良質なサスペンスだけど、セブンのようにもっと冷徹一辺倒でも良かった。
60年以上も前の映画。
あまりにも無鉄砲すぎる主人公に嫌悪感。
当時の若者はこの破天荒な生き方に憧れていたのでしょうか、、、。
大島渚監督作の怪談。
せきと豊次が不倫関係に陥るまで、そして2人が儀三郎を殺害するまで、それらの展開が呆気なく進んでしまうのが少々残念。
とはいえ、中盤以降の破滅して行く展開も目が離せず、井戸から引き>>続きを読む
あるお屋敷における、倒錯的な世界観が描かれており、その独特な雰囲気がとても良い。
純粋で冷酷な子供達の将来に期待を抱かせるとても興味深い作品だ。
狂気の外科医。フランケンシュタイン博士を軽く上回る、悍ましい縫合。
発想がぶっ飛びすぎる唯一無二の作品。
血と汚物に塗れた悲劇のストーリー。
グロ1色なので、鑑賞にはそれなりの覚悟が必要とされます。
造られたグロに免疫のある方には、最後まで目が離せない作品。
孤独、ストレス、異色。主人公の生い立ちを含めて、どこか切なさを感じる作品です。
前半はオカルト•サスペンスの雰囲気漂い、目が離せない展開。
後半は遊星からの物体X顔負けのグチャグチャ感で目が離せない展開。
全体を通じて色彩感が素晴らしく、特に緑と水、そして木霊が交差するトンネルの>>続きを読む
私的にはかなりしんどい作品。感動への寄せ方が不自然で辛い。
同じA24の作品なら、冷たさがとても美しい、エクス・マキナの方が断然良い。残念!
グロくて笑える、スプラッター・コメディ。
せめて解体の時はマスクしてほしい。
精神科医の精神が崩壊して行くストーリー。
幼少期の虐待がトラウマになって蘇るシーンの迫力はインパクト大。
とにかく難解、意味不明の小説を読んでいるかのよう。画面が暗めで、状況が良く分からんことも多いし。
なおウルトラマンシリーズのメンバーが何人か出演されているようだ。
テーマは宗教とエロス。
独特なカメラワークといい、不穏なサウンドといい、センセーショナルな作品です。
ただし後半は少々ダレ気味か。
全裸で百貨店内を逃げ惑い、銀座中央通りで胸をさらけ出す、路加奈子さんの迫真の演技は見ものです。
またいざという時のSEが円谷プロっぽい、この歯科医はxx星人なのかと、、、。
タイトルから察するとお>>続きを読む
夫の失踪が受け入れられない妻の寂しく辛い物語。
常に現れる夫の幻想と新たな恋人との三角関係が興味深く描かれている。
サスペンスかと思いきや、寂しげな空気がじわ〜っと残るヒューマンドラマ。
主人公の女性は、シャイニングのウェンディを彷彿させるインパクトあり。
想像以上にダークファンタジーな感触。
あっと驚く落ちがあったのだろうか、、、そのモヤモヤな感じが良いかも。
このレビューはネタバレを含みます
セリフはほぼ存在しない。
神々しく重厚なサウンドが、ひたすら薄く鳴り続ける。そして荒れ狂う風の音。
どうやら限界が近づきつつあることを暗示し、最後は暗黙の中、闇に包み込まれて行く。
相変わらずの美しい映像、やはりカメラワークが素晴らしい。
私のような素人には上手く表現出来ないが、セリフも音楽も決して無駄使いはせず、水や草木など自然界の様々な被写体と環境音を大切に扱うそのアートワ>>続きを読む
タルコフスキー監督の記憶の断片を映像化した作品らしい。
ストーリー的なものは今ひとつ明確ではないが、そんな事はどうでも良くなるような、美しい映像にただうっとり。
かなり難解な作品。
常に太鼓を離さず、ギョロッとした目が特徴の主人公オスカル。この風貌だけでも、ただならぬ雰囲気を醸し出している。
また海辺で打ち上げられる牛の頭、そして嘔吐、サーカスのフリークス達。>>続きを読む
冒頭と途中に挿入される、グロい映像の意図が不明。とても意味深なんだが、、、?
正にジュネ監督のあの世界観なんですが、子供騙しというか、工夫に乏しくほぼ楽しめない作品でした。いい意味で想定外の展開となれば良かったのですが、、、。残念。
かなりホラー寄りのサスペンス。
冒頭から病んでる気満々のナタリーポートマンの演技が素晴らしく、切ないエンディングは鳥肌ものです。
じわじわくる笑い。
しっかりと作り込みされたシナリオと演出。
流石の出来。
映画でも何度か取り上げられている題材 "ファースト" 。ストーリーはとても取っつきにくい。
しかしシュヴァンクマイエル監督のこの作品は、ストーリーよりも非現実的で摩訶不思議な世界観、そして俳優による>>続きを読む
昭和の風情、特に新宿ゴールデン街を中心とした当時の雰囲気を十二分に感じることができる。
DV、タバコのポイ捨ては当たり前。今となっては考えられない汚すぎる砂浜(おそらく江ノ島?)。
多少はオーバーな表>>続きを読む
過去に鑑賞した「卍」 (1964 , 1983)と比べると、とっつきやすいストーリーなので、受け入れやすい作品ではあった。