバード大を卒業した彼女の"19歳"でのNY、年末のお話。

14歳そこそこで大学生で天才だったために周りから変人扱いされ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.2

ああもう、、、、
シャマラニアン、と世間(小さなコミュニティ)では言うんだろうけど、
これを待ってたんだ。と言うか、これこれこれぇ!と心の中でほくそ笑んだのは僕だけでは無いはず…
アンブレイカブル、
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

これはこれは、また。
この手の(息しちゃダメ、喋っちゃダメ、笑っちゃダメetc)サスペンスホラーは見てきてるので
「いやもうさすがにネタ切れ感あるし、どうせ対して面白くは…あれ?ああ、なるほど、ジョン
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.8

ずっと不快なんだけどさぁ。

ゲームの様な感覚で、

どうしても全シナリオ

見たくなるじゃあないの。

癖になる。

さすがブラックミラー。

不快で不穏で、人間の内側が見える感覚。

いいねぇ

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.0

あ、新作だ!
Amazonプライムにあがってる!見よう!

新年一発目。

ああ、なんか、もったいない。ヒロインが良い分、もっと内容もアクションも謎解きなんかもしっかりしていると引き込まれたのに。全く
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

なんと青春。されど青春。
息苦しくも、輝いていたあの頃。
言いたいことも言えないこんな世の中、ではないが、そんな年頃である。
微妙な間柄、空気感なんかすぐに察知してすぐなんのこっちゃなバリアを張ってし
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

回を増すごとにアクションが派手に、ランクが一つ上がっていくイーサンことトムクルーズ様。
おい、今幾つなんだよ…凄すぎんだろ…
ビルからビルに飛び移る時に骨が折れたり。バイク運転中に普通に車にひかれ横転
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

4.2

佐藤二郎さんは、ずるい。
悪ふざけしてるようで、監督の指示のもと、してるように演技をしているのだから。なのに、だから、佐藤二郎だから面白いんだもの。監督作=佐藤二郎とムロツヨシ。ムロさんはアクが強くて
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.8

これは前作、、と言えるのか、その続きのようで続きではない。
何故なら全くではないけども、"別の映画"のような気がした。
ロバート・マッコール、という人類の中で(言い過ぎかなぁ…)"最も優しく最も強い"
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.1


僕は、アントマンをヒーローと思えないでいる。
あんなに優しく朗らかで、仕事クビになっても立ち直り早いし、家族(娘)を大事にしていて、友人にも恵まれるようなコミュ力高めのコミカルおじさん。ヒーローにな
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.1

家族、親、子、そして途切れる事なく流れていくときの中で愛し愛されていく人達。

自分の話をしますw
もう30も半ばに差し掛かって、結婚しないといけない人もいるし、出産適齢期にも差し掛かっているわけで。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

小気味好いセリフ回しと
監督ならではの左右対称均等の取れた美しさ。パペットの滑らかな動き。
"犬"と"日本"。
不思議と合う。これが多分、ウェスアンダーソンの力なのかな。
また期間置いて二回も三回も見
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.3

夫婦のあり方、というか、
色んな家庭があっていいんだな、と思いました。榮倉奈々の立ち振る舞いがまた良かった。
がしかし。ぼかぁ…あれだねぇ。もっとこう展開を欲しがってしまってたんだよねぇ。仕事で疲れて
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サニー/32(2018年製作の映画)

3.5

支離滅裂で、何故ふつうの中学教師が覚醒して"サニー"となりえたのかが消化不良。。。よっぽど途中で出てきた門脇麦ちゃんの存在感の方がすごいと感じました。
まず、何故勘違いで誘拐されたのか。
すぐ居場所特
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.3

一種のパンク映画。
広告、ジャケットから来るイメージで見ていたら大きく裏切られる。
異世界の人物たちが個性的で。
ニコールキッドマンに見えるようで見えないし、少し無駄使い感が否めない。
ヘドウィグ〜み
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